多摩川駅で女性の一人暮らし情報①アクセス・治安・地震

東京都大田区の北西に位置する東急電鉄の「多摩川駅」は、すぐそばを駅名と同じ川が流れています。川向こうは神奈川県川崎市になっており、区の境目はすぐそこです。今回はこちらの駅にスポットを当ててみます。

こんにちは、小説や漫画はSFものが好きなカーサミアライターの畑です。多摩川駅がある街も、映画「シン・ゴジラ」の撮影地にもなった街として知られていますね。ここで一人暮らしをするとしたら、どんな生活になるのでしょう?

一人暮らし女性にとって「多摩川」の住みやすさ

交通アクセス★★★☆☆ 東急目黒線・東横線・多摩川線の3路線利用可能
治安★★★☆☆23区中13位だが、閑静な住宅街が広がる
防災/地盤★★★☆☆ 川沿いはやや注意が必要だが、駅周辺は大丈夫
生活利便性★☆☆☆☆駅前にお店が少ない
家賃相場★★☆☆☆交通利便性が高いため、家賃も高め

※★による5段階評価/カーサミア編集部まとめ

各項目の詳細については、順番に説明していきます。

この記事では多摩川での電車のアクセスや駅の使いやすさ、防災・防犯情報などの解説です。この街に引っ越しを考えている人はぜひ参考にしてくださいね。

多摩川駅の一人暮らし情報①駅情報

多摩川駅には東急電鉄の3路線が乗り入れています。

都心への電車アクセス

多摩川駅には東急目黒線、東急東横線、東急多摩川線の3路線が乗り入れています。東横線と目黒線は急行・準急車両が停車します。東急多摩川線は各駅車両が停車となりますが、そもそも始発駅なうえ、この路線は全て各駅での運行です。

多摩川を起点にすれば、目黒、川崎、横浜の3方面へ出かけることができます。仕事だけでなく、ショッピングやレジャーにも便利なのはまちがいありません。

目黒線は東京の目黒から神奈川の日吉まで走っており、東横線は渋谷、横浜間を走っています。東急多摩川線は、多摩川から蒲田までを運行しています。

「多摩川」駅の路線情報
・ 東急目黒線 (急行・準急停車駅)
・ 東急東横線 (急行・準急停車駅)
・ 東急多摩川線 (始発)
駅名所要時間
自由が丘直通4分(東横線利用)
渋谷直通13分(東横線利用)
(朝の通勤時間帯 14分)
新宿三丁目直通22分(東横線利用、渋谷駅より副都心線に乗入)
目黒直通14分(目黒線利用)
(朝の通勤時間帯 15分)
横浜直通17分(東横線利用)

※出典:ジョルダン

多摩川駅の使いやすさ

駅構内はきれいに整備されており、明るい印象を受けます。

多摩川駅は地下1階、地上2階建ての造りになっています。地下は東急多摩川線のホーム、地上1階は改札口、地上2階は目黒線と東横線のホームになっています。

エレベーターが1か所、エスカレーターは3か所すべての階段に併設されているので、乗り降りも楽です。ホーム中央の階段そばには、立ち食いそばの「梅もと 多摩川店」と、ベーカリーショップの「神戸屋」があります。

駅は広いですが改札は1か所なのでわかりやすいです。改札の目の前には「LAWSON+toks」があります。トイレもそこまで広くはありませんが、自動水栓になっており、明るく清潔です。

また、東急電鉄では一部の路線に「女性専用車」を導入しています。東横線の平日・始発~9時30分の電車であれば、上り下りともに用意されています。該当車両は1号車です。目黒線と東急多摩川線には女性専用車両はまだありません。

参考:女性専用車|東急電鉄

駅周辺についてですが、駅を出るとすぐに住宅街が広がります。「田園調布せせらぎ公園」と「多摩川台公園」という大きな公園があり、駅はこの2つの公園にはさまれるような形で建てられています。

お店は少なく、個人経営のラーメン屋やクリーニング屋がぽつぽつとあるくらいです。出がけや帰宅時に駅前で買い物をするには不向きかもしれません。

しかし、住宅地が密集しているがゆえに人通りは多く、駅の目の前に広がる多摩川の景色はなかなかのものです。緑に囲まれて静かに暮らしたい人にはおすすめの街です。

多摩川駅の一人暮らし情報②治安・災害への強さ

大田区の犯罪発生件数・割合

一人暮らしだとまず気になるのは治安です。
ここで東京23区の治安ランキングを見てみましょう。

治安ランキング

犯罪発生数昼間人口(H27)流出人口(H27)犯罪発生率
1位文京区1,329346,13258,8760.33%
2位千代田区3,287853,06811,3560.38%
3位中央区2,595608,60341,1170.40%
13位大田区5,871693,865173,8600.68%

※犯罪発生率は【犯罪発生件数÷(昼間人口+流出人口)】にて計算
※出典: 犯罪発生件数:警視庁犯罪発生状況昼間人口+流出人口:東京都総務局統計

東京23区の犯罪発生割合を比較すると、大田区は13位。だいたい真ん中くらいのランキングです。物件を選ぶときは周辺の環境やセキュリティに、より気を配りたいところですね。

数字だけで見ると不安になる方もいるかもしれませんが、これは区全体の件数です。どうしても繁華街がある街、人口密集地などは犯罪発生件数も多くなるため、そのような街を抱える区のランキングは下がり気味です。

女性の一人暮らしとなるとなにかと心配事が増えますが、必要以上に不安にならないようにするのもポイントです。逆にいえばどれだけ犯罪件数が少ないエリアでも、防犯対策を怠ってはいけません。

駅チカや交番近く、大通り沿いの物件にするなど、意識しながら物件を探してみるようにしましょう。

地震・洪水・災害への強

住むなら地震や災害への強さも気になります。
多摩川駅周辺の地盤から推定される「地震の際の揺れやすさ(表層地盤増幅率)」は、以下の通りです。

多摩川駅周辺の「地震の揺れやすさ」(出典: 国立研究開発法人 防災科学技術研究所 地震ハザードステーション

地震の揺れは、震源地に近いほど大きくなるだけでなく、地盤が軟らかいほど大きくなります。地図の赤いほうが柔らかい(揺れやすい)地盤、青いほうが固い(揺れにくい)地盤になります。

多摩川駅周辺の「地震の際の揺れやすさ(表層地盤増幅率)」は1.4~2.0で地震ハザード評価は「中程度」~「やや高め」の場所となっています。
西側~南側に行き過ぎると多摩川があるため、揺れやすさが上がります。物件は川から離れた場所がよさそうですね。

また、多摩川駅周辺で今後30年以内に、以下の強さの「地震がある確率(揺れに見舞われる確率)」は以下の通りです。

震度5弱以上の揺れに見舞われる確率99.9%
震度5強以上の揺れに見舞われる確率91.9%
震度6弱以上の揺れに見舞われる確率47.4%
震度6強以上の揺れに見舞われる確率7.7%

※出典: 国立研究開発法人 防災科学技術研究所 地震ハザードカルテ

多摩川駅周辺では、30年以内に震度5強以上の地震が起きる確率が9割を越えます。東京都内で暮らすのであれば、地震への対策は必須です。

住まいを選ぶときは、必ず「新耐震基準」の建物を選ぶようにしましょう。

「新耐震基準」(1981年以降)に建てられた建物であれば、震度6強~7程度の揺れでも倒壊しないように設計されています。「品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)」(2000年)以降の建物であれば、さらに安心できますよ。

ほかにも、家具の転倒防止処理をする、防災グッズを用意しておくなど、自分でもできる地震対策を考えおくようにしましょう。

参考記事:地震情報を徹底解説!「地震予測は信頼できる?」「震度5強ってどのくらい怖い?」

その他の防災情報(土砂災害・洪水・液状化など)

防災グッズの準備や避難場所の確認は忘れずに|出典:大田区ホームページ:大田区ハザードマップ(風水害編)表面より抜粋

大田区で公開しているハザードマップ(風水害編)によると、多摩川駅周辺には浸水の危険性は出ていません。

もっと川に近付くと少し気になりますが、駅周辺から北側~東側であれば比較的安心できそうですね。これは物件選びのポイントになるでしょう。

お部屋が決まったら避難経路の道のりも確認するようにしましょう|出典: 大田区ホームページ:土砂災害(特別)警戒区域の指定について

東京都では土砂災害の危険がある区域を「土砂災害(特別)警戒区域」と指定しており、大田区では96区域が指定されています。地図で見てみると駅の北側、多摩川台公園を中心に該当区域が点在しています。

実際に歩いてみてよかった場所、気になった場所

多摩川駅西口の光景です。駅前なのに非常に穏やかな時間が流れています。

駅の周りにお店は少ないのですが、点在している飲食店や食料品店などはこだわりのお店が多くて気になります。住宅街のそばですが、車やバイク、自転車の行き来が少ないので、女性や子どもも安心して歩けます。

かなり静かな駅なので人が少ないのかと思いましたが、住民は多いので駅や周辺はにぎやかです。多摩川沿いにある運動場や河川敷でのスポーツやイベントに参加する人の姿もたくさんありましたね。

多摩川駅の利便性について解説しました。3路線も乗り入れているのに、ビジネス街のような雰囲気はなく、人が暮らすための街という雰囲気が漂っています。

静かな場所で暮らしたい人にはもってこいのようですが、生活するためにはお店や施設が必要です。次回は多摩川駅周辺のお店・施設情報をお届けします。

※記事の内容は執筆時点のものになります

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