不動産に関わる人に、より主体的な選択を【媒体概要】

購入と賃貸どちらがおトク?~品川駅徒歩圏の2LDKの場合

住まい
この記事は約9分で読めます。

中古マンションを買った場合と賃貸で借りた場合、どちらがおトクなのでしょうか。

また、買った場合、実際に必要な費用はいくらになるのでしょうか。

お金のことはみなさん気になると思うのですが、物件によっても全然違うので、一般化して説明するのが難しいところです。

そこで今回、カーサミア編集部員の私・アサノが、サンプル物件を設定して、詳細に計算してみました。

参考にしてくださいね!

※住宅ローン金利や相場などは常に変動しているので、あくまでも執筆時点での概算です。

スポンサーリンク

購入と賃貸、どちらがおトク? ①月々支払額で比較

中古マンションはものによって条件が全然違うので、一般論で説明することが難しいです。

ですから、今回は以下のマンションをサンプルにして、費用を計算してみました。

種類 中古マンション
物件価格 3970万円
交通 JR各線 品川駅 徒歩15分
りんかい線 天王洲アイル駅 徒歩14分
京浜線 新馬場駅 徒歩1分
広さ 約50㎡ ・ 2LDK
築年数築23年
管理費・修繕積立金約2.1万円(築23年時点)

50㎡の2LDK、具体的には…

間取り図イメージ。洋室が2つある2LDKは、夢が広がります。収納も充実!

11畳のLDK、6.3畳の洋室、4.3畳の洋室。

ふたつの洋室は、片方を寝室にするとして、もう片方はどう使いましょうか。
・在宅ワークの仕事部屋
・図書室
・衣装部屋&メイクアップルーム
・コレクションルーム
・ヨガスペース
・来客時のベッドルーム
2LDKは夢が広がる広さです!

収納も充実していますね。各部屋にはクローゼットがあり、玄関には大きなシューズボックスと、もうひとつ小さな収納棚がありますよ。

キッチンは三ツ口コンロなので、自炊派にも嬉しいです♪

この中古マンションを購入した場合と賃貸の場合、月々の支払い額

このステキなお部屋の場合の、気になる支払い金額も計算してみました。

住宅ローンは35年ローンを想定。
35年間支払額が変わらなくて安心な「フラット35」を中心にしています。

頭金なしで購入した場合

頭金:0円の場合

月々のローン返済額: 約11.5万円
ボーナス時の返済額:0円

【月々支払額の合計】
(管理費・修繕積立金: 約2.1万円 と合わせて)
月々支払額:約13.6万円

※ フラット35は、物件価格の9割まで借りることができます。今回は頭金が0円のため、フラット35の不足分は変動金利を利用しています。

※ローン概要 (2019/12/15現在)
【ローン1】借入額: 3,570 万円、ボーナス時支払:0円、金利:0.910%(フラット35(団信不加入-0.2%))、返済期間35年
【ローン2】借入額:400万円、ボーナス時支払:0円、 金利:3.195%(変動金利)、返済期間35年

また、これ以外に、年間で固定資産税・都市計画税(固都税)がかかります。
固都税は年間約7.7万円

HOME’S「見える!不動産価値」 にて試算(2020/1/7現在)。

固都税は、土地と建物の価値によって決まります。建物の価値は築年数に応じて少しずつ下がっていくので、ほとんどの場合、固都税も毎年少しずつ安くなっていきますよ。

頭金400万円で購入した場合

頭金を多く入れると、月々の支払額は減らせます。
たとえば…

頭金:400万円の場合

月々のローン返済額: 約9.9万円
ボーナス時の返済額:0円

【月々支払額の合計】
(管理費・修繕積立金: 約2.1万円 と合わせて)
月々支払額:約12万円

※ローン概要 (2019/12/15現在) 借入額: 3,570 万円、ボーナス時支払:0円、金利:0.910%(フラット35(団信不加入-0.2%))、返済期間35年

頭金で400万円を入れると、月々の支払額は約1.6万円減らせます。

この金額をどう見るかは、人によって判断が異なるところです。
月々1.6万円はたしかに大きな金額ですし、払えるなら払ってしまったほうがいいですが、 個人的には、無理に頭金を増やさなくてもよいと思っています。

賃貸の家賃を払いながら400万円を用意するのは大変ですからね。

似たような部屋を賃貸で借りると…

約50㎡の2LDK・品川駅15分・築23年というほぼ同条件の部屋が賃貸にあったので、比較してみました。

月々支払額:15.5万円

【月々支払額の内訳】
家賃:14.5万円
共益費: 1万円

また、賃貸の場合はこれ以外に更新料がかかります。

サンプル物件の場合、更新料は2年に一度。家賃の1ヶ月分で14.5万円です。計算し直すと、 1年あたり7.25万円

購入した場合の固都税が年間7.7万円なので、更新料と固都税はほぼ同じくらいと考えておきましょう。

月々支払額で比べると、購入と賃貸はどちらがおトク?

購入した場合は月々13.6万円
賃貸の場合は月々15.5万円

単純に月額の支払いだけを見ると、購入した方が月間で1.9万円おトクですね。

さらに35年後、老後のことを考えてみましょう。

購入していれば、ローンを返し終わった後の月々の住居費は管理費・修繕積立金だけ。
賃貸であれば15.5万円の家賃を払い続けることに。

購入した場合、修繕積立金が値上がりするかもしれません。古くなってくると修理する場所が増えるからです。しかし今の2.1万円から倍になっても、4.2万円です。

賃貸の場合、現実的に考えて年金から15.5万円の家賃を払い続けるのは厳しいので、家賃の安い場所に引っ越すことになるでしょう。

しかし、歳をとってから生活を大きく変えるのはしんどいところ。
たとえばずっと都心部で生活をしていた人にとっては、家賃を抑えようと思って郊外に引っ越すと、「スーパーに行くにも自動車が必要だけど、運転ができない」ということにもなりかねません。

老後もライフスタイルを大きく変えたくないなら、購入したほうが圧倒的におトクです。

スポンサーリンク

購入と賃貸、どちらがおトク?②初期費用で比較

引っ越しをするときは、月々の支払い以外に、初期費用もかかります。

購入時の初期費用は、「諸費用」「頭金」「引っ越し費用」に分けられます。

賃貸の場合の初期費用は、「仲介手数料・敷金・礼金」「引っ越し費用」に分けられます。

このうち「引っ越し費用」は、購入でも賃貸でもかかるので、今回は省きますね。

購入した場合の初期費用

上で見たように、頭金はゼロでも買えます。

しかし、頭金以外にもかかってくるお金があります。諸費用と呼ばれるものです。

住宅ローンの融資手数料・税金・仲介手数料・火災保険エトセトラ…で、今回の場合、概算ですが合計290万円ほどが必要になります。

諸費用の詳細(概算)

※この金額はあくまでイメージです。

今回の場合は283万円ちょっと。キリよく290万円と考えておきましょう。

ちなみに諸費用は物件価格の7~10%が目安と言われています。(もちろん物件によって異なります)

このサンプル物件の場合、物件価格が3970万円・諸費用が290万円なので、7%ちょっとですね。

※貯金が本当に少なく、諸費用も出せない場合は、諸費用ローンを組むという方法もあります。しかし住宅ローンよりも金利が高く、月々の支払額が大幅に増えてしまうので、諸費用ローンはおすすめしていません。

賃貸の場合の初期費用

仲介手数料・敷金・礼金の金額は物件によっていろいろですが、サンプルにしている賃貸物件の場合で見てみましょう。

仲介手数料は家賃の1ヶ月分(14.5万円)。
敷金は2ヶ月分(29万円)。礼金は0円。
合計すると、43.5万円です。

初期費用で比べると、購入と賃貸はどちらがおトク?

購入した場合、初期費用は290万円
賃貸の場合、初期費用は43.5万円

購入した場合は、246.5万円多くかかります。

月々の支払額で比較した場合、購入のほうが1.9万円おトクでしたね。
1.9万円×130=247万円 ですから、単純計算で130ヶ月(10年10ヶ月)以上住むなら買った方がいい、ということになるのでしょうか?

しかしここで見落としてはいけないのは、購入した物件は売ったり貸したりすることもできるという点です。

スポンサーリンク

購入と賃貸、どちらがおトク?③5年後に引っ越す場合を比較

将来のことはわかりません。

結婚したり。
地元に戻ったり。
はたまた海外転勤になったり。

さまざまな事情で、老後まで住み続けず、もう一度引っ越すことになる可能性もあります。

賃貸のメリットは気軽に引っ越しをできること、と言われていますが、購入した場合はどうなるのでしょう。
例として、5年後にマンションを売って引っ越す場合と、賃貸で引っ越す場合を比較してみましょう。

将来の不動産相場は分かりませんが、仮に200万円ダウンの3770万円で売れたと仮定します。
これは「200万円の損をした」ことになるでしょうか?

※今回のサンプル物件は、JR品川駅15分・京急新馬場駅1分という立地なので、 もっと高く売れる可能性もあります。が、念のためシビアに見ておきます。

購入し、5年後に売却した場合の実質費用

購入金額3,970 万円
売却時の価格(仮定)3,770 万円

5年間でかかる費用
購入時諸費用290 万円
ローン返済額(5年分)
11.5万×12ヶ月×5年
690 万円
管理費・修繕積立金(5年分)
2.1万×12ヶ月×5年
126 万円
固定資産税・都市計画税(5年分)
7.7万×5年
39 万円
合計 (1)1,145 万円

売却時の出費と売却後の利益
売却時の価格(仮定) 3,770 万円
売却時諸費用 122 万円
5年後のローン残債 3,493 万円
ローン完済後の売却益 (2) 155 万円

5年間で実質かかった費用
実質費用 (1)-(2) 990 万円
月額換算16.5 万円

5年間でかかった費用から、物件売却後の利益を引いて、月々の実質費用を計算すると、16.5万円になりました。

賃貸で5年間住んだ場合の実質費用

家賃(月額)14.5 万円
管理費(月額) 1 万円

5年間でかかる費用
家賃(5年分)
14.5万×12ヶ月×5年
870 万円
管理費(5年分)
1万×12ヶ月×5年
60 万円
敷金(家賃2ヶ月分) 29 万円
礼金 0 円
仲介手数料(家賃1ヶ月分) 14.5 万円
更新料(2年ごと、家賃1ヶ月分) 29 万円

5年間で実質かかった費用
合計1002.5 万円
月額換算16.7 万円

賃貸で住む場合は、5年間なので2度更新しています。
初期費用や更新費用まで含めて月々の実質費用を計算すると、16.7万円になりました。

5年で引っ越した場合を比べると、購入と賃貸はどちらがおトク?

購入した場合、実質費用は月々16.5万円
賃貸の場合、実質費用は月々16.7万円

もし5年で住まなくなった場合でも、購入のほうがわずかにおトクです。

とはいえ購入の場合は、売買契約の手間がかかるので、「このくらいの金額差なら気軽さを大切にしたい」という考え方もアリだと思います。

ちなみに10年後に住まなくなった場合も試算してみました。
(10年後なので、500万円マイナスの3470万円で売れたと仮定して、同様に計算しています。)

購入した場合、実質費用は月々13.7万円
賃貸の場合、実質費用は月々16.3万円

長く住めば住むほど、実質の支払いが安くなっていきます。

もちろん、ローンを返し終えたあとに老後まで住み続ける場合が一番おトクですが、途中で引っ越すとしても購入するメリットはあります

スポンサーリンク

2LDKの中古マンション、購入と賃貸はどちらがおトク?

いままで見てきた内容をまとめると、

・5年未満で引っ越す場合は賃貸がおトク

・5年以上住むなら購入した方がおトク

ということになります。
(個人的には、売買契約の手間を考えると、6年くらいは住みたい気がします。)

もちろんこれはサンプル物件の場合。エリアや広さが変われば、どちらがおトクかも変わってきます。

ほかの条件のサンプルも、計算したら公開していきますね!

スポンサーリンク

購入には金額以外のメリットも!

持家マンションを購入すると、金額以外のメリットもたくさん。

同じクオリティ(立地・広さ・築年数)のマンションで購入と賃貸を比較したとき、長く住むなら、購入したほうがおトクになります。

そしてさらに、持家マンションには、支払い金額以上のメリットがあります

暮らしに張り合いが出る
「帰る場所ができる安心感」や、「仕事への張り合い」が生まれたとおっしゃるお客様が多いです。

自由にカスタマイズできる
画鋲や釘も使えますし、自分の好みの壁紙に貼りかえたり、キッチンやお風呂を入れ替えたり。原状回復を考えないDIYやリフォームができます。

持家マンションにはメリットがいっぱいです。

「一人暮らしだから買えない」
「将来どうなるのか分からないから買えない」
と思いこまず、HAPPYな暮らしを手に入れるため、そして老後の安心のために、積極的に検討していただきたいと思います♪

スポンサーリンク

マンション購入に興味がある人へ、おすすめ記事一覧

独身一人暮らし女性がマンションを買うなら…後悔しない買い方・選び方
この記事はマンションの売り込みでも勧誘でもありません。【宅建士】の資格を持ったカーサミアの編集部員が、中立な立場から、もし独身・一人暮らし女性がマンションを買おうと思ったとき、本当に買えるのか、買って損をしない物件の選び方、購入資金の資金計画の立て方、住宅ローン・諸費用・頭金の違い、等を詳しく説明します。さて、現在どのくらいの家賃を払っている人ならマンションが買えるのか、まず疑問に思いますよね。結論から言うと、東京で月々7万5000円くらいの家賃を払っているなら、総額1800万~2000万円程度の分譲マンションを買える可能性が十分にあります。同じくらいの月々の支払いをするとして、マンションを購入することのメリットについて解説したいと思います。メリットとしては、「自分の家」がある満足感、DIY・リフォームの自由度が高いこと、経済的なメリットがあること、 等が挙げられます。一人暮らし女性が購入して、後悔しないマンションの基準とは、「価値がある物件」。言い換えると「売却時に高く売れる物件」です。ずっと自分が住むのなら自分だけが気に入ればよいのですが、将来的に売却する可能性があるなら、需要の高い=多くの人が欲しいと思う物件を選ぶことが何より大事です。具体的なチェックポイントとしては、駅からの距離・主要駅へのアクセスの良さ・物件そのもの・街の住みやすさ・建っている土地・災害への強さ等が重要になります。カーサミア編集部が作った『物件おすすめ度採点』ツールでは、必要事項を入力するだけで、購入候補のマンションについてのメリット・デメリットがわかり、100点満点で何点か採点できますよ。続いて、具体的な購入候補物件の探し方について解説したいと思います。具体的に購入候補の物件を決めるまでには事前準備・物件の検討・物件の検証という段階を踏みます。特に「事前準備」と「物件の検証」は、不動産会社の話を単に鵜吞みにするのでなく、自分でもよく調べて考えることが大切です。「自分は素人だし、無理のない予算(資金計画)かどうか、判断できる自信がない」という方は、独立系のファイナンシャルプランナーに相談することがおすすめです。また、不動産購入に関するセカンドオピニオン「住まいサーフィン」というサイトも活用できます。欲しいと思うマンションが見つかったら、次は実際に見て確かめる段階です。街の様子、マンションそのもの、お部屋・間取りをチェックしましょう。入居後のリフォームやリノベーションで変えられるものは妥協もありです。また、「建物自体の管理が行き届いていない物件」は絶対に避けたほうがいいです。購入したい気に入った物件が見つかったら、いよいよクライマックスと言ってもいい「購入資金」をどうするかを考える段階です。結論から言えば、正社員じゃなくて、契約社員・派遣社員やフリーランスでも、勤続年数が短くても、健康状態に多少不安があっても、年収が320万円程度以上あり、諸費用分の自己資金100万円~200万円程度を用意できれば、2000万円程度のマンションを購入するための住宅ローンが組める可能性があります。加えて、200万円程度の頭金を用意できれば、さらに住宅ローン審査は有利になります。とはいえ実際は、ローン審査に通らなければならないので、人によってはNGの場合もあります。購入時には頭金とは別に諸費用が必要になります。具体的には、マンション管理費・登記費・ローンの手数料・税金・保険などがあります。諸費用は新築コンパクトマンションの場合、物件価格の約5~7%。中古マンションの場合は約5~10%が目安。仮に2000万円のマンションを購入する場合は、約100万円から200万円の諸費用が、頭金とは別に必要だと考えてください。カーサミア編集部では、一人暮らしの女性が住宅を購入するなら「フラット35」が適していると考えています。金利が一定なので将来までの返済計画を立てやすいです。また、「フラット35」は審査金利(いくらまで融資できるか審査するための利率)が、実際の金利とあまり変わらないので、審査が通りやすいです。正社員だけでなく、契約社員、派遣社員やフリーランスも可、健康状態も指定なしなど、住宅購入を考える人に広く扉を開いている住宅ローンといえます。最後に、購入までの手続きについてご紹介します。まずは購入(買付)申込書を提出。住宅ローンを活用するなら、並行して住宅ローンの事前審査に申し込みます。次に住宅ローンの正式申込(本申込)。並行して物件の契約も行います。住宅ローン手続きの最後は「金銭消費貸借契約」。金消契約から最短1週間~10日後に物件の引き渡しが行われ、晴れて、世界に一つしかないあなたのマンションとなります。
中古マンション購入検討者は、築年数だけでなく「建築された時代」に注目を
不動産広告のマーケティング専門家が、中古マンション購入を検討する方々に向けて、分譲マンションの歴史を解説します。不動産の購入は総合的な判断が必要で、その判断基準は人によって異なります。判断の助けになる情報ですので、購入検討時の参考にしてください。
【マンションブランド】数字では見えない特徴を、業界ベテランが解説
不動産広告のマーケティング専門家が、ランキング等の数字だけでは分からない「マンションブランドの特徴」を解説します。ブランドの多くが品質基準を持ち、商品企画の世界観・個性のようなものも存在します。中古マンションにおいて、このブランドだから絶対にいいというようなものはありませんが、物件選びの一助にしてください。

マンション購入体験談

【体験談】24歳・一人暮らし女性が中古マンション購入した理由
一人暮らしでマンションを購入する女性が増えています。今回は実際に中古マンションを購入した女性に、「どんなお部屋?住宅ローンはいくら?ふだんの生活はどんな感じ?」など、詳しいお話をインタビューしてみました。答えてくれたのは、24歳という若さで中古マンションを購入した<いちごさん>(女性)。資金計画、購入後の変化、これからのことなどもお聞きしました。マンション購入のきっかけ、母の反対など、リアルな体験談を語ってくださいました。自分で家を買うとなると勇気がいるものですが、これから分譲マンションを買いたい女性は、ぜひ参考にしてくださいね。
【体験談】35歳・独身一人暮らしでマンション購入。彼女が不安なく買えた理由は…
独身一人暮らしでマンション購入って、実際どうなの?動機やきっかけ、物件選び、間取りと価格、住宅ローンや返済プランのこと、将来のこと…気になるけれど、実際の知人には聞きづらいですよね。というわけで、一人暮らしで実際に新築マンションを購入した女性に体験談をインタビューしました。彼女は大阪で一人暮らし中。関西特有の事情もありますが、一人暮らしで購入を決断するまでの心の動きは、全国のマンション購入検討中の女性と共通の部分も多いはず。きっと参考になる部分もあると思います。一人暮らしで購入を検討中の方は、ぜひ参考にしてくださいね。奈那さんの購入したマンションは、2LDKで広々。収納も充実しています。【新築マンションの物件について】場所:いまの賃貸と同じ最寄り駅で、より駅に近い場所(駅徒歩分数の短い場所)、広さ: 2LDK(55㎡)、月々の住居費(住宅ローンの返済額+管理費・修繕積立金などのランニングコスト):約9.5万円(予定)――さっそくですが、マンション購入を考え始めたきっかけは?「20代のころから住宅ローン控除に興味がありました。35歳を迎えたことで、まじめに考え始めて。」――2LDKの広いお部屋を購入していますが、どんな条件で探したのですか?「住宅ローン控除を受けられる広さであること・立地や設備などが、長く住むことを考えつつ、売ったり貸したりできる物件であること という条件で、よく知っている便利な場所に新築マンションの計画があったので、これだ!と。」――ここ以外に、どんな物件と比較検討しましたか?「実は、新築も中古も、ほかは全然見ていないんです。立地と収納と設備で、ここ以上の物件はないと確信しました。」――よく知っている便利な場所だったとのことですが、ほかの物件と比較検討せずに買ったというのは、ずいぶん迷いがないですね。「父が元不動産会社勤務で、相談できましたから。父が”いい物件だ”と太鼓判を押してくれたので、なにかあっても売ったり貸したりできる物件だという安心感があります。あえて言うなら、住宅ローンのことくらい」【資金計画】物件価格:約4000万円、諸費用:約200万円(予定)、自己資金:1000万円、ローン借入額:約3200万円【住宅ローンの返済プラン】月々のローン返済額:約8.3万円、ボーナス払い:0円、借入先:民間金融機関、金利種類:変動、返済期間:35年「まだ先のことではあるのですが、だいたいこのくらいで計画しています。住宅ローンの返済額に、管理費・修繕積立金などを加えた月々の支払額は、9.5万円くらいを予定しています。少し不安かも…と言いましたが、深く心配しているわけではありません。万が一自分が死んでも団信(団体信用生命保険)がありますし。」――今の住居費が7.1万円で、入居後の住居費は9.5万円。月々2万円以上増えることになりますね。生活はきつくなってしまいませんか?【現在(賃貸居住時)の家計簿】月収(手取り):約25~27万円(残業により変動)、生活費の合計:約19万円、月の貯蓄:約6~8万円【固定費】住居費(家賃+管理費):7.1万円、通信費:1.3万円、保険料:0.5万円【変動費】食費+日用品:4万円、趣味+美容+交際費:5万円、水道光熱費:0.5~1万円「食費と日用品は4万円、趣味+美容+交際費は合計5万円以内になるよう意識しています。内訳は月によって違うのですが、趣味とエステにはお金をかけていると思います。メリハリをつけて使っています。」――最後に、購入検討中の読者へのアドバイスをお願いします。「こだわる部分を決めると、探しやすいし、決断しやすいと思います!すてきなお部屋を見つけてくださいね。」
【腐女子、家を買う。】0話
「オタクだって、腐女子だって、おひとり様だって。私たちは、家を買ってもいいんだ。」――この連載は一人暮らし&オタク趣味を満喫中の女性が中古マンションを買ったら…を描くライトノベルです。
ずっと賃貸orマンション購入、向いてるタイプとは?【宅建士が解説】
「賃貸・購入の両方にメリットはあると思うのですが、自分のこととなるとはっきりイメージができていない状況です。それぞれどのような人に向くのでしょうか?」という質問に、宅建士が回答します。マンション購入はとっても大きなお買物ですから、イメージしづらいですよね。私が宅建士として多くのお客様をご案内してきた経験からの私見も入りますが、賃貸・購入、それぞれに向いているタイプは以下のような方だと思います。チェックリストの形にしましたので、ご自身の価値観や住まいに求めるものを当てはめてみてくださいね。【step1. 価値観】・将来の選択肢を、可能な限り多く持っていたい・ライフスタイルによって住まいも変えたい・購入するのはリスクと不安しかない 当てはまるものが〈0~1個〉なら、Step2へ。当てはまるものが〈2~3個〉なら、賃貸が向いていると思います。【step2. 住まいに関する希望など】・自分の家を持ちたい・家賃を払うのは勿体ない(資産にしたい)・少しでも良い物件に住みたい・できればあまり引っ越したくない・計画的な資金計画を立てたり、実行するのが得意・購入するのは将来の安心につながる 当てはまるものが 0~3個なら、もう少し考えてみていいでしょう。当てはまるものが 4つ以上なら、本格的に購入を検討してみてくださいね!購入も検討中の方におすすめなのが、カーサミアで公開している、賃貸と購入の費用をシミュレーションできるツール「ずっと賃貸・マンション購入 シミュレーション計算ツール」です。たとえば、現在の家賃(+管理費・共益費など)が8万円の場合…家賃だけで60年間で、5760万円がかかります。ちなみに、家賃と同等の支払い(ローン返済額5.5万円+管理費・修繕積立金2.5万円=月々8万円)なら、下記の通りおおよそ1700~2200万円前後の物件購入を検討可能です。金利は時期やローン種別によって異なりますし、管理費・修繕積立金などのランニングコストは物件による違いも大きいです。あくまで概算ですが、費用感の参考にしてくださいね。また、一般的に新築マンション(専有面積50㎡以下のコンパクトマンション)を購入時には、頭金とは別に諸費用として5~7%程度用意しておくことが推奨されています。本格的にマンション購入を検討するときは、まず、諸費用や頭金にする資金をどうするか考えてみましょう。

新築マンション購入諸費用、何にどれだけ必要?実例でスッキリ納得!
新築マンションのチラシには「頭金0円で買える」と書かれていて、「私でも購入できるのかな」と嬉しくなります。でも、購入時には物件価格とは別に【諸費用】がかかります。この諸費用は、マンション管理関関係・登記関係・ローン関係・税金・保険関係などにおおまかに分けられます。また、この他に新生活費用もかかります。これらの諸費用や新生活費用を考慮しなければ大変なことになるため注意しましょう。例として、2,000万円の新築マンション(専有面積50㎡以下のコンパクトマンション)を購入する場合の諸費用を見てみましょう。一般的に、新築マンション購入時の諸費用は、5~7%程度用意しておくことが推奨されています。つまり、2000万円の物件を購入する場合は、100万円~140万円程度の諸費用が必要です。
「買わなきゃよかった…」独身女性がマンション購入して陥る後悔
人生で一番大きな買物のひとつである住宅購入では、失敗したくないもの。しかし実際に購入した女性の中には、後悔している人がいるのも事実です。ここではアンケート結果から、実際にマンションを購入した女性の多くが「もっとコレを重視すればよかった」と後悔している内容や、筆者が見聞きしたエピソードをご紹介します。マンション購入では、予期せぬ落とし穴があります。失敗を防止するためにはインターネットでしっかり情報を集めたうえで、実際に自分の目で見て、専門家にもできるだけ協力してもらいましょう。後悔のないマンション購入をしてくださいね。

東京近郊で地震・洪水に強い街は?

【2025年6月更新】東京23区内で地震・災害に強いおすすめの町は?
東京都や防災科研が出している震度予測や地震に関する危険度測定調査をもとに、宅建士が「地震に強い町のうち、都心へのアクセスが便利なおすすめの町」を紹介します。物件探しの際には、それぞれの町のリスクとともに、自分がどの程度まで許容できるのか、価値観やライフスタイルを考えてみてくださいね。
タイトルとURLをコピーしました