手取り18万円・家賃8万円で一人暮らしできる?

手取り18万円・家賃8万円で一人暮らしできる?

あこがれの都内で自由な生活を手に入れたい。でも、お金に苦労はしたくない。いまの手取りで実際に一人暮らしをはじめたら、生活費はいくらになるのか。

こんにちは、カーサミアライターの畑です。この記事ではお給料の手取り額から家賃と生活費を逆算し、暮らしのシミュレーションを解説しています。

家賃以外の食費や水光熱費は概算です。ご自分の生活状況に合わせて数字を変えつつ、イメージしてみてくださいね。

手取り18万円とは?

そもそも「手取り」とはどういう意味なのでしょうか。
お給料には「額面」「控除」「手取り」という金額があります。

「額面」とは会社から支給される給与の総額です。「額面給与」「額面金額」などとも呼ばれます。給与明細には「総支給額」として記載されていることが多いですね。

ご存じの通り、お給料は額面がそのまま振り込まれるわけではありません。これを「控除」と呼びます。

控除とは、あらかじめ一定の金額を差し引くことで、すべての国民が公平に税金を負担すべきだという考えに基づいて生まれた仕組みです。
たとえば、結婚して家族ができたときに適用される扶養控除は、既婚者は家族を養うのに生活費が必要なので、支払うべき税の負担を軽くするというものです。

つまり、控除が適用されると、そのぶん収める税金が少なくなるというわけですね。ちなみに、控除の金額は、年齢や扶養人数、その年の税率によっても変わります。

額面から控除を差し引いたものが「手取り」です。手取りは給与明細に「差引支給額」などと記載されます。

額面 - 控除 = 手取り

大まかですが、このような計算になると覚えておくとよいでしょう。
ここからは、具体的な内訳を解説します。

月給額面(給与)とボーナス(賞与)のシミュレーション


給与明細の例|給与では赤枠真ん中の控除部分をシミュレーションします

20代~30代 、独身の女性。会社員として都内に勤務している人の例です。
健康保険は協会けんぽに加入中として計算しています。

【月収シミュレーション】
◆ 月給額面:225,000円

控除項目控除金額
厚生年金20,130円
健康保険10,857円
雇用保険675円
所得税4,550円
住民税8,334円
控除合計44,546円
手取り(差引支給額)180,454円

また、交通費 がある人は「手取り」にプラスして支払われます。
交通費は「通勤手当」と呼ばれることもあります。交通費は非課税なので税金などはかかりません。

もし交通費が10,000円だった場合、180,454円 + 10,000円 = 190,454円となります。給料日になったら、190,454円が自分の銀行口座に振り込まれていることになりますね。

なお、今回の解説でいう「手取り18万円で一人暮らし」は、交通費は含まない計算です。交通費は毎月の定期代で使ってしまいます。
生活するためのお金は、180,454円であると覚えておきましょう。

続いてボーナスについて解説します。
ボーナスは給与明細で「賞与」として記載され、毎月の給料と同じように控除が発生します。

【ボーナス(賞与)シミュレーション】
額面賞与:350,000円

控除項 控除金額
健康保険17,272円
厚生年金32,025円
雇用保険1,050円
控除合計50,347円
手取り(差引支給額)299,653円

夏と冬の年2回でボーナスが支払われるのであれば、299,653円が夏冬それぞれに振り込まれるということになります。

最後に年収の計算です。
一般的に「年収」は年金や税金を控除する前の総支給額で計算します。

月給は額面225,000円 、ボーナスは1回につき額面350,000円支給とします。
以下では、ボーナスの有りと無しのパターンを解説します。

【年収シミュレーション】
<ボーナス有り>

項目計算式金額
額面給与分225,000円 × 年12回2,700,000円
額面賞与分350,000円 × 年2回支給700,000円
年収額 給与 2,700,000円 + 賞与 700,000円3,400,000円

<ボーナス無し>

項目計算式金額
額面給与分225,000円 × 年12回2,700,000円
額面賞与分支給無し0円
年収額給与 2,700,000円 + 賞与 0円 2,700,000円

もし、保険を申し込みたいときやクレジットカードを作りたいときに「年収は?」と聞かれたら、ボーナス有りの人は340万円、ボーナス無しの人は270万円と伝えましょう。

なお、ボーナスは支給の有無や支給額に変動があるものなので、生活資金の充てにはしないほうがいいですね。

普段の生活は月々のお給料でやりくりして、ボーナスは貯金や投資に回すようにするのが賢明です。

参考:イージー給料計算|給与計算の仕方

一般的な家賃と食費の金額とは

イメージ画像:写真AC

一人暮らしの一般的な家賃は?

全国賃貸管理ビジネス協会の全国家賃動向調査によると、各都道府県の1部屋(1K・1DK・1LDK) の家賃は以下の通りです。

【1部屋の家賃】

都道府県 金額
東京都69,162円
神奈川県57,906円
埼玉県53,088円
千葉県51,245円

参考: 全国賃貸管理ビジネス協会/2020年5月の全国家賃動向調査

首都圏で比べても、東京都は家賃が高額ですね。
手取り18万円で8万円のお部屋に住むのは難しいのでしょうか。しかし、これはあくまで平均値。

生活費内訳の「住まい」に比重を置いて、他とのバランスを調整すれば実現できるかもしれません。

手取りから家賃を算出してみましょう

一般的に家賃は手取りの3分の1と言われています。これにあわせると手取りが18万円の場合、家賃の目安は6万円となります。

今回は家賃8万円の想定なので、目安の家賃から計算すると2万円のオーバーです。2万円の差は大きいですね。

しかし女性の一人暮らしともなれば、防犯対策のある物件や立地といった条件は重要です。通勤時間や買い物の利便性も考えると、都内で暮らすためにはある程度の家賃を想定しておいた方がよいでしょう。

社会人であれば貯金や保険も必要になってきます。以下ではこれらの金額も含めた内訳を考えていきます。

一人暮らしの食費の平均額

家賃と同じく毎月かかるお金といえば「食費」です。
総務省が発表した「平成30年(2018年)家計調査報告(家計収支編)総務省」を見てみましょう。

食費の平均(円)外食費(円)外食費の割合(%)
全体44,60616,91437.9%
男性51,75921,90142.3%
女性34,3439,78028.4%

参考:総務省 「平成30年(2018年)家計調査報告(家計収支編)」
※単身世帯のうち世帯主が勤労者である場合

これによると、全体の食費の平均における「外食」の割合は37.9%を占めていることがわかります。
女性にしぼって見てみると28.4%です。一人暮らしの女性は平均で毎月の食費の約3割を外食に使っているということになります。

食費の全体から外食費を引くと、34,343円 – 9,780円 = 24,563円。
この約2.5万円にはコンビニ弁当・お惣菜などの「中食」も含まれているでしょうから、コンビニも使わずになるべく自炊中心で生活するなら2万円くらいでしょうか。

この仮定をもとに生活費をシミュレーションしてみることにしましょう。

状況別に見た生活費の内訳

イメージ画像:写真AC

毎月の生活費をどのように使うのかは人それぞれです。ここでは3つの生活パターンにわけて解説していきます。

外食・コンビニ食を普通に利用する人

ここでは“外食・コンビニ食を普通に利用する人”の生活費の内訳を見ていきます。

とはいえ少しでも節約したいので、外食は控えめにしてコンビニを多めに使うイメージで、平均的な食費よりも少し抑えて3万円で計算しています。

項目金額(円)
家賃80,000
水光熱費10,000
通信費(ネット、スマホ)10,000
食費30,000
服・美容・生活用品10,000
交際費11,000
趣味・娯楽10,000
保険7,000
貯金12,000
合計180,000

あくまで想定なので、それぞれの金額はまんべんなく割り振っています。

毎月、美容院に行っている人や習い事がある人、資格のスクールに通っている人などは、この内訳では足りない部分があるかもしれません。足りない部分は別の項目を見直してやりくりする必要があります。

貯金額を減らすのは、できれば避けたいことですが、貯金に気をまわし過ぎて普段の生活が荒んでしまうのもよくありません。

そんなときは副業を検討してみたり、ボーナスが見込めるのであればボーナスを全額貯金に回したりすることを考えてみるとよいでしょう。

完全に自炊して、娯楽・交際費を優先する人

次に、日々のランチ(昼食)も手作りのお弁当にして、娯楽・交際費を優先する人の生活費の内訳を見ていきましょう。

平均的な自炊の食費イメージで、2万円で計算しています。

項目金額(円)
家賃80,000
水光熱費10,000
通信費(ネット、スマホ)10,000
食費20,000
服・美容・生活用品12,000
交際費15,000
趣味・娯楽14,000
保険7,000
貯金12,000
合計180,000

自炊することで浮いた食費の1万円を、服・美容・生活用品や交際費、趣味・娯楽といった項目へ振り分けてみました。こちらはあくまで概算なので、自分の状況によって金額を変えてみてくださいね。

もう少し手堅く生活したい、という人は保険や貯金の金額を多めにして、趣味・娯楽などをおさえてもいいかもしれません。

奨学金返済のある人

最後は“毎月、奨学金の返済がある人”の生活費についてです。
ここでは月々の返済額を1万円として見ていくことにします。

食費は自炊中心で、2万円と計算しています。

項目金額(円)
家賃80,000
水光熱費10,000
通信費(ネット、スマホ)10,000
食費20,000
服・美容・生活用品10,000
交際費11,000
趣味・娯楽10,000
保険7,000
貯金12,000
奨学金10,000
合計180,000

奨学金を毎月1万円返済する分、外食・コンビニ食中心の生活と同じく、ほかの生活費は抑え気味になります。奨学金の返済は大変ですが、きちんと返していきましょう。

返済の遅れや滞りが起こらないよう、事前にこのようなシミュレーションを行っておくことは大切ですね。ほかにも簡単にできる節約術やDIY術はたくさんあります。

カーサミアでも女性が一人で気楽にできる方法を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

今の収入で家賃・食費の目安はいくら?
私の「生活費の目安」を計算する >>

参考記事:一人暮らしでもエアコンつけっぱなしがお得?夏の電気代節約術5選(前編)

参考記事:捨てる前に試してみて!保冷剤を消臭剤として再利用♪

実際に手取り18万・家賃8万円で暮らしている人の体験談

イメージ画像:写真AC

大変だった人の体験談

かなりギリギリです

(~25歳/東京都世田谷区 / 家賃:8万円、手取り月収:18.5万円)

住環境が非常によく、女性の一人暮らしでも安心そうなオートロック式のワンルームマンションという条件的が魅力で選びました。

本当は6万ぐらいのワンルームを借りようと思って物件探しをしていたのですが、実際には世田谷区内ではそういった物件は私の条件を満たしていないものばかりで、結局8万の家賃でも妥協するしかないと思いました。生活はキツキツですが、環境が良いので満足しています。

友人の結婚式が続き、ギリギリでした

(~25歳/東京都小金井市/ 家賃:7.5万円、手取り月収:18.3万円)

バストイレ別やオートロック等、心地よく生活できる部屋のためなら、節約する生活の方が苦ではないと思ったので、この部屋にしました。

贅沢をしなければそれなりに生活できたと思うのですが、友人の結婚ラッシュが始まった時期で、地元や遠方に行かなければいけないことが多く、生活はギリギリでした。移動は夜行バスを使用、ヘアセットはもちろん自分で、学生時代の貯金を切り崩すこともありました。

普段は交通費を節約するため、10km程度は自転車で移動しました。休みの日はカフェに行く習慣を改め、図書館等、お金を使わない場所に出かけていました。

大変でした。貯金する余裕がない

(~25歳/東京都八王子市/ 家賃:7.9万円、手取り月収:18.8万円)

初めての一人暮らしだったので、オートロック付と2階以上のところがよく、その条件で選ぶとなるとこの価格帯しかありませんでした。

節約のために会社には毎日お弁当を作って行っていました。外食は週末のみと自分の中でルールをつくっていました。それでも携帯代や光熱費などを払うとギリギリで、貯金はほとんどできませんでした。買いたいものを買えるのはボーナスがでた時のみでした。

大丈夫だった人の体験談

少し大変でしたが意外といけました

(~25歳/東京都品川区/ 家賃:8万円、手取り月収:18.7万円)

会社に近くて、オートロック付きで、2階以上の条件で探していたので高くなってしまいました。

家賃の高いところに住んだので、それ以外のところで節約をと考えて、まずは光熱費だと思い、電気のアンペア数を下げました。料金は減ってよかったですが、エアコンと電子レンジやT-falを使うと電気が落ちることは何回もありました。

また、外食を控えて会社にもお弁当を持って行くなど、食費の節約もしていました。

特に苦なく暮らせています

( ~25歳/ 埼玉県新座市/家賃:7.8万円、手取り月収:18万円)

親の強い希望でセキュリティの強いマンション、高い階層に住むように言われていたため、7.8万円の部屋を選びました。

家賃以外に使えるのは1ヶ月10万円ほどの生活ですが、全く普通に暮らせています。1番大きかったのは、普段の生活でほぼ外食をしていないことだと思います。自炊をして、低予算でどれだけ満足できるようになるかが重要かなと思います。

家賃を安く抑えるにはどうしたらいい?お部屋選びのポイント

できるだけ家賃を安く抑えたい…!誰でもそう思いますよね。よく見かける物件の要素で、どっちを選べば安くなるのか比較してみます。
メリットとデメリットもまとめているので、物件選びの参考にしてくださいね。

各駅しか停まらない駅 vs 急行が停まる駅

各駅停車駅を選んだほうが家賃は確実に安くなります。沿線にもよりますが、10~15%ほど抑えられることも。

勤務先へ直通の駅を選びたい、この沿線が好きなど、沿線にこだわりがある方は、各駅停車駅を選んで家賃を抑えましょう。

各駅しか停まらない駅を選ぶメリット

・家賃を抑えられる
・希望の沿線に住める

各駅しか停まらない駅を選ぶデメリット

・通勤時間がかかる場合がある(沿線内の乗り換えが必要、または通過待ちなど)

木造 vs 木造以外

建物の構造や種別でも家賃は抑えられます。家賃を下げるには「木造」を選ぶこと。

木造となると概ねアパートになりますが、この選択は主要駅に近い場合に、より効果を得られる傾向があります。木造を選ぶことで、10%前後家賃を下げて住むことができるかもしれませんよ。

木造を選ぶメリット

・家賃を抑えられる
・主要駅に近い駅を選べる可能性がある

木造を選ぶデメリット

・木造住宅なので、「遮音性」「耐久性」「耐震性」「防火性」などの心配がある
・木造住宅は2階建てのアパートタイプが多いため、エントランスなどの共用部などがなく(外階段を使って直接玄関に行ける)、防犯・セキュリティ面に不安がある

築年数が古い物件 vs 築浅物件

なるべく新しい建物に住みたいって思いますよね。
一般的に「築浅」と認識されているのは5年くらいまでです。

結論としては、築年数が新しい・古いで必ず家賃が下がるかというと、そうではありません。

新築に近いほうが賃料が高くなることはもちろんありますが、実は「築〇年までが新しい」=「だから家賃が高い」という基準はありません。どちらかというと、そのエリアの物件の空室状況によるところが大きいです。

賃貸を募集している物件がたくさんあれば「余っている」ということで、築年数が新しくても著しく家賃が高くなることはありません。

逆に人気の場所で、物件が常に足りないようなエリアは築年数が古くてもあまり家賃は安くならない傾向があります。

まとめるとこうなります。

・空室の賃貸物件が多い=物件が余っている=家賃が安くなる
・空室の賃貸物件が少ない=人気エリア=家賃が高くなる

また、築年数が30年以上になると、室内設備も古くなりますが近年はリフォームやリノベーションにより、内装は新しくなっていることも多く、古さは感じません。ですが建物自体が古いと、建物の性能も悪くなるので、熱暖房効率が悪いなど住んでから出てくる事態に注意が必要です。

築年数が古い物件を選ぶメリット

・人気エリアに住みたい場合は家賃を抑えらえる場合がある

築年数が古い物件を選ぶデメリット

・家賃を抑えるために古い建物を選ぶと、建物の耐久性などに心配がある
・家賃を抑えた割に、光熱費がかかるなどの別の費用が多くかかる場合がある

3点ユニット(バス・トイレ・洗面が一緒)vs バストイレ別

これも根深い「バストイレ問題」です。

お風呂とトイレが別々の家がいいと思って探していいても、希望家賃を下げると3点ユニットと言われる「お風呂・トイレ・洗面」が一緒になっている部屋ばかりということがよくあります。
逆に、ここをこだわらなければ、家賃を下げられるということですね。

バス・トイレ・洗面にキッチンを足した「水回り」と言われる設備は、意外と室内でもスペース(面積)を必要とするため、別々にするのと一緒にするのでは仕上がるお部屋の専有面積に大きな差が出てきます。

水回りを別々にするを「A」、できる限り一緒にするを「B」として比べてみましょう。

水回りの考え方6畳の居室を確保するための必要面積
A それぞれバラバラにして6畳を確保する(設備を設置するために壁やドアも必要) 30㎡前後
B できるだけコンパクトにまとめて、6畳を確保する 20~25㎡

Aのほうが快適に過ごせますが、必然的に必要面積が広くなるので家賃も高くなります。

ということで、家賃を下げるためには「バス・トイレ別」の条件を外しましょう。

3点ユニットの物件を選ぶメリット

・家賃を抑えられる

3点ユニットの物件を選ぶデメリット

・浴槽につかりにくい(上部にシャワーあり)
・洗面台のスペースがない、狭い
・トイレにウォームレットやウォシュレットがない
・入浴後は洗面やトイレを使う際に、熱気が残っている

ミニキッチン vs 2口コンロ以上のキッチン

都心の便利な場所の物件に多い、ミニキッチンタイプ。キッチンにこだわりのない方は、ミニキッチンの物件を選ぶことで家賃を抑えられますよ。

ミニキッチンは、コンロが1つ(IHまたは電気式が多い)、シンクも幅がない(フライパンが洗えない)、作業スペースがないのが特長です。あまり料理をしないタイプの方であれば、問題ないのですが自炊派の方は色々コツが必要です。

こちらも必要なキッチンを極限まで小さくすることで、専有面積を大きくしないで畳数を確保する設計上の技ですね。

キッチンのサイズ(形状)を小さくすることで家賃を抑えるのに、大きな役目を果たしてくれます。

ミニキッチンのメリット

・家賃が抑えられる

ミニキッチンのデメリット

・自炊はしづらい
・キッチンが小さい部屋は、電化製品や食器を置くスペースも確保されていない場合が多い

エアコンなし物件 vs エアコン付き物件

時々見かけるエアコンなしとエアコン付き物件。どちらを選べば家賃が下がるのでしょうか。

結論から言うと、どちらを選んでも家賃に大きな差は出ません。
でも初期費用は抑えられますので、費用圧縮には有効です。

一般的に大家さんが物件にエアコンをつける理由は以下のようなことです。参考までにお伝えしておきますね。

・他物件との差別化をして高く貸すために最初から設置
・なかなか借り手がつかないときに後から設置

ということで残念ながら、エアコンがついていないからっと言って「家賃が安い」とは限らないというわけですね。

エアコン付き物件を選ぶメリット

・初期費用を抑えられる
・季節を問わずすぐ引っ越せる
・エアコンが故障したら、オーナー負担で修理してもらえる

エアコン付き物件を選ぶデメリット

・古いタイプのエアコンだと、光熱費が逆にかかる可能性がある
・エアコン設置済だと自分好みのエアコンは設置できない

一人暮らし女性のための節約術

一人暮らしの女性だからこそできる簡単な節約術を紹介します。
ちょっと気を付けるだけで、年数千円〜数万円の節約につながるでしょう。
生活の中に少しずつ取り入れてみてくださいね。

家計管理をはじめる(家計簿をつけてみる)

生活費を自分で管理する第一歩といえば家計簿です。
難しい計算式を覚えたり、細かい項目を書いたりする必要はありません。

スーパーで買った食材は野菜でもジュースでもまとめて「食費」とする、スマホ代とインターネット代は合計して「通信費」とするといった考え方で大丈夫です。

最近では家計簿アプリもあるので便利ですよ。
毎日が手間であれば1週間ごとに計算してもかまいません。お財布のレシートやクレジットカードの明細などにある金額を計算してみましょう。

自分の月々の生活費がわかれば、どこを節約すればよいのかも見えてきます。

食材は安くて長持ちするものを買う

残業の日や友達に誘われて外食してしまい、自炊ができず結局ダメにしてしまったとなったら、お金も食材ももったいないです。

冷蔵庫で放置して腐らせてしまったなんてことのないように、食材は長持ちするものを選びましょう。ジャガイモやニンジンといった根菜類は長持ち野菜の代表です。

もやしは洗って水気をよくふき取れば冷凍保存ができます。一袋10円~30円で売っている一人暮らしの強い味方ですね。

鮮魚や生肉は必ず自炊できる日にあわせて購入するか、冷凍保存するようにしましょう。

コンセントを抜いて待機電力をカットする

つい、コンセントを差しっぱなしにしている電化製品はありませんか?
テレビやドライヤーなどはもちろん、洗濯機や炊飯器も一人暮らしであれば毎日は使いません。

エアコンや天井のライトのような電化製品は難しいですが、常に電源に繋ぐ必要のない電化製品はコンセントを抜いて「待機電力」を減らしましょう。

資源エネルギー庁の調べによると、一世帯あたりの待機電力は 消費電力の5.1%となるといわれています。

こちらは一人暮らしからファミリー世帯までを指しているので、最大値として捉えましょう。家族数が違えば、電化製品の数も種類も違いますよね。それでは仮に一人暮らしの待機電力が4%だとして、簡単に試算してみましょう。

毎月3,000円の電気代がかかる住まいであれば、3,000円×4%=120円という計算です。
120円×12カ月=1,440円、コンセントを抜くだけで1年で、約1,440円の節約になります。

コンセントを抜くのが面倒という人は、スイッチで電源の入り切りができる節電タップを使ってみるとよいでしょう。

参考:平成24年度エネルギー使用合理化促進基盤整備事業(待機時消費電力調査)報告書概要

お風呂の湯量を少しだけ減らしてみる

一人暮らし用のユニットバスにお湯を張ると平均して150リットル程度の水を使います。また、シャワーは1分間に10リットル程度の水が使われています。

例えば10分間シャワーを使ったとしたら、100リットル程度の水が使われていることになります。東京都水道局の水道料金に基づき、1リットル0.24円で計算してみます。

【毎日お風呂につかり、10分間のシャワーを浴びる場合のシミュレーション】

 バスタブ150L + シャワー 100L = 250L
 250L × 0.24円 × 30日 = 1,800円

お風呂だけで毎月1,800円支払っていることがわかりました。
これを半身浴などにしてバスタブを130Lに、シャワーを5分に抑えたらどうなるでしょう。

【毎日半身浴につかり、5分間のシャワーを浴びる場合のシミュレーション】

 バスタブ130L + シャワー50L = 180L
 180L × 0.24円 × 30日 = 1,296円

1カ月で504円、年間だと約6,000円節約できます。これはなかなか効果がありそうですね。お風呂の水を減らす以外にも、毎日を隔日にするなどでも調整できますよ。

参考:節水について | よくある質問 | 東京都水道局

エアコン以外のを使ってみる

夏場や冬場に大活躍してくれるエアコンですが、電気代となると 冬のアイテムで代替品がありますよ。ホットカーペットや電気毛布の方が安く済みます。

1畳用ホットカーペットの消費電力は、平均230W程度と言われています。エアコンは設定温度や風量によって違いがありますが、暖房の最大値1500Wで計算しましょう。

全国家庭電気製品公正取引協議会による目安単価に基づき、1時間あたりの電気代を27円とすると、電気代は以下の通りになります。

◆ホットカーペット 230W ÷ 1,000 × 1時間 × 27円 = 6.21円
◆エアコン 1,500W ÷ 1,000 × 1時間 × 27円 = 40.5円

実に6.5倍もの違いがあります。便利なエアコンですが、使い過ぎには注意したいですね。

最近では「一人用こたつ」なるアイテムも販売されており、一人暮らしをしている人には重宝されているとか。

参考記事:一人暮らしでも使える「夏はすっきりと、冬になったらコタツになる優秀テーブル」

夏には扇風機や送風機を取り入れてみるとよいでしょう。また、ベッドや布団の位置も見直してみてください。

窓辺や壁の近くにぴったりくっつけていると外気温の影響を受けます。数センチでも離してみるだけで違いますよ。

参考:「電力料金の目安単価」の改訂に関する件|公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会

スマホやネットの料金を見直す

今やスマホやネットを使わずに生活するのは難しい世の中ですよね。通信費は、食費や水光熱費と同じく、一人暮らしでも必ずかかる出費のひとつです。

格安スマホへの切り替えを検討

スマホの契約を大手キャリアにしている場合は、全体的に料金設定が高めのケースが多いので、格安スマホへの切り替え(乗り換え)を検討しましょう。

◆切り替えを検討するときのポイント
・自分の利用状況を把握する(通信量・通話時間)
・利用する通信量が同じプランを探し、その中で最も安い会社を選ぶ

毎月の通信量を把握せずに「安いから3ギガのプランでいいや」などと、金額だけで選ばないようにするのがポイントです。結局月末に通信量が足りなくなり、追加料金を支払ってギガ数を増やすハメになる、なんてことになると無意味ですからね。

Wi-Fi(無線LAN)とうまく併用する

スマホ料金を下げるために、Wi-Fi(無線LAN)もうまく使いこなしましょう。キャリアの回線だけでネットに繋いでいると、毎月のギガがどんどん減っていきます。しかし、自宅にいるときは光回線やポケットWi-Fiの回線に切り替えれば、スマホのギガを消費せずに済みます。

◆自宅用Wi-Fiを選ぶときのポイント
・スマホを契約しているキャリアのWi-Fiを選べば、まとめてお得になる
・持ち運べるポケットWi-Fiにすると、家の中だけでなく外でも自分のWi-Fiが使えるので、外出先でのギガ消費も抑えられる

最近は、駅や大型施設・公共施設やカフェなどにも、フリーで使えるWi-Fiが設定されていることがあります。利用には少し注意が必要ですが、お出かけした際はFree Wi-Fiも活用もイメージして、全体を見ながら通信費の見直しをしてくださいね。

食費節約におすすめ、自炊レシピ

節約でみなさんが考えるのは、やっぱり自炊による食費節約!

食費節約といっても「毎日納豆ご飯」「カップラーメンばかり」というのは少し寂しいもの…。健康のことも考えて、野菜を中心に自炊したいところです。

というわけで、カーサミアおすすめの自炊レシピをまとめました。お弁当に持って行けるおかずも紹介していますので、ぜひご覧ください。

冷凍庫に常備しておきたい!お助け食材

鶏胸肉は下味冷凍で1ヶ月OK。冷凍することでおいしくなる効果も!

にんじんは食費節約の味方!もう一品ほしいときのおかず3品

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手取り18万円の人が家賃8万円のお部屋に一人暮らしした生活費を解説しました。体験談を見るとみなさん、まず節約するのは食費と光熱費ですね。それでもこの手取りと家賃になると冠婚葬祭などの臨時の出費があると重たいようです。

せっかくの貯金を崩してはもったいないです。一人暮らしをスタートする際は、日々の生活費はもちろん、貯金や保険、急な出費が必要になることも考慮しながら計算するようにしましょう。

働くオトナ女子たるもの、仕事もプライベートも楽しく充実したものにしたいですね。

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※記事の内容は執筆時点のものになります

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