災害時、ライフラインが止まると「水で手を洗うことすらできない」という現実に直面します。
そんなときに心強い、少しの水で泡が出て、しっかり汚れを落とせる携帯用のドライソープシートを見つけました!
こんにちは、カーサミアライターのあんどうです。
今回は、株式会社アイリスが販売する【アワデルノ】を、実際の使用感をとともにご紹介します。
長期保存が可能で、軽くてコンパクト。
防災リュックに入れておいて損のない、とても頼れるアイテムです。
ぜひ最後までご覧下さい。
携帯用ドライソープシート【アワデルノ】とは

「アワデルノ」は、株式会社アイリスが開発・販売する、わずかな水で泡立ち、手や体を洗える携帯用ドライソープシートです。

わずかな水で泡立ち、しっかりと汚れを落とせることと、拭き取るだけで手洗いが完了することが特徴です。
さらに、アワデルノにはトフェコロールやアロエベラ葉エキスなどの保湿成分も配合されており、洗いすぎによる手荒れを防ぐ配慮もなされています。

水分を含まない状態でパッケージされているため、ウェットティッシュのように乾燥してしまう心配がなく、長期保存にも適しています。

シートは無臭で、乾燥している厚手の不織布のような素材。
紙せっけんのように水に溶けてしまうことがないので、しっかりと手や体をこすり洗いすることができます。
また、触ってもベタつきはなく、さらっとした感触です。
アウトドアや旅行、外出先での手洗い代用品としてはもちろん、防災グッズとしても注目のアイテムです。
商品名:ドライソープシート「アワデルノ」
内容量:24枚入り
サイズ:(シート)縦10cm×横10cm
価格:880円(税込)
アワデルノを使ってみた感想:軽い・使いやすい・清潔感◎

災害時の使用を想定しながら、実際にアワデルノを使用してみました。
基本的な使い方は、水をかけ、手で揉みながら泡立てるだけです。

ペットボトルのキャップ3分の1(約2ml)程度の水でも泡立ちますが、やはり水の量が多い方が、よく泡立ちます。
今回はシート1枚に対して、ペットボトルキャップ1杯分(約7ml)を使用しました。
モコモコの泡、とまではいきませんでしたが、手を洗うには十分な泡立ちです。
手洗いだけであればシート4分の1でも十分な量の泡が立つので、カットしておくのもいいですね。
泡を洗い流さずに、そのまま拭き取ってみたところ、不快なベタつきも残らず、スッと泡切れしました。
洗い上がりはしっとり。
私はアトピー体質で乾燥肌なのですが、突っ張る感じもなく、肌への刺激も感じませんでした。
防災グッズとして“肌に優しい”というのはかなり安心感があります。
ちなみに実験の一環として、手にわざと油をつけて洗ってみたのですが、泡を拭き取るだけでは完全には落としきれませんでした。
汚れがひどい時には、やはり水でのすすぎは必要だと感じます。
軽い汚れや手汗程度であれば、拭き取りだけでも問題なさそうです。
また、「掃除にも使える」とのことでしたので、手を洗ったあとの泡が残ったシートで洗面台の赤カビ汚れを拭いてみました。

シートは厚手でしっかりしており、ゴシゴシ擦っても破れる気配はなし。
結果、表面の赤カビ汚れはしっかり落ちました。

手を洗って、さらに掃除に使ったあとでも、破れる気配は全くありません。
ただの手洗い石鹸の代用品ではなく、さまざまな用途に使えそうです!
アワデルノがあれば、非常時の清潔をあきらめなくていい!
わずかな水で泡立ち、ふきとりだけで簡単な汚れを落とせる「アワデルノ」は、防災リュックにひとつ入れておくだけで、災害時の衛生対策に役立つアイテムだと感じました。
水を多く使えない状況でも、手や体を清潔の保つことができ、しかも無香料・保湿成分入りで肌にやさしい設計なのが嬉しいポイントです。
さらに、不織布素材で破れにくく、掃除にも使えるほどの丈夫さと洗浄力があります。
「手洗い後にシートでそのまま汚れが気になるテーブルを拭く」といった使い方も可能です。
ウェットティッシュのように乾燥する心配もなく、紙せっけんのように溶けてしまうこともないので、長期保存にも最適。
パッケージは防災リュックに入れても嵩張らない大きさなので、備蓄もしやすいです。
シートを4分の1サイズにカットして、密閉できる小さい袋に入れて、日常の通勤バッグに入れておくのもおすすめ。
災害時はもちろん、混雑した洗面所や、真夏の発汗後に体をさっぱりさせたいときなど、「あってよかった」と感じられる場面は意外と多くありそう。
防災用品にありがちな「買ったまましまい込んで忘れる」ではなく、普段使いにも自然に取り入れられるのがアワデルノの大きな魅力。
あなたの防災グッズに、ぜひ加えてみてくださいね。