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フェリシモから、女性のための防災セットが登場!災害時にも安心・快適

災害が起こったとき、避難場所での着替えなどのプライバシー、防犯面や生理用品の不安など、女性ならではの困りごとは尽きませんよね。こんにちは、カーサミアライターのあんどうです。今回は、災害時の不安を軽減し...
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現金も防災グッズの一つ!非常用持ち出し袋にいくら用意するべき?

災害時に停電が発生した場合、クレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレス決済が利用できなくなる可能性があります。キャッシュレス化が進み、現金を普段あまり所持していないという方も、防災用に現金を準備しておく必要があります。今回は、防災士という防災系の資格保有者である私が、現金を防災ポーチや非常用持ち出し袋に準備しておいたほうが良い理由や、いくら用意しておくべきかなど、「災害時の現金の必要性」に関して紹介します。まだ非常用持ち出し袋に現金を用意していないという方は、ぜひ準備を始めるきっかけにしてみてください。災害時はクレジットカードや電子マネーなどを利用したキャッシュレス決済が利用できないことが想定されます。停電時にはお店などのレジやキャッシュレス決済の読み取り機が利用できなくなり、アナログな「現金のみ」の会計になる可能性があるのです。しかし現金をATMから引き出そうとしても、停電等の影響により、銀行やコンビニのATMが利用できない可能性があります。仮に電気が復旧し、ATMが利用できるようになったとしても、ATMには現金を求めている人で長蛇の列ができ、現金を引き出すまでに時間がかかることが想定されます。そのため、最低でも生活費の3日〜1週間分程度の現金を、非常用持ち出し袋の中に用意しておきましょう。また、外出時に持ち歩く防災ポーチにも現金を用意しておくといいです。現金は一万円札で用意するのではなく、千円札や百円玉、十円玉などの小銭も多めに用意しておくのが便利です。小銭は自動販売機や公衆電話などでも利用できます。現金は、使いやすくひと目でわかりやすいように「コインケース」に入れて備えるのがおすすめです。また、災害時に必ずしもすべてのキャッシュレス決済が利用できなくなるわけではないため、リスク分散のためにも現金だけでなく、多様な決済を準備しておきましょう。たとえば停電中もQRコード決済ならできる可能性があります。また店舗によっては、クレジットカード決済システムに災害時用の「オフラインモード」を備えている場合もあります。現金を用意していても災害時に持ち出せなかったり、災害が長期化して現金使い切ってしまった場合などは、移動式ATM車や「キャッシュアウトサービス」を活用してください。災害時に「通帳・カード・印鑑」を持ち出せなかった場合や紛失した場合でも、災害時は銀行で特別措置が取られるため現金の引き出しが可能です。現金の備えだけでなく、銀行の口座番号をメモしておいたり身分証明証のコピーを用意しておいたりすることで緊急時にもスムーズに手続きなどが行なえますよ。
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実家が被災…遠方に住む私ができることは?【防災士解説】

実家を離れて遠方で暮らしているときに実家が被災したら、不安でたまりませんよね。今回は、防災士という防災系の資格保有者である私が、「遠方の実家が被災した場合」について解説します。遠方の実家が被災した場合、私たちにできることは何なのか、また離れた場所からでも実家を手助けできるのか、詳しく紹介していきます。遠方の実家が被災したときは、何をすれば助けになるでしょうか?質問「以前に実家のある地域で地震があったときは『帰ってこなくていい、大丈夫だから何もしなくていい』と言われてしまいました。押し切って帰るべきだったのか、支援物資などを送るべきだったのか…どうすればよかったのか知りたいです。」回答:遠方の実家が被災した場合、何よりもまずは家族の安否確認を行いましょう。しかし、災害時はスマホなどの携帯電話の回線が混雑し通じにくくなることがあります。そのため、緊急を要する人が消防や警察等へ助けを呼べなくなる可能性があるため、できるだけ電話での安否確認は避けてください。代わりに、災害時にはEメール・SNS(Twitter・Facebook・LINEなど)・通話アプリなど、パケット通信を利用したツールで連絡を取ることが推奨されています。災害時にすぐに安否確認ができるよう、平常時に家族と「災害時の連絡のとり方」を決めておくことが大切です。被災した実家へ支援物資を送る方法:災害時は、支援物資など多くの荷物が行き来することが予想されます。不要不急の荷物を家族へ届けることは避け、本当に支援物資を必要としている場合のみ届けるようにしましょう。災害時に荷物を送る場合には、郵便局のサービス(ゆうパック、レターパック等)を利用するのがおすすめです。また、災害の影響から荷物の発送に遅延が発生する可能性があるため、ナマモノや冷凍食品、賞味期限が近い食品を送るのは避けてください。また、ライフラインがストップしている場合、お米や小麦粉など調理が必要な食材も避けましょう。被災した遠方の実家へ赴いても大丈夫?:特に被害の大きい大規模な災害の場合は、被災直後に実家へ赴くことは基本的には推奨しません。被災直後の現地は多くの混乱が予想され、二次災害などの危険性も考えられるでしょう。「自分が行っても迷惑を掛けるかもしれない」「心配だけど行くのが怖い」など、不安がある場合には行かない選択をおすすめします。もちろん現地へ赴くことで手助けできることもたくさんありますが、赴かずとも遠方から手助けできることはちゃんとあります。無理はせず、自分でできる範囲で実家の手助けを行いましょう。最後に、もし遠方の実家が被災して家族と連絡が取れない場合は、災害用伝言ダイヤル・災害用伝言板を活用したり、郵便葉書等の無償交付を利用したりしましょう。まずは何よりも、家族の安否確認と現地の正しい情報を収集することが先決です。その後、本当に自分が現地に赴いても大丈夫なのかを判断してください。また、もし現地に赴けなくとも、遠方からでも家族を手助けする方法があるということも、忘れないようにしてくださいね。
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一人暮らしで被災、もしも大怪我をしたらどうなる?防災士が解説

災害時にケガをしてしまった場合、どのように治療を受けられるのか皆さんご存知でしょうか?今回は、防災士という防災系の資格保有者である私が、「災害時の医療体制」について紹介します。大規模な災害の場合、国から「災害救助法」の指定を受けた地域在住の被災者は、医療機関における医療費の一部免除を受けられます。また、保険証を持ち合わせていない、紛失・消失した場合でも医療機関の利用が可能です。意識不明であり、なおかつ保険証などを持ちあせておらず身元確認ができない場合でも、警察などの関係機関に照会が行われ、身元が特定できれば親族に連絡が入るため、心配ありません。傷病者が多数発生する大規模災害では、多くの人が大怪我をし治療を必要とします。また、災害の影響により道路が使えず、たとえ大怪我をしたとしても救急車の到着を期待できない可能性もあるでしょう。傷病者の治療優先順位を決める「トリアージ」が行われるようになりました。これにより、緊急を要する重症度の高い傷病者から適切に処置や搬送が行われるようになったのです。大規模災害では、必ずしもすぐに治療が受けられるとは限りません。「緑タッグ」に相当する怪我であれば、自分や周りの人が怪我をしてしまっても対応できるよう、簡単な応急手当の方法を覚えておきましょう。また、災害時には救急道具が手に入るとは限らないため、代用品で治療できる方法を重点的に紹介します。また、もし意識不明で運ばれた際でも、身元がすぐに分かるよう「身元確認メモ」を持ち歩くことも大切ですよ。身元確認メモには、住所・名前・電話番号・家族や会社の連絡先・かかりつけ病院・常備薬など記載しておくといいです。また、財布などに入れて日頃から持ち歩いておきましょう。紙のメモの代わりに、iPhoneの「メディカルID」やAndroidの「緊急情報」などを活用するのもおすすめです。災害時に備えて、非常用持ち出し袋などを備えることも大切ですが、災害時の医療機関の体制について知っておくことも大切。正しい知識を身につけておくことで、災害時に必要な治療を適切に受けられるようになるでしょう。