安い豚こまを柔らかくする、魔法の調味料って？実はみんな持ってるアレ

豚こま肉はリーズナブルなので節約にはもってこいの食材ですよね。でも、料理したらパサパサになってしまう、というお悩みも。

この記事では安い豚こまを柔らかくする方法について解説します。

こんにちは、食物検定1級保持、自炊歴20年のカーサミアライターの山本です。

節約もおいしさも、どちらも諦めたくない人はぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。

豚こまを柔らかくするには…調味料を入れるタイミングが重要！

家にある普通の調味料も、入れるタイミングを調整することで、魔法みたいに柔らかく変わるんです！

砂糖は加熱前のタイミング

豚こまを加熱する際に砂糖を加えると、筋繊維の収縮や凝固が始まるタイミングを遅らせることができるので下味として加える料理だと柔らかく食べられます。

砂糖醤油を使った甘辛煮、焼き肉のたれ炒めなど、お肉を柔らかくしたいときにおすすめの方法です。

塩は仕上げのタイミング

いつも料理に使っている塩も入れるタイミングによってお肉の柔らかさに影響します。料理の最初に入れると水分が抜けやすいので、塩を使うときは最後の味の調整で使うといいですよ！

片栗粉

加熱前に肉にまぶすと水分が逃げないのでパサパサしにくくなります。調味料も絡みやすくなるのでしっかり味をつけたいときにもおすすめです。

酒

酒は豚こまの保水性を高めるため、パサパサした食感になるのを防いでくれます。料理の味付けに使ってもいいですが、下味として使っておくと豚こま料理が柔らかく仕上がります。

他には・・・

酵素は豚肉のタンパク質を分解してくれます。調理前に1時間ほどつけておくと固くなりにくいですよ。

下味冷凍の際に、これらの調味料に漬けて冷凍するのもおすすめです！

豚こまを簡単に柔らかくする調理法

たたく

繊維をつぶすと柔らかくなります。豚こまは薄いので重ねて軽くたたくと繊維がつぶれて柔らかく。

たたきすぎるとちぎれてしまうので気を付けましょう。

低温で煮る

じっくり低温で煮ると固くなりにくいです。煮込み料理に使うときはじっくり弱火を意識して煮込みましょう。

豚肉を安全に食べるには、お肉の中心温度を75度以上で1分以上加熱、または63度以上の熱で30分以上火を通す必要があります。

ただし、豚こまは薄いので見た目のピンクがなくなり、白くなれば食べられます。柔らかく食べるなら強火ではなく、弱火で急激な温度変化を防ぎましょう。