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【体験談】24歳・一人暮らし女性が中古マンション購入した理由

街・おうち
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「一人暮らしでマンション購入って、実際どうなの? 後悔してない? 不安はなかった? 住宅ローンはいくらくらい? 」…聞いてみたいけれど、実際の知人には聞きづらいアレコレ。

今回は一人暮らしで実際に中古マンションを購入された女性に、体験談を教えていただきました。マンション購入を検討している方は、ぜひ参考にしてくださいね。

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今回答えてくれたのは…

今回体験談をお話してくださった、いちごさん(24歳・女性・正社員・年収350万円・一人暮らし6年目)
プロフィール
ニックネームいちご
ご年齢 24歳
性別 女性
ご職業 正社員(飲食業)
ご年収 約 350万円
一人暮らし歴 6年目

インタビュー当日、いちごさんは春らしい桜色のレースワンピース姿で待ち合わせのカフェにいらっしゃいました。

鮮やかなリップが印象的なメイクで、今どきの若い女性という雰囲気のいちごさん。一人でマンションを買う女性はバリバリのキャリアウーマンのようなイメージがありますが、そういうタイプではなさそうです。

それでは、いちごさんがマンション購入を考え始めたきっかけはなんだったのでしょうか。

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一人暮らしで中古マンション購入① 物件について

マンション購入を考え始めたのは、一人暮らしを始めたとき

「一人暮らしを始めた18歳のときから、賃貸は家賃がもったいないと感じていました。」と語るしっかり者のいちごさん

一人暮らしを始めた最初から、賃貸は家賃がもったいないと感じていました。
でも、当時は18歳だったので買うことができなくて。23歳くらいから、そろそろ買えるだろうと思って探し始めました

お若いときからしっかりと考えていらっしゃったようです。女性は男性に比べて、貯金のことや将来について計画的に考えていることが多いですが、18歳から考えている方は珍しいかもしれません。

検討開始から6年目に購入されたとのことですが、どんなマンションを選んだのでしょうか。

探すときにこだわったのは、駅から近いこと。それから都心と実家(山梨)の両方に近いこと。なので、中央線沿線で探していました。

最終的には杉並区のマンションを買いましたが、実は八王子のマンションとすごく迷いました。八王子だと、同じ予算なのに広くて眺めもいい部屋があったんですよね。実家にも帰りやすいですし。でも、都心からの距離がちょっと遠すぎるのでやめました。

杉並区だと、友だちと遊ぶときにも便利です。都内のどこでも行けるので、転職先の選択肢も増えます。将来、住まなくなったときにも売りやすそうなのも、決め手でした

マンションを買って 「帰れる場所」ができた

赤い収納扉がオシャレなキッチン
(いちごさん提供)
購入マンションのデータ
場所東京都杉並区
広さワンルーム(10.8畳)
月々支払81,000円(ローン+管理費等)

気に入っているのは、防犯面です。仕事で帰宅が深夜になることも多いのですが、大きな道沿いなので安心です。警察(交番)が近いので、危ない人もいなさそうなのがいいですね。

女性の一人暮らしだと、やっぱり防犯面は気になりますよね。杉並区は治安のいいエリアですし、交番が近いのはさらに安心です。

買ってよかったと思うのは、精神的に安定したことです。子どものころから親の都合での引っ越しが多かったのですが、自分の家を買ったことで “帰れる場所” ができた感じがします。

あと、稼ぐ目的ができました!

自炊を楽しんでいて、先日はアヒージョを作ったそうです(いちごさん提供)
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一人暮らしで中古マンション購入②資金計画

住宅ローンの返済は、毎月家賃を払うのと同じこと

女性一人で住宅ローンを組むことの不安は「毎月家賃を払うのと同じこと」、と思い切りました。

一人で住宅ローンを組むことの不安についてついて聞いてみると、「毎月家賃を払うのと同じことなので、思い切りました」と笑顔で返ってきました。

そんないちごさんに、実際の資金計画について教えていただきました。

資金計画
購入金額2,380万円
自己資金約 250万円(内、諸費用:約 190万円 )
親族援助なし

自己資金はご自身で貯められたもの。頭金・諸費用・引っ越し費用などを払ったあとも、月収の半年分以上を手元に残しているそうです。さすがですね。

続いて、住宅ローンの返済計画についても教えていただきました。

住宅ローン
月々返済額約 6.7万円
ボーナス払いなし
期間35年
金利種類長期固定(フラット35)

多少金利が高くなっても、固定金利のフラット35を選んでいるのは、堅実派のいちごさんらしい選択です。

女性が一人でローンを返していくとなると、先々まで返済金額が変わらず、見通しを立てやすい「フラット35」は大きな魅力です。

貯金は趣味。メリハリをつけて使う

日頃のお金の使い方は、どんな感じなのでしょう。
家計簿を教えていただきました 。(引っ越し前のものです)

月々の家計簿
月収(手取り)約 23万円
食費1万円
住居費7万円
光熱水道費1万円
通信費1万円
趣味・娯楽0.5万円
被服・美容0.5万円
交際費0.5万円
日用雑貨0.5万円
月の支出合計約 12万円
月の貯蓄合計約 11万円

貯めるのが趣味です(笑)。お金をあまり使わないんですよね。食費は職場のまかないが安いですし、美容室もカットモデルを利用しています。服や家具はメルカリ、ジモティなどを活用しています。

今まででお金をかけてよかったと思っていることは、ICL(眼内コンタクト)手術。この手術のおかげで、眼鏡やコンタクトがいらなくなったので快適です。

毎月10万以上も貯金している堅実派のいちごさん。ですが、眼内コンタクト手術を受けたり、マンションの頭金を出したりと、使うところにはしっかりお金を使っているようです。

「家賃がもったいない」と繰り返しおっしゃっていますが、7万円の住居費は、1年で84万円。6年で500万円以上です。 そう考えると、