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災害時、なくて困ったもの【2023年アンケート結果】ランキングTOP5

防災
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台風、地震、大雨……。
これらによって起こる停電や断水、ガス供給停止を想定して、普段から何か準備をしていますか?

水や食料の備蓄くらいはしているけれど、ほかに何が必要になるかよくわからない…ということはないでしょうか。

今回カーサミア編集部では、実際に災害に遭った経験のある人にアンケートを実施。

“災害時、なくて困ったものランキング トップ5”としてまとめてみました。

かさみやちゃん
かさみやちゃん

実体験に基づいた生の声なので、本当に必要な防災グッズは何か、どんなものをそろえておけばよいか、考える参考になると思います。

ぜひチェックして、災害がやって来てから慌てないように、足りないと思うものがあったら今のうちに用意しておきましょう。

それでは早速第5位から!

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災害時、なくて困ったものランキング第5位:ラジオ

停電でテレビが見られず、スマホのバッテリーもなくなって…。と困った人が多数|イメージ画像:写真AC

体験談「台風の影響で停電になりました。テレビがつきません。スマホは充電がなくなってしまい天気関連のニュースが見られませんでした。台風がどこにいるのか、いつ過ぎるのかわからず困りました」

災害時はとっても不安。
いまどういう状況なのか、情報が欲しいですよね。
しかし災害時には停電でテレビが見られないということになりかねません。
そんなときに限ってスマホのバッテリーが残り少ないということも。

そこで活躍するのがラジオです。

スマホのラジオアプリでもラジオ番組を聴けますが、長時間だとバッテリー切れが心配。

その点、電池式のポータブルラジオなら電池の持ちがよくて、単4電池2本で250時間以上の電池寿命があるモデルも発売されています。

普段ラジオは聞かないという人も、防災グッズとして小型の電池式ラジオを一つ持っておくといいでしょう。

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災害時、なくて困ったものランキング第4位:飲料水

断水になってから買おうとしても、売り切れている可能性が。重いので、通販で買って備蓄するといいでしょう|イメージ画像:写真AC

何はなくても“飲み水” がないと生きていられません。

体験談「地震で1日断水。でも、水を手に入れることができませんでした。大勢の人が近所のスーパーやドラッグストアに水を買いに行き、在庫切れだったからです」

今回のアンケートでも、このような回答がありました。
備蓄用としてミネラルウオーターを買っておくことをおすすめします。

1日に必要な水分が3リットル(農林水産省HPによる)として、3日から1週間分。
一人暮らしの場合は計21リットルくらい。

ウオーターサーバー用などの10〜20リットルといった大容量の水は運ぶのが大変です。
長期保存できるペットボトル入り飲料水セットを通販で買って置いておくといいでしょう。

また、周りの家は断水しなかったとしても、以下のようなケースもあるようです。

体験談「台風で寝ている間に停電になっていて、マンションの給水システムが止まり、朝起きて洗顔や歯磨きができなくて困りました」

特にマンション住まいの人は要注意です。

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災害時、なくて困ったものランキング第3位:モバイルバッテリー

連絡を取ったり、情報を得たり…スマホは生活必需品。モバイルバッテリーを充電しておくこともお忘れなく!|イメージ画像:写真AC

ネット検索、通話、買い物の支払い、動画や音楽視聴、ゲーム……。
スマホは1台で、なんでもできて便利。
すっかり生活必需品です。

ただ、ありとあらゆるサービスや機能が集中しているため、スマホが使えなくなるとなにもできないという恐れもあります。

なのに、スマホのバッテリーってあまり長持ちしませんよね。

体験談「地震で停電したとき、スマホの電池がなくなりモバイルバッテリーもなくて、だれとも連絡が取れなくて困っていました」

体験談「台風で3日くらい停電。いつまで停電が続くかわからず、スマホで台風情報を調べたかったのにバッテリー残量が気になって……」

こういう事態に陥らないように、持っておきたいのがモバイルバッテリー。

避難所や避難場所を調べたり、家族や友人、知人と連絡を取ったり。
バッテリーの残りを心配せずに、スマホを活用できます。

体験談「モバイルバッテリーは持っていたのですが、充電するのを忘れていました。スマホが使えなくなりそうでした」

アンケート回答者の中には、このような人もいたので、モバイルバッテリーへの充電は普段からこまめにしておきたいですね。

また、モバイルバッテリーがあってもまだ不安という人には、手回し式の充電器もおすすめ。
停電してモバイルバッテリーも使いきったという場合でも、手動でスマホに充電ができます。

アンケートの回答の中にも「手回し式の充電器があればよかった」という声がありました。

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災害時、なくて困ったものランキング第2位:非常食

災害が起きてから買いに行っても、売り切れてしまう可能性が…。非常食は、保存がきいてすぐ食べられるものを準備して|イメージ画像:写真AC

体験談「東日本大震災のときに計画停電がありました。スーパーなどで食料品の買い占めがあり、私が買い物に出た頃には食べるものがスーパーの棚からなくなっていました」

体験談「北海道胆振東部地震で3日間の停電。災害に何も備えていなかったので、家にある食べ物がいつまでもつか分からず不安でした。近くのスーパーやコンビニの食料品もすぐに売り切れてしまい、何も置いてませんでした」

飲料水と並んで絶対に備蓄しておきたいのが食料品です。

災害時は停電、断水になりやすいし、ガスも止まる可能性が高いです。
火を使わず、電気が止まっていてもすぐ食べられる長期の保存が利くものが理想的。

缶詰、カンパン、チョコレートが代表的ですが、バラエティに富んだメニューが詰め合わせになった非常食セットも販売されています。

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災害時、なくて困ったものランキング第1位は?

そしていよいよ“災害時、なくて困ったものランキング!第1位”の発表です。

体験談「台風が直撃して夜間停電になった。実家に住んでいるときには家にあった懐中電灯だけど、引っ越し後は持っていなくて後悔」

体験談「台風で一時的に停電。懐中電灯がなかったので、家の中が真っ暗になってしまって、どうすることもできずにとても困りました。きちんと用意しておけばよかったと思いました」

体験談「自宅にいるときに東日本大震災に。停電が1週間以上続きました。懐中電灯がなくて夜に困りました。携帯の灯りでは心もとなく、バッテリーがなくなったら次にいつ充電できるかも分からないのでずっと不安でした」

体験談「台風の影響で停電になってしまい、夜まで停電が続きました。家の中が真っ暗になり、何も見えなくて困まったし、恐怖感も覚えました」

今回のアンケートでいちばん多かった回答は、“懐中電灯”

懐中電灯がなくて困った人が多数。夜に真っ暗になってしまうと、想像以上に不便で不安なものです|イメージ画像:写真AC

災害時に停電になると夜は真っ暗。

私たちは普段、夜は電灯の灯りがあって当たり前だと思って生活しています。
突然の暗闇は不便なだけでなく恐怖だと思います。

「一応懐中電灯はあったけど、液漏れして壊れかけていた」という声もあったので、すでに持っている人は、ちゃんと使えるかどうか一度点検してみることをおすすめします。

また、次のような回答もありました。

体験談「懐中電灯はあったのですが、食事中などに周囲が照らせる置き型のランタンもあればもっとよかったです」

懐中電灯だけでなく、LEDランタンのような置き型の照明器具があれば心強いですね。

そうそう、予備の電池も忘れずに!
懐中電灯やLEDランタンだけでなく、第5位で紹介したラジオにも必要です。

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災害時、なくて困ったものランキング 番外編

災害時、なくて困ったものランキング、いかかでしたでしょうか。

飲料水と非常食が必要なのはわかりますが、普段ひんぱんには使わないであろうラジオと懐中電灯はちょっと盲点だったかもしれません。

アンケートではトップ5で紹介したもののほかに、カセットガスコンロを挙げた人も多くいました。

電気もガスも止まってしまったとき、そのまま食べられる非常食はありがたいですが、温かい料理が食べられたらうれしいですよね。

想像していたより挙げた人が少なかったのは簡易トイレ。
でも断水するとトイレが流せなくて困るので、用意しておいた方がいいと思います。

かさみやちゃん
かさみやちゃん

簡易トイレは100均でも売っているので、数個だけでも備蓄しておいてくださいね!

ほかには保冷剤防寒のための使い捨てカイロお風呂が使えないときの身体を拭くシートろうそくが必要という意見などがありました。

本記事で紹介したものを参考に、いま持っている防災グッズを再点検してみてくださいね。

本当に役立つ防災グッズは?費用をかけずに買うべきもの【防災士解説】
今回は、防災士が「費用を抑えたいときでも買うべき、本当に役立つ防災グッズ」を紹介します。防災グッズはついつい特別で高価なものと考えられがちですが、必要な防災グッズは案外リーズナブルに購入でき、身近で揃えられます。この記事をきっかけに、防災グッズの準備をまずは一歩はじめてみてほしいです。1.救急セット:災害時は、多くの傷病者が発生するため怪我をしても直ぐに病院で見てもらえるとは限りません。そのため、災害時に怪我をした際には自身で応急手当するしかない可能性もあり、救急セットは必ず用意しておきたいアイテムの一つです。100均で手軽に揃えられます。細々と買い揃えるのを面倒に感じるなら、セットになった商品を買うのもよいでしょう。2.簡易トイレ:便器等に便袋を付けて、排泄後に吸水シートや凝固剤で水分を安定化させるものです。100均やホームセンターなどで購入できますよ。3.モバイルバッテリー:いざというときスマホが使えないという事態にならないためにも、モバイルバッテリーの用意は欠かせません。モバイルバッテリーを選ぶ際には複数回充電ができるよう大容量のものを選び、充電ケーブルも複数本あわせて準備しておきましょう。4.懐中電灯:災害の影響で停電してしまった際に安全に行動できるよう欠かせないアイテムです。懐中電灯を選ぶ際には、連続点灯時間が長いものを選ぶのがおすすめ。また、ラジオがついているなど、懐中電灯にプラスアルファの機能が備わっている商品を選ぶのもいいですね。 まずは揃えてほしい4つの防災グッズを紹介しましたが、これら以外にも揃えてほしい防災グッズはたくさんあります。防災グッズをできるだけ費用をかけずに揃えたい方に向けて、安価に揃えるコツも紹介しています。実際に災害を経験してみないと、防災グッズの必要性を実感するのは難しいですよね。しかし、一つでもいいので防災グッズを準備していることで、いざ災害に遭遇した際にそのアイテムがあなたの生活や、ときには命を守ってくれることに繋がるかもしれません。まずは一つでもいいので、準備を始めてみてくださいね。
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【2022年5月25日公表の最新の「首都直下地震等による東京の被害想定」を反映】防災グッズはたくさんありすぎて、どれが本当に必要なものかわかりにくいですよね。高い防災グッズを買ったのに、実際には使わなかったとはなりたくないものです。今回は、防災士という防災系の資格保有者である筆者が、「いらない(必要性が低い)」と思った防災グッズを紹介します。無駄な防災グッズを購入せずに、本当に必要なものだけを揃えられるよう、ぜひ防災グッズ選びの参考にしてみてください。今回、必要性が低いとご紹介するのは実際に使う機会が少なかったり、他により良いアイテムがあったり、一人暮らしの女性には不向きなグッズが多いです。「必要性が低いもの」ではありますが、しかし、すべての人にとって必要ないわけではありません。人によって異なることがあるということを前提に、防災グッズ選びの参考にしていただければと思います。・買わなくてOKな防災グッズ1 テント:避難所に行けば基本的に野外で寝泊まりすることはほとんどないため、テントの必要性は低いです。また、避難所内では広げるスペースがなかったり、避難所によってはテントの設置が禁止されていたりすることもあります。テントを用意するよりも、寝袋・エアーマットを優先して用意するのがおすすめです。・買わなくてOKな防災グッズ2 手回し系のグッズ:ラジオ、懐中電灯、充電器を用意するなら手回しよりも、通常の電池式のものや充電式のものを用意するほうがおすすめです。また、電池式を用意する際には十分な量の電池も併せて用意しましょう。・買わなくてOKな防災グッズ3 大容量ポータブル電源:高価で大容量のポータブル電源を用意するよりも、停電時でも情報収集などに欠かせないスマホだけでも利用できるように、持ち運びやすい小型のポータブル電源やモバイルバッテリーを優先して用意するのがおすすめです。・買わなくてOKな防災グッズ4 ナイフ:もし用意するのであれば、ナイフのみの機能だけではなく多機能な防災用の万能ナイフを用意するのがおすすめです。・買わなくてOKな防災グッズ5 ロープ:ロープを正しく取り扱うためには専門知識と訓練が必要です。何かを縛る目的であれば、ガムテープを優先して用意するのがおすすめです。・買わなくてOKな防災グッズ6 大容量の水:運びやすく使い切りやすい500ミリリットルを3日〜1週間程度分、優先してたくさん用意するのがおすすめです。・買わなくてOKな防災グッズ7 ローソク・マッチ/ライター:室内を明るくできるアイテムを揃えたいのであれば、電池式や充電式の懐中電灯やランタンを優先して用意するのがおすすめです。・買わなくてOKな防災グッズ8 コンパス:オフラインでも利用できる地図アプリを事前にスマホにダウンロードしておいたり、災害時に被災地で無料で利用できる「00000JAPAN」などを活用したりしましょう。東京都であれば「東京都防災アプリ」がおすすめです。・買わなくてOKな防災グッズ9 携帯用浄水器:断水に備えて十分に500ミリリットルの飲料水を用意しておくほうがいいでしょう。
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