世田谷区と聞くと、なんだかお上品で高級そうというイメージが湧きますが、経堂駅は商店街や昔ながらの街並みが残るエリアです。
こんにちは、癒しにはアロマやお香を使うカーサミアライターの畑です。経堂は学生さんやファミリー層も多いため、生活に便利なお店やリーズナブルな飲食店がたくさんあります。
この街で暮らすのは、どんな人が向いているのか? 今回は経堂におすすめの人のタイプについてお伝えします。
経堂がおすすめなのはこんな人
商店街のある街が好きな人
連載の第2回目でもお伝えしましたが、経堂駅前には「経堂すずらん通り」と「経堂農大通り商店街」があります。
どちらの商店街にも個性豊かなお店がそろっており、飲食店だけでなく、クリニックや雑貨店、美容院、こだわりの食料品店などさまざまな多くのお店が軒を連ねています。
私が歩いたときの印象ですが、すずらん通りは大通りがすぐそばにありつつも、静かでゆっくり歩けました。農大通り商店街は人の行き来も多く、賑やかな雰囲気です。
どちらの商店街も特別セールや季節の行事、神社の例祭などを行っています。一人暮らしだと季節を感じる間もなく、一年が過ぎてしまうものですが、商店街がそばにあると季節感のあるイベントや買い物を楽しめます。
写真はすずらん通りにある「島田履物店」です。こちらは小田急線の開通と同年に開店した靴屋さんで、2019年で創業92年をむかえる老舗です。こういった古き良き街並みが残るのも、商店街がある街のよいところですね。
リーズナブルなお弁当屋さんやお惣菜屋さんも並んでおり、一人暮らしをはじめる女性にはぴったりな街です。
図書館や読書が好きな人
駅を出るとロータリーがあるのですが、ぐるりと回った向かい側には街の図書館があります。「経堂図書館」は駅の高架下にあるという、ちょっと珍しい図書館です。
一般の図書だけでなく、ワークショップや子ども向けのおはなし会を開催しながら、世田谷の魅力を発信しています。ビジネスコーナーでは就労支援を、入口のそばでは障害者施設で製作された商品を販売しています。
本の貸し借りだけでなく、地域の活性化にも一役買っている図書館ですね。高架下にあるのに、入口や施設内は明るく清潔です。
小説や雑誌、漫画が好きなビブリオ女子、仕事で調べ物がある人などは重宝するかもしれません。
開館時間も火曜~土曜は夜の9時まで開いているので仕事帰りにも寄れます。日曜・月曜・祝日は夜8時まで。休館日は年末年始と毎月第3木曜日の館内整理日、特別整理期間です。
東京や神奈川に職場や実家がある人、週末はプチ温泉旅行を楽しみたい人
小田急線は新宿から相模大野を通り、厚木や小田原、片瀬江ノ島方面を走っています。この区間に職場や実家がある人には便利な街でしょう。
また、小田急の特急ロマンスカーを使えば新宿から箱根湯本まで、約1時間30分で到着します。週末は日帰り温泉でプチ癒しの旅ができるなんて最高ですね。
あるいは江ノ島に出て、海を眺めながらスイーツを楽しんだり、名物しらす丼を食べたりする食べ歩きツアーも可能です。仕事と自宅の往復だけなんて退屈です。働くオトナ女子の週末は小田急を使いこなしたプチ旅行で決まりでしょう。
経堂の街におすすめな人のタイプを解説しました。この辺りで一人暮らしを考えている人の参考になったでしょうか? お店は駅前に集中しているので、買い物や用事を済ませるのに、歩き回らなくて済みそうです。
それでいて電車のアクセスもよいので、都内の主要スポットへ出かけるにも、行楽地へ出かけるにも便利です。
こんな街でお気に入りのお部屋が見つけられたら素敵です。次回は気になる経堂の家賃相場と購入相場。ぜひ参考にしてくださいね。