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一人暮らしの生活費・家賃シミュレーション計算ツール【使い方&解説】

お金・節約
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東京に住む場合の生活費・家賃・貯金額…の費用って、目安はどのくらいなのかな?

かさみやちゃん
かさみやちゃん
編集長・ヨシムラ
編集長・ヨシムラ

こんにちは。カーサミア編集長のヨシムラです。

編集長・ヨシムラ
編集長・ヨシムラ

今回は、カーサミアで作成した 【生活費シミュレーション計算ツール】 についてご紹介します!

一人暮らしをもうすでに始めている方、自分の生活費の内訳を把握していますか?
またはこれから始めようとしている実家暮らしの方は、具体的なイメージがついていますか?

世の中にはたくさんの目安表や計算ツールがありますが、実際のところ、家賃が高い地域(東京近郊や首都圏など)に住むことが想定されていないものが多いように思われます。

せっかく家計管理をしようと思って調べても、
「家賃は手取りの3割未満が目安だから、いま住んでいる部屋よりも家賃を下げなさい」と言われて途方に暮れてしまいます!

かさみやちゃん
かさみやちゃん

いま住んでいる部屋は、選べる中で一番安い部屋なんですよ。

これ以上安い部屋には住めないです!

かさみやちゃん
かさみやちゃん
編集長・ヨシムラ
編集長・ヨシムラ

通勤のしやすさ・セキュリティ面を考えると、そう簡単には家賃を下げられないですよね。

しかしこの状況では、いろんな部分で「家賃が高いから仕方ない」と諦める人が増えてしまいます。

「家賃が高いから食費を切り詰めて、苦しい生活をしなきゃ」とか、
「家賃が高いから貯金できないけど、仕方ない」
って思っちゃいます。周りの人たちもそう言ってるし。

かさみやちゃん
かさみやちゃん
編集長・ヨシムラ
編集長・ヨシムラ

ですよね。

でも、それは、もったいないと思うのです。

そこそこ納得できる部屋に住んで、生活も楽しんで、貯金もして将来に備える。

そんな暮らしのできる女性になってほしいと、私たちは思っています。

そんな暮らし、できたらいいですね~~

かさみやちゃん
かさみやちゃん
編集長・ヨシムラ
編集長・ヨシムラ

そのために家賃の高い地域にも対応した【生活費シミュレーション計算ツール】を作りました!

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そもそも、平均的な生活費はいくら?

はじめに、平均的な生活費を知るため、総務省統計局がおこなっている2022年の「家計調査」を見てみましょう。

「東京や都心部は家賃が高い」など、住居費は地域差が大きいので、ここでは住居費以外を「生活費」とし、また分かりやすいように月ごとの平均を出して、一覧表にしてみました。

「34歳以下の女性」の平均的な生活費

費目月平均生活費に
占める割合
食費33,479円27.55%
光熱水道費 8,957円7.37%
日用品費 4,498円3.70%
被服費 8,311円6.84%
医療費 4,765円3.92%
交通費 7,433円6.12%
自動車等関係費 7,021円5.78%
通信費 6,054円4.98%
その他40,999円33.74%
医療保険料など 1,035円0.85%
生活費の合計121,517円100%

ちなみに「その他」には、教養娯楽費・美容費・交際費・冠婚葬祭費・雑費・使途不明金などが含まれています。

「35~59歳の女性」の平均的な生活費

費目月平均生活費に
占める割合
食費46,975円28.34%
光熱水道費12,674円7.65%
日用品費 7,043円4.25%
被服費 9,562円5.77%
医療費11,602円7.00%
交通費 4,928円2.97%
自動車等関係費 9,429円5.69%
通信費 7,970円4.81%
その他55,584円33.53%
医療保険料など 4,336円2.62%
生活費の合計165,768円100%

参考:2022年家計調査 家計収支編 第10表 単身世帯のうち勤労者世帯(女)34歳以下、単身世帯のうち勤労者世帯(女)35~59歳|総務省統計局

生活費の合計は、34歳以下で121,517円。35歳以上で165,768円です。年齢が上がるに伴って収入が増えるのか、生活費もある程度増えているようですね。

基本的には、この「生活費」に「家賃」を足したものが、月間の支出になると考えていきましょう。

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生活費は、大きく「削れないもの」と「調整が効くもの」に分けて考えよう

統計での費目は細かく分かれていますが、カーサミアでは削れない「基本生活費」と、「自分で調整できるお楽しみ費」に分けて考えることをおすすめしています。

大幅に削ることが難しい「基本生活費」

基本的には削れない「基本生活費」を取り出すと、こんな感じになります。

「34歳以下の女性」の基本生活費 

食費33,479円
光熱水道費 8,957円
日用品費 4,498円
医療費 4,765円
通信費 6,054円
交通費 7,433円
合計65,186円

「35~59歳の女性」の基本生活費 

食費46,975円
光熱水道費12,674円
日用品費 7,043円
医療費11,602円
通信費 7,970円
交通費 4,928円
合計91,192円

35~59歳は、34歳以下と比べて生活費全体の合計は1.4倍ですが、医療費については2倍以上に増えています。

これは単純に「年齢に伴って収入が増えたから…」というわけではなさそうです。これから家計管理を始めようという方は、年齢とともに医療費が確実に増えることを念頭に置いていてくださいね。

※「自動車関係費」について。
地方の場合は自動車が必須の地域もあるでしょう。しかし都心部で暮らす一人暮らし女性の場合は、車が必要ないことも多いですので、今回の「基本生活費」からは除いています。

調整のきく「お楽しみ費」と「貯金」

「被服費」と、統計では「その他」にまとめられている、教養娯楽費・美容費・交際費・冠婚葬祭費・その他雑費など。これらは調整の効く支出として、「お楽しみ費」と「貯金」に分けて考えましょう。

基本生活費を払い終わったあとの自由なお金だと思って、すべてを「お楽しみ費」にしてしまってはいけません。

たとえば、「その他」には、必ずしも毎月は発生しない「冠婚葬祭費」を月々に平均した金額も含まれています。また、娯楽として旅行に行くと、まとまった出費になるでしょう。

こうしたイレギュラーな支出に備えるため、将来へ向けた貯金と併せて、毎月の貯金をしておくことが必要ですね。

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自分の収入から、生活費・家賃・貯金額…の目安をシミュレーション

以上の内容を踏まえて、「カーサミア」では家賃の高い都心部などで暮らす一人暮らし女性にとって、現実的に役立つ情報をご提供すべく【手取りや額面金額から、生活費シミュレーションを計算できるツール】を作りました。

収入に応じた目安が分かれば、今の自分のお金の使い方を改善することもでき