手取り20万円・家賃8万円で一人暮らしできる?

手取り20万円・家賃8万円で一人暮らしできる?

毎月のお給料の手取りが20万円の場合、一人暮らしは可能なのでしょうか? もし一人暮らしするとなったら、どんな生活になるのでしょう? こんにちは、カーサミアライターの畑です。

こちらの記事では一人暮らしの生活費の内訳について、手取り額別に分析していきたいと思います。 実際に20万円・家賃8万円で暮らしている人の体験談も掲載しています。

これから一人暮らしを考えている人も、独立しているけれど生活を見直したい人も、ぜひ参考にしてください。

一般的な家賃と食費の金額とは

イメージ画像:写真AC

手取りから家賃を算出してみましょう

一般的に家賃は手取りの3分の1と言われています。これにあわせると手取りが20万円の場合、家賃の目安は6.7万円となります。

今回は家賃8万円の想定で考えてみましょう。目安と比べると1.3万円の差額です。なかなか大きい額ですね。

しかし職場の立地や駅との距離、防犯・防災の都合などで8万円のお部屋に暮らすことを選ぶ人もいるでしょう。その場合はほかの生活費を節約することになります。

また、自分で生活をしていくのであれば貯金や保険の支払いも気になります。果たして希望のお部屋で充実した生活が送れるのか、その人の状況にあわせて計算してみましょう。

一人暮らしの食費の平均額

家賃と同じく毎月かかるお金といえば「食費」です。
総務省が発表した「平成30年(2018年)家計調査報告(家計収支編)総務省」を見てみましょう。

食費の平均(円)外食費(円)外食費の割合(%)
全体44,60616,91437.9%
男性51,75921,90142.3%
女性34,3439,78028.4%

参考:総務省 「平成30年(2018年)家計調査報告(家計収支編)」
※単身世帯のうち世帯主が勤労者である場合

これによると、全体の食費の平均における「外食」の割合は37.9%を占めていることがわかります。
女性にしぼって見てみると28.4%です。一人暮らしの女性は平均で毎月の食費の約3割を外食に使っているということになります。

食費の全体から外食費を引くと、34,343万円 – 9,780万円 = 24,563万円。
この約2.5万円にはコンビニ弁当・お惣菜などの「中食」も含まれているでしょうから、コンビニも使わずになるべく自炊中心で生活するなら2万円くらいでしょうか。

この仮定をもとに生活費をシミュレーションしてみることにしましょう。

状況別に見た生活費の内訳

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毎月の生活費をどのように使うのかは人それぞれです。ここでは3つの生活パターンにわけて解説していきます。

外食・コンビニ食を普通に利用する人

ここでは“外食・コンビニ食を普通に利用する人”の生活費の内訳を見ていきます。平均的な食費、3.5万円の計算です。

項目金額(円)
家賃80,000
水光熱費10,000
通信費(ネット、スマホ)10,000
食費35,000
服・美容・生活用品15,000
交際費15,000
趣味・娯楽11,000
保険9,000
貯金15,000
合計200,000

手取り20万円で家賃8万円のお部屋に住んだとしたら、上記のような内訳になります。別の記事で手取り10万円台での一人暮らしについてお伝えしていますが、それに比べると全体的に使える金額は上がっているように見えます。

それでも目安からの差額1.3万円は大きいと感じるかもしれませんが、その分に見合ったセキュリティや防災対策が手に入れられているのであれば、納得できる内訳かもしれません。

完全に自炊して、娯楽・交際費を優先する人

次に、日々のランチ(昼食)も手作りのお弁当にして、娯楽・交際費を優先する人の生活費の内訳を見ていきましょう。

平均的な自炊の食費イメージで、2万円で計算しています。

項目金額(円)
家賃80,000
水光熱費10,000
通信費(ネット、スマホ)10,000
食費20,000
服・美容・生活用品13,000
交際費20,000
趣味・娯楽23,000
保険9,000
貯金15,000
合計200,000

外食・コンビニ食のときから比べて 食費で1.5万円減った分を、交際費および趣味・娯楽へ割り振ってみました。
ご自分の状況と照らし合わせてみて、いかがでしょうか? ちがう部分や今の生活とあまり変わらない部分はありますか?

この金額を30日で割り算したらどうなるのか? また、女性であれば美容院やエステ、コスメなどの料金も発生すると思います。 足りないな、と思う方はご自身の状況に合わせて各項目を調整してくださいね。

奨学金返済のある人

最後は“毎月、奨学金の返済がある人”の生活費についてです。
ここでは月々の返済額を1万円として見ていくことにします。

食費は自炊中心で、2万円と計算しています。

項目金額(円)
家賃80,000
水光熱費10,000
通信費(ネット、スマホ)10,000
食費20,000
服・美容・生活用品15,000
交際費17,000
趣味・娯楽15,000
保険9,000
貯金15,000
奨学金10,000
合計200,000

こちらも食費が2万円であれば、生活用品代や交際費、趣味・娯楽代もまんべんなく出費することができそうです。

ただし毎シーズン旅行に行く、ブランド品を買うなどの贅沢はむずかしそうです。旅行や高級品にお金をかけたい人は、ほかの部分を節約する必要が出てきますね。

節約に対する考えも、あまり固く考えずに楽しんで節約する方法を探すことをおすすめします。カーサミアでも簡単にできる節約術や楽しんでできるDIY術を紹介しているので参考にしてください。

今の収入で家賃・食費の目安はいくら?
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参考記事:一人暮らしでもエアコンつけっぱなしがお得?夏の電気代節約術5選(前編)

参考記事:捨てる前に試してみて!保冷剤を消臭剤として再利用♪

実際に手取り20万・家賃8万円で暮らしている人の体験談

イメージ画像:写真AC

生活費の内訳から、生活のイメージはついたでしょうか?

ここで、実際にそのくらいの手取り・家賃で暮らしている(過去に暮らしていた)人の声を紹介します。大変だと感じている人と、そんなに負担なく暮らせている人がいるようですよ。

大変だった人の体験談

生活は結構大変でした

(26~30歳/東京都国立市/ 家賃:7.6万円、手取り月収:20.8万円)

初めての一人暮らしなので、少し高いけどセキュリティのしっかりした部屋に決めました。

大学時代は寮生活で仕送りしてもらいながら住んでいたので問題なかったのですが、就職してからは、毎月の生活が本当にきつかったです。

近くの友達家に毎晩遊びに行っては、夕食をごちそうしてもらっていたました。化粧品はいつも100円ショップで買っていました。

大変。2年が限界

(41~45歳/東京都豊島区/家賃:8.2万円、 手取り月収: 20万円)

家賃は高いと思いましたが、会社への通勤時間とセキュリティ面などを考えると、そこしかなかったです。

オートロック・モニター付インターホンでセキュリティ面は安心、自転車置場もあり敷地内ゴミ置場もあり、設備は良かったです。

とにかく食費や光熱費を抑えて、引越し代などを安くする為にモノも減らし、外で飲む事等を控えて地味な暮らしをしました。今振り返れば、じっくり探せば近くでもっといい物件があったと思います。更新費用も高かったので、更新せずに2年後、2万円安いマンションへ引越しました。

大変でした

(~25歳/東京都北区/家賃:8万円、手取り月収:20万円)

都内勤務で、都内に住みたいという思いから、 無計画に部屋を決めてしまいました。

節約としては食事を削っていました。洋服や友達との遊び代でほとんど消えていくので、日々の食事はほとんど自分で出していません。知り合いがやっているバーやレストランで、安く食べさせてもらったり…。若いうちは、、と思ってあやかっていました。

大丈夫だった人の体験談

貯金もするため、かなり節約をしていました

(~25歳/東京都豊島区/家賃:8.2万円、手取り月収:20.8万円)

当時、有楽町線・麴町駅に勤めていた会社があったので、同じ沿線で要町を選びました。

私は自炊派だったので、とにかく自炊をして食費を切り詰めていました。昼食も会社にお弁当を持参していました。飲み物も極力買わないように、マグボトルも持参していました。

普段の生活は、それほど苦しいというわけではありませんが、結婚式などの出費はとても大変でした。そのため披露宴に呼ばれたら、二次会は欠席していました。今思えば、少々さみしい思いをしました。

贅沢はできないが余裕

(~25歳/東京都大田区/ 家賃:7.8万円 、 手取り月収:20.2万円)

駅から近い物件でセキュリティもよく、外見がきれいだったので選びました。またコンロが2口だったので自炊にも便利でした。当時は社会人になり立てで、給料も低かったですが、やはり女性の一人暮らしなのでセキュリティも重視しました。

そこまで切り詰めた生活はしていませんでしたが、基本的には毎日自炊をして、友達との飲み会も大学時代よりも行くのを控えていました。当時は友達たちも社会人になり立てでお金がなかったので、飲み会自体も少なくなっていたのでありがたかったです。

余裕はないが、意外と大丈夫

(26~30歳/神奈川県横浜市/ 家賃:8.4万円 、 手取り月収:20.6万円)

この部屋の決め手は、駅から近かったのと、少し広めで余裕のある間取りだったことです。新築でキッチンやお風呂の設備も良かったです。

少し無理をして広い部屋にしたので、収納もしっかりあり、キッチンやお風呂もゆとりがあったので快適に生活できました。

金銭的には余裕というわけではありませんでしたが、服を買ったり飲み会に行ったりしても、少しですが貯金もできました。

食費節約におすすめ、自炊レシピ

節約でみなさんが考えるのは、やっぱり自炊による食費節約!

食費節約といっても「毎日納豆ご飯」「カップラーメンばかり」というのは少し寂しいもの…。健康のことも考えて、野菜を中心に自炊したいところです。

というわけで、カーサミアおすすめの自炊レシピをまとめました。お弁当に持って行けるおかずも紹介していますので、ぜひご覧ください。

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お給料の手取りが20万円で、家賃8万円のお部屋に住む場合の生活費をシミュレーションしました。

内訳では生活用品代や食費、交際費などまんべなく使えるイメージです。しかし体験者の声を見てみると、やはり節約は必要だということがわかります。基本的に自炊は必須で、交通費や引っ越し代など、食費以外も節約している人がいます。

これをストレスと感じる人もいるかもしれませんが、節約をがんばるほどオートロックやモニター付きインターホンのある部屋に住めたり、職場から徒歩圏内や広い間取りの部屋に住めたりします。

女性の一人暮らしともなれば、セキュリティや防災対策がしっかりした物件を選びたいですよね。安心で快適な生活を手に入れるためにも、今から自炊やお得な買い物など楽しんでできる節約術を身につけていきましょう。

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