築31年のオフィスビル「JRWD錦糸町タワー」のバリューアップリノベーションが行われ、「選ばれるオフィスビル」へとアップデートしたんですって!
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ワーカーのウェルビーイングを支える多様なラウンジが設置され、地域に開かれた公開空地も整備されたんですって。早速詳細をチェックしていきましょう!
築31年オフィスビル「JRWD錦糸町タワー」をバリューアップ
JR西日本不動産開発株式会社と、不動産ストックの流通・利活用を推進するリノベーションプラットフォーム運営のリノベる株式会社が、錦糸町エリア(東京都江東区)のオフィスビル「JRWD錦糸町タワー」においてバリューアップリノベーションを実施し、3月31日に竣工したそうです。
このプロジェクトは、JR西日本不動産開発がアセットマネージャーを務める不動産私募ファンドが事業主となり、リノベるが企画・設計・監理・施工を担当したということです。
80坪の空き区画を共用ラウンジに改修、地域の子ども達との共創で公開空地を「街に愛される居場所」へ
JR西日本不動産開発が掲げる「既存ストックの有効活用を通じた持続可能な社会への貢献」を体現するため、1994年竣工(築31年)の「JRWD錦糸町タワー」において、約80坪の空き区画と外構の公開空地を改修。
ワーカーのウェルネス向上と地域貢献が両立されたことで、テナント企業から「選ばれるオフィスビル」へとアップデートしたそうです。


プロジェクトの背景
コロナ禍を経て対面コミュニケーションの価値が再認識され、現在、多くの企業が「オフィス回帰」へとシフトしていますよね。
都心のオフィス市場では空室率に改善の兆しが見られる反面、テナントの人気は新築ビルに集中する傾向にあり、築古ビルが中長期的に資産価値を向上させるためには、時代のニーズに合わせた共用部の改修が不可欠となっているそうです。
JR西日本不動産開発が2025年9月に「JRWD錦糸町タワー」を取得後、入居テナントへのヒアリングを実施したところ、「休憩スペース」や「一人で集中できる場所」「大人数が集まれる場所」を求める声が多く挙がったといいます。
健康経営の潮流のもと、ワーカーの「ウェルビーイング」を支える環境は、企業がオフィスを選定する際の重要な指標となっているそうです。
こうしたニーズに応えるため、各テナント企業が単独では確保しにくい多様なワーカーサポート機能を、ビル共用部として集約・整備する計画が立案されました。
約80坪の「共用ラウンジ」の新設と、閉鎖的だった公開空地の整備が行われたということです。
コンセプト:「itoma riverside」
オフィスビルと街と川、オンとオフをつなぐ余白の創出
錦糸町はかつて横十間川の水運が物流を支え、生産と生活が密接に混ざり合ってきた歴史を持ちます。
近年、水辺の景観を活かした再開発が進む中、「JRWD錦糸町タワー」が街から孤立せず、連続した街並みの一部となることを目指し『itoma riverside』をコンセプトとして策定されたそうです。
働くことと休むこと、個人の時間と他者との交流の境界に、川の流れのようにやわらかな「いとま(余白)」を設ける空間設計が行われたということです。


リノベーションのポイント
それでは、リノベーションのポイントを詳しく見ていきましょう!
①「働く」と「休む」を緩やかにつなぐ2階共用ラウンジ「itoma lounge」
約264㎡(約80坪)の空間に、気分や用途に合わせて気軽に使えるスペースと会議室を一体化したラウンジが新されました。ビルに入居する企業のワーカーなら誰でも利用できるスペースだということです。
集中からリフレッシュまで、ウェルビーイングに寄与する多様な居場所
自然光を感じながら作業できる「まどぎわラウンジ」、靴を脱ぐ小上がりタイプの「くつろぎラウンジ」、心身を整える「瞑想ルーム」、Web会議に集中できる防音個室「フォンブース」など、特徴の異なる多様な空間が完備。
気分に合わせて最適な居場所を選択でき、ワーカー一人ひとりのウェルビーイングを高められるそうです。
また、エントランスにはオフィスアロマを導入し、オン・オフの切り替えができるように配慮しているということです。


多様なワークシーンに応える「可変設計」と「スマートな運用」
4名から10名用まで、大小5室のミーティングルームが新設されました。可動パーテーションを開放することで最大14名の打ち合わせに対応可能だということです。
中央の「ひろばラウンジ」は家具のレイアウト変更により、20人~30人規模のイベントスペースとしても利用できるそうです。各会議室はQRコードから簡単に予約できるシステム「Airリザーブ」が導入されました。
ランチタイムはラウンジエリアの予約を制限し、多くの人が利用できるよう工夫するなど、柔軟かつスムーズな運用を実現しているということです。


②ビルと街の「結節点」となる公開空地の再生と参加型アート
有効活用されていなかった公開空地を、オフィスワーカーだけでなく近隣住民やまちを行き交う人々も立ち寄れるパブリックスペースへと再生しました。
錦糸町の歴史を受け継ぎ、振る舞いを誘発するデザイン
周辺エリアが「ドラム缶発祥の地」である歴史的文脈を反映し、ドラム缶をモチーフにした円柱形のストリートファニチャーが設置されました。
さらに、水面の波紋や泡をイメージした床面グラフィックにより、「休憩する」「遊ぶ」「待合わせする」「通り抜ける」といった行動を自然に促すデザインが施されています。
物理的な改修を最小限に抑えつつ、視覚的なデザインの力で、形式的な公開空地を「滞在できる空間」へと昇華させているそうです。


物件概要/会社概要
物件概要
- 施設名称:JRWD錦糸町タワー(旧錦糸町プライムタワー)
- 所在地:東京都江東区亀戸1丁目5番7
- 交通:東京メトロ半蔵門線 / 錦糸町駅 徒歩約8分、
JR総武本線 / 錦糸町駅 徒歩約8分、JR中央・総武緩行線 / 亀戸駅 徒歩約9分 - 規模構造:鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階地上17階建
- 工事種別:改修工事
- 改修対象面積:2階共用部 264.57㎡ / 公開空地 約3,550㎡
- 既存建物竣工年:1994年8月
- 改修建物竣工年月:2026年3月
- 事業主:JR西日本不動産開発株式会社
- 企画・設計・監理・施工:リノベる株式会社
会社概要
JR西日本不動産開発株式会社
- 所在地:大阪市北区中之島二丁2番7号
- 代表者:代表取締役社長 藤原 嘉人
- 創業:1965年3月
- 資本金:13,200百万円
- 事業内容:駅ビルの開発及び管理運営、高架下の整備・開発及び管理運営、商業施設・オフィスビルの開発及び管理運営、マンション、戸建住宅の分譲及び賃貸、マンション・戸建住宅のリフォーム、建設業、JR 西日本の土地・建物・高架下等の不動産資産の管理、不動産ソリューションの提案及び実施、不動産の仲介・鑑定、不動産ファンドの企画/運用
- Webサイト:https://www.jrwd.co.jp/
リノベる株式会社
リノベるは、ミッション「日本の暮らしを、世界で一番、かしこく素敵に。」の実現に向け、個人・法人が保有する不動産ストックの流通・利活用を推進しながら、提供者(サプライヤー)とのマッチングを実現する統合型リノベーションプラットフォームを構築している企業です。
全国500社のパートナー企業と連携し、個人顧客向けに国内No.1の実績(※1)を持つ中古マンション探しとリノベーションのワンストップサービス「リノベる。」や、法人顧客向けにCRE戦略推進と有効活用ソリューションをワンストップで提供する「都市創造事業」を展開。
※1 リフォーム産業新聞1670号(2025/10/27発行)「マンションリフォーム売上ランキング2025」にて、ワンストップサービスを手掛ける事業者として首位
また、サプライヤーには、リノベーションに最適化された経営・運営・DX支援も行っています。
- コーポレートサイトURL:https://www.renoveru.jp/corporate/
- リノベる。URL:https://www.renoveru.jp/
- 都市創造事業サービスサイトURL:https://renoveru.co.jp/citycreate/
今回は、JR西日本不動産開発とリノベるが行った、築31年のオフィスビル「JRWD錦糸町タワー」のバリューアップリノベーションについてお伝えしました。
気分や用途に合わせて気軽に使えるスペースがいくつもあるのは嬉しいですね!内部で働く人たちだけではなく、地域との繋がりも考えられたリノベーションが素晴らしいと感じました。
時代のニーズに合わせたリノベーションで既存物件を活用できる事例がこれからも増えていくといいなと思います。


