月の手取り21万、年収320万。転職して1年【私もマンション買えますか?】

月の手取り21万、年収320万。転職して1年【私もマンション買えますか?】

月の手取り21万円、ボーナスなし、年収320万円。こんな私でもマンションを買えるのでしょうか?というご相談です。

転職回数が多く、いまも転職したばかりというエンジニアの山本さん(仮名)。

カーサミアクラブの宅建士からアドバイスをお送りします。

※プロフィール・設定は、過去のお客様のデータをもとに創作した架空のものです。

相談:もう少しいい家に住みたい。前職派遣で、今は正社員。転職して1年未満でもマンション買えますか?

正社員→アルバイト→派遣→正社員→正社員と転職を重ね、現在5社めです。今の会社は勤続10ヶ月。

今は環境も収入もそれなりに安定しているので、そろそろ引っ越したいと思っているですが、まだ転職して一年も経っていないので、さすがにマンションを買うっていう選択肢はないですよね…?

就職してからずっとアパート暮らし。30代になったし、正直もう少しいい部屋(マンション)に住みたいです。

プロフィール:33歳、年収320万円、正社員

転職して10ヶ月。貯金はそこそこありますが、買えますか?という質問です
お名前山本 麻美さん(仮名)
年齢33歳
職業ITエンジニア (正社員)
勤続年数10ヶ月
収入年収320万円
ボーナスなし
(月の額面26万、手取り21万)
貯金600万円
いまの家1Kアパート・家賃7.3万円
実家富山県
結婚願望あり(いい人がいれば)

昔は残業が多く、夜勤もある会社で働いていたので、年収400万以上ありました。でも、残業と不規則な生活で身体を壊してしまって。その後は働きやすい環境を探して何度か転職を繰り返しています。

3年前まで、残業なしの派遣社員をしていました。でも派遣だと、やはり将来が不安だったので転職して。そこは残業少なめの会社と聞いていたのですが、「いまだけ繁忙期だから我慢してほしい」が1年以上続いたので、もう一度転職して、今に至ります。今の会社は働き続けられそうです。

年収が多かったころは遊ぶ余裕もあまりなく、貯めるばかりでした。そのあとも少しずつ貯金してきました。自分で貯めた500万円と、祖父母から成人祝いにもらった100万円、合計600万円あります。

自分で500万円貯めることができたし、生活も落ち着いたので、将来のことを考えてマンションを買うのもアリかなと考え始めています。

結婚は、いい人がいればしたいですが…。派遣社員だったときは不安で婚活もしてみたのですが、向いていませんでした。笑。いまは無理して結婚しなくてもいいと思っています。

宅建士からのアドバイス

こんにちは、カーサミアクラブのヨシムラです。

山本さんは勤続10ヶ月ですが、しっかり貯金されているので購入可能です。
今よりもいい家、探しましょう!

ただ、ローンの組み方には工夫と事前のシュミレーションが重要です。
転職してから10ヶ月・前職での在籍も2年・その前が派遣社員、となると金融機関から少し厳しい目で見られてしまうので、注意しましょうね。

転職歴の多い人は、対策が重要

転職歴が多いと金融機関側からの審査は厳しくなります。
いたってシンプルな話ですが、「仕事を継続して続けられる=安定した収入を得られる=ローンの返済をきちんとしてくれる」といった流れです。

転職して間もない方は金融機関から「この人ちゃんと返済を続けられるの分からない」と判断されてしまうということですね。本人は働く意思があるのにも関わらず!です。

山本さんも同様に転職歴の多い不安定な人と見られてしまいそうですが、事前のシュミレーションと転職理由の整理など、しっかりと対策しておくことで、金融機関の見方も変わります。カーサミアクラブでは対策のお手伝いもしていますので、ご安心くださいね。

自己資金(頭金)が多いのは有利

貯金600万円。これはとても素晴らしいですね!なかなかここまで貯められません。山本さんの努力の成果です!

この努力の成果は、住宅ローンでもしっかり活きてきます!

自己資金があるのとないのでは、金融機関の見方が変わります。例えば、3,000万円の物件を購入しようとする場合、頭金:300万円+諸経費分:250万円の約550万円の自己資金があれば、有利に働きます

しっかり自分で資金を調整できる力がある」と見られるわけです。確かに、貯金ゼロの人より、まとまった貯金がある人に貸すほうが見通しが立ちますよね。

ですので、ここはプラスです。

将来のことを考えたいなら、都心のコンパクトマンションがおすすめ

山本さんが家を買うのであれば、将来性のある物件がいいですね。

ここで言う、将来性のある物件は【都心のコンパクトマンション】 を指します。理由は将来のライフスタイルやライフステージが変わっても転用が効くから。

まだまだ東京近郊に需要が集中しています。電車社会であるのも当分変わらないでしょう。ですので、東京近隣エリアの便利なところで探すのが得策です。

自分でも借りたいなと思う物件を買うのがベターです。

いまの会社は長く働き続けられそうとのことですが、便利なエリアに買っておけば、もしまた転職することになっても通勤が楽ですよね。逆に考えれば、エリアに縛られずに転職できることになります。

もし結婚して住まなくなったときも、人に貸すことができれば、負債にはなりません。むしろ、資産としてみることができますよ。

月の支払いが7.3万円なら、こんなマンションが買えます

家賃7.3万円は、便利な場所にゆったりサイズのワンルームが買える予算です。

月々の家賃も、一年分だと7.3万円×12=87.6万円。毎年約90万円も払い続けるのはもったいないですよね。

月々 7.3万円の家賃を払っているということは、おおむね2000万円~2500万円の住宅ローンの支払いと同等になります。予算のイメージはこのあたりからスタートするといいのではないでしょうか。

ちなみに、比較的便利な場所で2000万円~2500万円で検討できる物件は少し築年数が経っている20㎡台のワンルームタイプがメイン。8畳~8.5畳くらいの、ゆったりサイズのワンルームのイメージです。

もう少し広い部屋を探したい場合は、多少駅から遠い物件を狙っていきましょう。

まとめ

山本さんは転職歴多めで、現在の勤続年数が短いことは少しネックですが、貯金がしっかりあるのは大きなプラス。有利なローンを組める可能性も出てきます。転職歴があっても前向きなステップアップとして、きちんと転職理由を説明できるようにしておきましょう。

現在33歳ということですが、今すぐ購入しても35年後には68歳。定年している可能性が高いので、5年分程度の繰り上げ返済を視野に入れた資金計画がおすすめですよ。

家賃7.3万円なら、2000万円~2500万円の住宅ローンの支払いと同じくらいです。この予算があれば、23区内の便利な場所で、20㎡台・8畳~8.5畳くらいのワンルームが買えますよ。

しっかり貯金できている、かなり堅実派の方なので、自分へのご褒美と将来の安心のために、購入も検討してみてくださいね。

※記事の内容は執筆時点のものになります

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