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防災

防災士「部屋に防災グッズ置けないなら…」宅配型トランクルーム活用術

「部屋が狭くて防災用品の収納場所がない」「防災用品を分散して収納したい」「災害時に大切なものをなくさないために別の場所に保管しておきたい」という場合、宅配型トランクルームなど外部へ預けて備えるという手段もあります。今回は、防災士という防災系の資格保有者である私が、「防災用品の収納におすすめの宅配型トランクルーム」に関して、おすすめの宅配型トランクルームや預ける際の注意点を紹介します。宅配型トランクルームとは、預けたい荷物を自分で宅配便で送って、サービス会社の倉庫に荷物を保管してもらえる収納サービスのことです。防災におすすめの宅配型トランクルームは「防災ゆうストレージ」。日本郵便と寺田倉庫が共同企画した防災向け宅配型トランクルームで、2022年2月1日よりサービスの申し込みが開始されています。避難先での生活が長期化した場合に必要になる物資や、アルバムなど災害時になくしたくない大切なものを預けられます。日本郵便は全国各地に配達が可能なことに加え、災害時でも郵便集配送を止めない体制づくりがなされているため、災害時でも手元に荷物を届けてもらえる可能性が高いです。また、荷物が保管される寺田倉庫についても、硬質な地盤の土地で、耐震基準を満たした倉庫に保管されるため、災害の被害を受ける可能性も低いです。このほか、「CARAETO(カラエト)」「サマリーポケット」「宅トラ」もおすすめです。宅配型トランクルームを利用する際は、運営会社が被災してしまった場合や、災害状況や道路状況により宅配自体が困難になってしまう場合もあることに注意しましょう。食品・可燃物・ワレモノ・液体・現金など、サービス会社によっては預かってもらえないものもあるため、利用する前に預かり可能な荷物の確認を行っておきましょう。すべての防災用品を宅配型トランクルームに預けようとは考えないようにしてください。「自宅に置いておくモノ」「宅配型トランクルームに預けるモノ」とうまく分散させて防災用品を収納するようにしてくださいね。