都内にオフィスやお店を構える際には、その土地の様子も重要なポイントになってきますよね。そこで今回は、物件価格が比較的リーズナブルなことで知られる板橋区について、住民満足度調査の結果をご紹介します!
こんにちは、カーサミアライターのハルカです。治安や防災など幅広い視点から区民の声を集めた「板橋区の住みやすさ」についてのアンケート調査から、板橋区のリアルが分かりますよ!
ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
「板橋区の住みやすさ」調査概要
株式会社MEMOCO(本社:東京都渋谷区、代表:熊田貴行)は、同社が品質管理および記事制作を請け負うスムナラと合同で、男女108名を対象に、「板橋区の住みやすさ」についてのアンケート調査を実施したということです。
調査内容:「板橋区の住みやすさ」についてのアンケート調査
調査期間:2025年1月29日(水)〜2025年5月9日(金)
調査方法:インターネット調査(クラウドソーシングサービス)
調査人数:108人
調査対象:男性43人、女性65人


交通の便:都心へのアクセスが高評価

板橋区の交通の便は全体的に高評価だったということです。特に三田線や東武東上線、JR埼京線などの複数路線が利用できる点が高く評価されているそうです。
「都心へのアクセスが良い」「池袋まで10分程度」といった声が多く、都心部への通勤や買い物に便利という意見が目立ったそうです。
また、バスの路線も充実しており、「バスも頻繁に通っている」「区内循環バスが便利」という声も聞かれたそうです。一方で、「東上線が人身事故で止まりやすい」「駅から遠い場所は不便」といった意見もあったということです。
買い物のしやすさ:スーパーの充実度が魅力

生活のしやすさについても高い満足度が示されたそうです。特にスーパーマーケットの充実度が評価されており、「近くに複数のスーパーがある」「安いスーパーが選べる」といった意見が多く見られたということです。
また、商店街の存在も評価されており、「大山のハッピーロードは生活に必要なものが揃う」といった声もあったそうです。
一方で、「服や靴を買う場所がない」「23区の割に早く閉まる店が多い」という不満の声も見られたそうです。全体としては日常の買い物には不自由しない環境という評価が大勢を占めているということです。
物価:23区内では比較的安いが全体的に高いという印象

物価については意見が分かれたそうです。「23区内では比較的安い方」「都心に比べると安い」という声がある一方で、「高すぎる」「どこも同じだが高い」という意見も多く見られたそうです。
特に食料品の値段について「野菜が高い」「食料品の値段が高い」という声が複数あったということです。
これは全国的な物価高の影響も大きいと考えられ、「今は全国どこへ行っても不満があると思う」という意見も見られたそうです。総じて、23区内の地域と比較すると物価は低めですが、全体的には高いという印象のようです。
商業施設・娯楽:池袋の近さが救い

商業施設や娯楽については、板橋区内の施設の少なさを指摘する声がある一方で、池袋への近さを評価する声も多く見られたそうです。
「これといった場所がない」「板橋区に娯楽はほとんどない」という意見がある一方で、「池袋が近いので何でも揃う」「30分以内に池袋駅まで出れる」という意見もあったということです。
区内では「イオン」や「ラウンドワン」などの施設が評価されていますが、「映画館などの娯楽施設があまりない」「若者向けの商業施設が少ない」といった不満も多く、娯楽を求める場合は区外に出る必要があるという実態が浮かび上がったということです。
治安:静かな住宅街で安心感

治安については概ね良好という評価が多数を占めているそうです。「静かな住宅街」「ファミリー層が多く見守りが多い」「大きな事件はあまりない」といった声が多く見られたということです。
安心して暮らせる環境という評価が大勢を占めているそうです。
一方で、「夜に叫ぶ人がいる」「外国人が増えてきている」「酔っぱらいや不審者が多い」といった不安の声も一定数あるそうです。地域によって差があるようで、「高島平までいくとあまり治安は良くない」という意見もあったということです。
自然災害への安全性:地盤の良さと防災対策が評価

自然災害への安全性については高い評価が得られたそうです。「海からも山からも遠い」「大きな河川や山などがない」「地盤が強い」といった地理的な安心感を示す意見が多く見られたということです。
また、「無料で5000円以上の防災グッズをくれる」「防災倉庫がある」といった区の防災対策も評価されているそうです。
ただし、「荒川が近い」「海抜が低い」といった不安の声も一部あったということで、地域によって災害リスクの認識に差があるようです。全体としては自然災害に対する安全性は高いと評価されているそうです。
総合評価:バランスの良さが魅力

総合的な住みやすさについては、約98%が「大変満足している」「どちらかというと満足している」と回答し、非常に高い評価が得られたそうです。
「都会過ぎない雰囲気が住みやすい」「交通の便も良く、静かで住みやすい」「利便性、家賃、治安のバランスが良い」といった意見が多く見られたということです。
特に「都心に近いけれど静かな住環境」というバランスの良さが評価されているそうです。また、「23区内で比較的家賃が安い」という経済面でのメリットも大きな魅力となっているようです。
「家族世帯には良い」という声も複数あり、子育て世代にも適した環境という評価も見られたということです。
まとめ
板橋区の住みやすさに関する調査結果から、交通の便の良さ、日常の買い物のしやすさ、治安の良さ、自然災害への安全性などが高く評価されていることがわかったそうです。
特に都心へのアクセスの良さと静かな住環境のバランスが住民に支持されているそうです。
一方で、物価の高さや区内の商業施設・娯楽施設の少なさには不満の声も上がっているそうです。しかし、池袋などの主要駅への近さがこれらの不満を補っている面もあるということです。
総合的には非常に高い満足度が示されており、都心へのアクセスの良さと落ち着いた住環境を求める方々、特にファミリー層にとって魅力的な住環境を提供していると言えるでしょう。
今回は、「株式会社MEMOCO」が行った「板橋区の住みやすさ」についてのアンケート調査結果をご紹介しました。
商業施設は少ないですが、都心へのアクセスが良好で治安も良いのはいいですね!静かな環境で落ち着いた暮らし・仕事ができそうです。
自然災害への安全性が高いのも重要なポイントですね。区が無料で5000円以上の防災グッズを配布するというのは素晴らしい取り組みだと思いました!
オフィス・お店を構える際には、このような調査結果もぜひ参考にしてみてください。