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災害時

ペット

【犬の防災】防災グッズを買うだけじゃ足りない!愛犬を守る準備とは?

この記事では「一人暮らしで犬を飼っていて、地震などの災害に遭ってしまったときどうすればいいか。普段から備えるべき防災対策」などについて、犬のトレーニングサービスも行っているPeT2rainee(ペットレーニー)の代表トレーナー、高橋ルミさんが解説します。
ペット

【猫の防災】防災グッズを買うだけじゃ足りない!愛猫を守る準備とは?

この記事では「一人暮らしで猫を飼っていて、地震などの災害に遭ってしまったときどうすればいいか。普段から備えるべき防災対策」などについて、猫のトレーニングサービスも行っているPeT2rainee(ペットレーニー)の代表トレーナー、高橋ルミさんが解説します。
防災

災害時、なくて困ったもの【2023年アンケート結果】ランキングTOP5

今回カーサミア編集部では、実際に台風、地震、大雨といった災害に被災してしまった人にアンケートを実施。“災害時、なくて困ったものランキング トップ5”としてまとめました。実体験に基づいた生の声なので、本当に必要な防災グッズは何か、どんなものをそろえておけばよいか、考える参考になると思います。災害時、なくて困ったものランキング第5位は、「ラジオ」でした。体験談として「台風の影響で停電になりました。テレビがつきません。スマホは充電がなくなってしまい天気関連のニュースが見られませんでした。台風がどこにいるのか、いつ過ぎるのかわからず困りました」という声が寄せられました。普段ラジオは聞かないという人も、防災グッズとして小型の電池式ラジオを一つ持っておくといいでしょう。災害時、なくて困ったものランキング第4位は「飲料水」。今回のアンケートでも「地震で1日断水。でも、水を手に入れることができませんでした。大勢の人が近所のスーパーやドラッグストアに水を買いに行き、在庫切れだったからです」といった体験談がありました。備蓄用としてミネラルウオーターを買っておくことをおすすめします。一人暮らしの場合、必要な備蓄は約21リットル。大容量の水は運ぶのが大変なので、長期保存できるペットボトル入り飲料水セットを通販で買って置いておくといいでしょう。災害時、なくて困ったものランキング第3位は「モバイルバッテリー」。体験談としては「地震で停電したとき、スマホの電池がなくなりモバイルバッテリーもなくて、だれとも連絡が取れなくて困っていました」「台風で3日くらい停電。いつまで停電が続くかわからず、スマホで台風情報を調べたかったのにバッテリー残量が気になって……」「モバイルバッテリーは持っていたのですが、充電するのを忘れていました。スマホが使えなくなりそうでした」といった声がありました。モバイルバッテリーがあってもまだ不安という人には、手回し式の充電器もおすすめです。災害時、なくて困ったものランキング第2位は「非常食」。体験談としては「東日本大震災のときに計画停電がありました。スーパーなどで食料品の買い占めがあり、私が買い物に出た頃には食べるものがスーパーの棚からなくなっていました」「北海道胆振東部地震で3日間の停電。災害に何も備えていなかったので、家にある食べ物がいつまでもつか分からず不安でした。近くのスーパーやコンビニの食料品もすぐに売り切れてしまい、何も置いてませんでした」といった声があがりました。飲料水と並んで絶対に備蓄しておきたいのが食料品です。非常食としてはすぐに食べられる缶詰、カンパン、チョコレートが代表的ですが、バラエティに富んだメニューが詰め合わせになった非常食セットも販売されていますよ。災害時なくて困ったものランキング、第1位はなんと「懐中電灯」でした。「台風が直撃して夜間停電になった。実家に住んでいるときには家にあった懐中電灯だけど、引っ越し後は持っていなくて後悔」「台風で一時的に停電。懐中電灯がなかったので、家の中が真っ暗になってしまって、どうすることもできずにとても困りました。きちんと用意しておけばよかったと思いました」「自宅にいるときに東日本大震災に。停電が1週間以上続きました。懐中電灯がなくて夜に困りました。携帯の灯りでは心もとなく、バッテリーがなくなったら次にいつ充電できるかも分からないのでずっと不安でした」「台風の影響で停電になってしまい、夜まで停電が続きました。家の中が真っ暗になり、何も見えなくて困まったし、恐怖感も覚えました」といった体験談が寄せられました。災害時に停電になると夜は真っ暗。突然の暗闇は不便なだけでなく恐怖だと思います。「一応懐中電灯はあったけど、液漏れして壊れかけていた」という声もあったので、すでに持っている人は、ちゃんと使えるかどうか一度点検してみることをおすすめします。「懐中電灯はあったのですが、食事中などに周囲が照らせる置き型のランタンもあればもっとよかったです」という声もありました。予備の電池も忘れずに!飲料水と非常食が必要なのはわかりますが、普段ひんぱんには使わないであろうラジオと懐中電灯はちょっと盲点だったかもしれません。またこのほかに「カセットガスコンロ」を挙げた人も多くいました。想像していたより挙げた人が少なかったのは簡易トイレ。でも100均でも売っているので、数個だけでも備蓄しておいたほうが良いと思います!この記事で紹介したものを参考に、いま持っている防災グッズを再点検してみてくださいね。
防災

女性が企画!みんなに優しい避難所って? 避難訓練最新アイデア2023・後編

女性9名が主導して、地域の防災・防犯についての啓蒙活動の一環として、大規模な避難訓練を計画しているというグループを取材。実際の避難訓練の様子や、参加者へのアンケート結果、避難計画を立てやすくするツールについて紹介します。避難訓練当日は、9時30分に「震度6弱の地震発生」のお知らせを、各町内の拡声スピーカーと青パトから放送。避難所でのイベントは、以下の通りです。「・避難所として倉庫に置かれている備蓄品についての紹介・ガソリン発電機を使用した投光器の実演・救護用や更衣室に使えるテント(写真)やパーテーションを組み立てた状態で展示・担架でケガ人や病人を運ぶ実演・備蓄品の見学タイム・有田校区のハザードマップを使用しての早良区役所からの防災講座・校区内にいる防災士(男性2人、女性2人)によるAEDの操作と心臓マッサージの実技」。実際に避難訓練をやってみたところ、最初の放送が住民によく聞こえたのは、町内放送の方でした。また、各自避難者は全体としては移動が早かったものの、何人かは集団避難者より集合場所に到着するのが遅くなりました。集団避難は時間はかかりますが、避難者をより確実に誘導できるように、それぞれメリット・デメリットがあります。またAEDの実技は大好評でした。駅や公共施設などでAEDを見かける機会は増えましたので、一度使い方について調べておくことをおすすめします。避難訓練全体の感想として、公民館と自治協議会と地域が一体となって実施できた点はよかったと思います。反省点としては、備蓄品のテントや段ボールで作る簡易ベッドの組み立てを実演し、ほかの備蓄ももっと注目されるようにすればよかったです。終了後のアンケートから「地域のつながりの大事さ」といった声があり、今回の避難訓練のテーマに沿っているのでうれしかったです。“女性ならではの目線で、優しく心配りのできる避難所を開設したかった”というテーマについては、女性向けの避難所で役立つ性被害に備えるツールを配布できました。また、避難の困難な車いすの方やペットの避難の方法なども、今後の課題として考えていきたいと思っています。最後に、カーサミアの読者も使える防災ツールをご紹介。福岡市から転用許可をいただいた“マイタイムライン(我が家の避難計画)”は、みなさんにも役立つと思います。それぞれの家族構成や緊急連絡先、自宅のある場所の危険度、避難先、防災・避難情報の入手方法、非常時の持ち出し品のチェックリストなどが、一枚のプリントにまとめられるようになっていて、災害が起こってから慌てないように自分用の避難計画が立てられます。一人暮らしだからこそ、いざというときに慌てないように避難計画を立てておけますね。もし家族の近くで一人暮らしをしている人なら、どのタイミングで実家を手助けしに行くのか、相談しておくこともできそうです。よかったらプリントアウトして使ってみてください。一人暮らしの女性の場合は、日頃から地域住民との関わりを持つことが少ないかもれません。しかし、万が一の大規模災害の際は、住民同士のつながりが重要。地域住民同士が助け合う「共助」がないと、大規模な避難は困難です。普段から近所のお店の人と挨拶を交わしたり、地域のイベントなどに参加したりして、少しでも地域住民とのつながりを持っておくことを考えてみてはいかがでしょうか。ぜひ一度、ご自身の近所でいつ、どんな避難訓練があるか調べて、参加してみることをおすすめします。
防災

女性が企画!避難所セクハラ対策まで考えた、避難訓練最新アイデア2023・前編

女性9名が主導して、女性目線の大規模な避難訓練を計画している方々にインタビューを行いました。避難所でのセクハラ・性被害対策をはじめ、女性ならではの身近な意見が反映された避難所運営とは、どのようなものなのでしょうか?取材先は福岡県早良区有田。自主防災会「有田防災ナイン」とは、有田公民館を通じて校区内の女性に声をかけて、集まった女性たち9名。全員が女性であることを除いては、子育て真っ最中の世代からずっと上の世代まで幅広く、普段の活動も様々です。避難訓練のねらいは、人がたくさん集まることで、当日参加しない人にも「何か防災のイベントをしている」ということアピールし、地域の防災意識を育てていくこと。次世代や子どもたちに防災意識を持ってもらい、長い目で見て「防災」について啓蒙していければと考えているとのこと。今回の避難訓練が人のつながりも含めた防災意識、言うなれば防災のソフト面も考えるきっかけになればと思っているそうです。女性ばかり9名が集まっていることのメリットは、それまでの男性目線とは違う女性ならではの身近な意見が次々と出てきたこと。まず避難所の備品についても具体的で身近なもの(アルミホイル、紙皿、紙コップ、タオル等)の必要性があがりました。大勢の人が学校の体育館などに避難してきた場合、更衣室がなかったり、施設のトイレが使えなかったりするとプライバシーが守られませんし、性被害にも繋がりかねません。男性にとってはそれほど重大なことでなくても、女性には大問題なことに気づいて対策を取れるのは、やはり女性ではないでしょうか。また会合を重ねていく中で、避難先で女性の性被害があったという情報も共有されました。たとえば2016年4月に発生した熊本地震では、熊本県内の指定避難所で10台の少女がボランティアの少年から暴行を受けるという事件が実際に起きています。このときは少女の母親が気づいて警察に被害届を出しましたが、泣き寝入りして申告されなかったセクハラ・性被害は一定数あると考えられています。今回の避難訓練のために用意したものは、まず「ビブス(ゼッケンのようなもの)」。これを避難訓練の参加者全員が付けることで、地域に防災訓練を行っていることをアピールします。「救護場所」や「避難本部」、「受付」などの場所を告知するラミネート看板は、公民館が作成。子どもにもわかりやすいようキャラクターのイラストをあしらう配慮は、地域に根差した公民館ならではのもの。そして女性と子どものための「相談先カード」。女性や子どもが万が一避難所で性被害や暴力、セクハラに遭いそうになったときに使えるものです。性被害者の年齢層は若くて、「NO」と言えない子どもたちがターゲットになることも多いため、普段からそういう意識を持たせることは、先々の性被害防止につながると思います。また、災害時に女性に対する性暴力が起こる可能性があるので注意が必要ということを知ってもらうために、「有田防災9が女性目線で考えた避難所情報とおすすめ防犯グッズ」と題したリーフレット、「避難時や避難場所での防犯」についての資料も作りました。「参加記念エコバッグ」は、防災訓練当日に、飲料水(5年間賞味期限付き)のペットボトルと、真空パックの菓子パンを入れて、記念品として配ります。普段から使うことで、避難訓練に参加したことを訓練後もずっと覚えていてもらって、少しでも防災意識が根付く助けになればとの想いだそうです。今後は住民同士のつながりや防災に関する知識や避難のしくみといったソフト面の強化につながる活動もしていきたいとおっしゃっていました。「普通の主婦が集まり、防災を考えて企画した訓練です。」とおっしゃっていましたが、もともと地域のことを大切に考えて活動していらっしゃる女性たちだからこそ、女性目線で、優しく心配りのできる避難所開設という企画の避難訓練が企画できた様子の伝わるインタビューでした。
防災

災害時の備え、チェックリスト8項目。あなたはいくつできている?

「非常用持ち出し袋の準備に、避難場所の確認に…」と、災害時の備えを完璧に行っていると思っていても、見逃している部分があるかもしれませんよね。今回は、防災士という防災系の資格保有者である私が、「やるべきことが多いので、何か見落としていそうで不安です。チェックリストを教えてください。」という質問にお答えして、チェックリスト8項目をご紹介します。自身が行っている災害時の備えがきちんとできているのか、チェックリストを元にぜひ一度確認してみてください。(1)0次の備えを準備する:「いつも持ち歩く防災グッズ」のことです。外出先での災害に備えて、モバイルバッテリー、携帯食、懐中電灯などをコンパクトな防災ポーチにまとめて用意するのがおすすめです。 (2)1次の備えを準備する:「避難時にすぐに持ち出せて1日程度をしのげる備え」のことです。避難する際に必要な物をまとめた非常用持ち出し袋を、玄関などすぐに持ち出せる場所に用意しましょう。(3)2次の備えを準備する:避難生活が長期化した場合に必要になる「避難所や自宅で3日程度の避難生活を送るのに必要な備え」のことです。(4)被害想定を確認する:自宅周辺や、職場周辺など普段長く過ごす場所の災害の被害想定を、ハザードマップなどで確認しましょう。ハザードマップは、地震・津波・土砂災害など災害の種別ごとに用意されているため、災害ごとに全て確認するようにしてください。(5)避難場所・避難経路を確認する:災害ごとに避難場所や避難経路も異なります。ハザードマップなどを用いて、避難場所や避難経路を事前に確認しておきましょう。(6)自宅の災害対策を行う:地震、台風、火災など災害ごとに自宅の対策を行いましょう。地震対策は、自宅の耐震確認、家具の転倒防止対策、避難経路や安全スペースの確保など。台風対策は、窓ガラスの飛散防止、雨戸やシャッターを確認など。火災対策は家庭用消火器の設置、ブレーカーの位置の把握などです。(7)安否確認方法を確認する:災害時に家族や周りの人に安否確認ができるように、連絡手段を事前に決めておきましょう。災害用伝言ダイヤル「171」をはじめ、様々な手段があります。(8)情報収集手段を確認する:いざという災害時に素早く災害情報を収集し、デマに惑わされないように、災害時の情報収集手段を事前に決めておきましょう。