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【犬の防災】防災グッズを買うだけじゃ足りない!愛犬を守る準備とは?

ペット
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この記事では「一人暮らしで犬を飼っていて、地震などの災害に遭ってしまったときどうすればいいか。普段から備えるべき防災対策も含めて、犬のトレーニングサービスも行っているPeT2rainee(ペットレーニー)の代表トレーナー、高橋ルミさんが解説します。

アニマルトレーナー・高橋ルミ
アニマルトレーナー・高橋ルミ
教えてくれたのは…

前職はイルカのトレーナー!
現在は自身で「ペットのトレーニングレクチャーサービス」を提供する株式会社PeT2raineeを運営し、幅広い動物・ペットのトレーニングに携わるプロのアニマルトレーナー。

動物の専門学校を卒業後、株式会社横浜八景島の飼育部門に入社。約5年間で約12種類の動物の飼育・トレーニングに携わる。飼育員としても幅広い動物種の経験をもつ「カリスマアニマルトレーナー」。
水族館を退職後は、動物の行動学に基づいたトレーニングを学ぶために、麻布大学発のスタディー・ドックスクールに通い、犬並びに動物の行動学に対する知識を深める。

・愛猫は犬顔負けの技をもつ猫として、SNS総フォロワー約40万人超えのペットインフルエンサー
・「ニノさん」「ねこ自慢」などのテレビ出演経験もあり。

アニマルトレーナー・高橋ルミさんをフォローする
高橋ルミさんが代表を務める「飼い主のためのトレーニングレクチャーサービス」株式会社PeT2rainee

こんにちは、アニマルトレーナーの高橋です。
 
今回は、一人暮らしの人が犬を飼っていて地震や台風などの災害時に愛犬をどう守ればいいかについて、トレーナーとして飼い主として日々犬と向き合う私が、解説するのでぜひ参考にしてください。

災害はいつ起こるかわかりません。
そんな時に大事な家族(愛犬)を守れるように準備をしておく必要があります。

特に食料、水、医薬品を備蓄し、避難計画を立てて、迷子対策をしておくことがとっても大切です。

具体的に【愛犬を守るため、災害時に向けた対策】にはどんな準備が必要なのか、この記事を通して確認していきましょう。

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犬の防災対策1:愛犬と日頃からできるトレーニング

イメージ画像:写真AC

愛犬のために災害時に必要なアイテムを普段からそろえておくことは重要。ですが、もしもの時にしつけができていないと飼い主の言うことを聞かずに逃げて迷子になったり、ケガをしたりする可能性があります。

そうならないために普段からトレーニングをして飼い主の指示を聞くようにしつけておきましょう。

ここでは緊急時に役に立つトレーニングを紹介します。

クレート(ハウス)トレーニング

避難所には多くの人が集まることから、犬はクレート(屋根が付いた箱型のハウス)の中で生活することが予想されます。

そのため、日頃から狭いクレートに入ることに慣らしておくことが重要です。

ステップ1 クレートに慣れさせる

写真提供:筆者

扉を全開にした状態で、クレートの外からご褒美(おやつ)を入れる。

※おやつに気づかない場合は、手にご褒美を持ちクレート内に誘導してもOK

パピー(幼犬)やクレートに入ることに抵抗がない成犬の場合
  • 毎日クレート内でごはんをあげるのも有効です。
    写真提供:筆者(以下同様)
  • 食べている間、扉を閉めても暴れないようなら閉めておきましょう。

ステップ② 人の指示でクレートに入れるようにする

  • クレートの扉を閉じた状態で、クレートにご褒美(おやつ)を入れておく
    写真提供:筆者(以下同様)
  • 愛犬がクレート内に入りたそうにしてきたら、『ハウス』『入る』などの決めた合言葉を言ってから扉を開ける。
  • ご褒美に食いついている間に扉を閉じる。

後ろ足をクレートの外に残さず完全にスムーズに入れるようになったら次のステップへ。

ステップ③ クレート内にご褒美を置いておかなくても、中に入るようにする

扉を閉じた状態で、合言葉とクレートへの指差しで扉を開放しクレートに入れたら、扉を閉めてからご褒美をあげる。

  • 写真提供:筆者(以下同様)

ステップ②との違いは、ご褒美をあげるタイミング。

ステップ④ クレートに入れられている時間を延ばす

  • ステップ③の流れで、知育玩具にご褒美を入れたものを用意し、クレート内にいる時間を延ばしていく。
    写真提供:筆者(以下同様)

扉を閉める時間は、
・最初は食べ終わるまで
・食べ終わってから5分
・食べ終わってから10分
というように徐々に時間を延ばしていく。

この時、外に出たくて鳴いたり扉をカリカリしたりするような行動が見られても無視をする。

おとなしくなったタイミングで開放しましょう。

写真提供:筆者

毛布などをかけて暗くしてあげるのもポイントです。

「おすわり」「待て」のトレーニング

続いて、災害時に愛犬の逃走・迷子防止のために教えておくと便利な技を紹介します。

「おすわり」のトレーニング

まずおすわりから教えます。

これは次の「待て」のトレーニングの前段階。

いろんな状況で行動を制御する「待て」を教えるに当たって、最初に四つ足で立っているいちばん犬が動きやすい状態で静止するということを教えるのは、とてもハードルが高いです。

そこで最初に静止しやすいおすわりを教えてから「待て」を教えるようにします。

おすわりのトレーニング
  • ステップ1
    手に持ったご褒美を鼻に近づけた状態で、体の重心が後ろに行くイメージで顔が上を見上げるように手で誘導する。
    写真提供:筆者(以下同様)

    腰が少しでも降りたら、『いいこ』などの褒め言葉をかけてご褒美をあげる。

    ★下がって行かないように、後ろに壁がある場所で行うとうまくいきやすいです。

  • ステップ2
    腰が降りる頻度が上がってきたら、腰が降りて完全に座る状態になってからご褒美をあげる。

    手の誘導で座ることが10回中10回できるようになったら次のステップへ。

  • ステップ3
    『おすわり』など決めた合言葉を言ってから、手で誘導する。

    手による誘導はどんどん小さくしていくように心がけましょう。

  • ステップ4
    最終的におすわりの声がけだけで座れるようになると、飼い主の手が塞がっている時や愛犬との距離がある時に遠隔で指示が出せるので便利です。

「待て」のトレーニング

  • ステップ1
    リードをつけた状態でおすわりをさせ、まず飼い主が一歩下がる。
    写真提供:筆者(以下同様)

    リードを使うのは、愛犬が動いてしまった 時にリードで引っ張って止めることで、静止するということを犬に理解させやすくするため。

    ご褒美を見せた状態でいいので、愛犬が動かなかったら褒め言葉と同時にご褒美を与える。

    一歩下がる前に動いてしまったら、もう一度おすわりをさせた状態からトライする。

    飼い主が一歩下がってもおすわりした状態を続けられるようになってきたら次のステップへ。

  • ステップ2
    おすわりした状態で、飼い主が一歩下がっても動かないでいられるようになったら、おすわりさせた犬の周りを歩いて回ってみましょう。

    最初は一周回りきる前に動いてしまうかもしれませんが、徐々に距離を伸ばしていきましょう。

    そうすることでおすわりしている時間が伸びていきます。

    距離を伸ばすことで静止する時間が延び、「待て」という合図=「その場で静止する」という学習に紐付きやすくなります。

    一周回れるようになったら、次のステップへ。

  • ステップ3
    リードを外しておすわりした状態で、『待て』などの決めた合言葉をかけて、飼い主が離れる。

    飼い主に『待て』と言われた場所でしばらく待てたら、近寄って褒め言葉と同時にご褒美をあげる。

    待てずに動いてしまったら、待たせる時間を短くして再度トライしましょう。

  • ステップ4
    応用編

    『待て』を理解してきたら、ふせや動いているシチュエーションなどでも『待て』と言葉をかけます。その場で待つことができたら褒めながらご褒美をあげましょう。

呼び戻しトレーニング

  • ステップ1
    ご褒美(おやつ)を用意します
  • ステップ2
    ご褒美をあげながら首輪を掴んで動きを止める練習

    捕まえられることに慣らしておくと、緊急時の逃走防止に役立ちます。

  • ステップ3
    『まて』をした状態で少し離れて、あらかじめ決めておいた呼び戻しの合図の言葉(おいで、来てなど)をかけて、ご褒美を見せて呼ぶ。

  • 呼び戻しの合図の言葉で来るようになったら、
    少しずつ距離を伸ばしていきます

  • 応用編
    ドッグランであったり、散歩中であったり家の中で何かに夢中になっているタイミングで声をかけても来るように、いろんなシチュエーションで練習しましょう。

やっておいた方がいい社会化

イメージ画像:写真AC

避難所では知らない人や知らないわんちゃんと接する機会が増えます。

そうなったときに怯えたりパニックになったりしないように、日ごろから社会化トレーニングをおすすめします。

人馴れトレーニング

家編

来客の人からご褒美をもらう習慣をつけましょう。
撫でられるのが好きな子は、たくさんスキンシップを取ってもらいましょう。

散歩編

日頃からご褒美を持ち歩き、会った人にご褒美をあげてもらう習慣をつけましょう。
撫でられるのが苦手な子は、ご褒美をあげてもらうだけにして、無理に触らせないようにしましょう。

環境変化に慣れさせる

イメージ画像:写真AC

電車移動、車移動、親戚の家に預けるなど、小さい頃からいろんな環境で過ごすことに慣らしておきましょう。
移動先では、たくさん遊んだりして楽しい経験をさせるといいでしょう。

他の犬との交流

イメージ画像:写真AC

犬好きな犬もいれば、犬嫌いの犬もいます。

パピー(子犬)・犬好きの場合

体格が同じくらいのわんちゃんとドッグランなどで交流をしておくといいでしょう。
小さい頃から交流をしておく方が犬慣れしやすくなります。

犬嫌いの犬の場合

ガツガツ寄ってくる犬ではなく、おっとりした性格の犬を選んで接触させます。
「挨拶ができたらご褒美を与える」を繰り返すことで苦手意識を減らしていきましょう。

その他にやっておくべきこと

騒音への慣れ: 災害時にはさまざまな騒音が発生します。日常的に様々な音に触れさせて慣らしておくとよいでしょう。
怖がったりびっくりしたりしている場合には、ご褒美をあげて気分を和らげてあげましょう。

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犬の防災対策2:愛犬の身体にしておくこと

日本では犬を飼育する場合、飼い主に対して3つの義務があります。

やっていないと避難所に入れない可能性もあるので、ぜひやっておきましょう。

マイクロチップの装着

迷子になった時に、飼い主を特定するための手立てになります。

令和4年からペットショップやブリーダーなどで販売される犬猫に関しては、装着が義務化されています。
保護犬を譲り受けた場合や令和4年以前に迎えた犬の場合は、マイクロチップを装着するようにしましょう。

装着後、環境省の専用サイト(https://reg.mc.env.go.jp/)での登録も忘れないようにしてください。

狂犬病ワクチンの接種

イメージ画像:写真AC

狂犬病ワクチンの接種義務:犬を飼い始めた時、または飼っている犬が生後90日以内の場合は90日を過ぎてから30日以内に、その年の1月1日から12月31日の間に狂犬病予防接種を受けさせる必要があります。

この接種は毎年1回、獣医師に行ってもらいます。狂犬病の予防と根絶を目的としています。

役所への登録

イメージ画像:写真AC

犬を飼い始めたら、または飼っている犬が生後91日を迎えた時点で、その犬の登録を行う必要があります。この登録は生涯に一度行うもので、万が一、行方不明になった時に迅速な対応を可能にするため、また狂犬病の発生や拡散を防ぐための重要な手段です。
引越しなどで住むエリアが変わる場合は、引越し先の役所で再登録をしましょう。

これらの措置は、人と犬の両方の健康と安全を守るため、そして狂犬病の国内発生を防ぐために非常に重要です。

そのほかにやっておくといいこと

ここからは義務ではないですが、やっておいた方がいいことを紹介します。

ワクチンの接種

ワクチン接種は毎年することが理想ですが、体調面から毎年接種が難しい場合は抗体検査でも構いません。避難所には多くのペットが集まるので感染予防につながります。

ノミ・ダニ予防

普段散歩をするしないにかかわらずノミやダニがついてしまうリスクはあるため、日頃から予防しておきましょう。
ノミ・ダニ駆除剤は市販のものもありますが、動物病院で処方してもらう方がより効果的で安全性も高いでしょう。

避妊去勢実施

避難所で保護してもらう時のために、避妊去勢もしておくことをおすすめします。

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犬の防災対策3:住まいでできること

家具の固定

倒れてきそうな家具は固定。落下してきたら危ない物は高い所に置かないなどの対策をしておきましょう。

家具や本棚の地震対策。賃貸でもOKな転倒防止法は?【防災士解説】
賃貸では、家具転倒防止対策の際に壁にネジ止めができませんよね。また、床や天井などをできるだけ傷をつけたくないため、家具転倒防止対策が難しいという方も少なくないでしょう。今回は、防災士という防災系の資格保有者である私が、「賃貸の家具転倒防止対策」に関して紹介します。家具転倒防止器具の中には賃貸でも利用可能なものも複数あります。まだ、賃貸で地震対策ができていないという方はぜひ参考にしてみてください。まずは賃貸でもできる家具転倒防止対策を5選紹介していきます。1.突っ張りポール式で家具を固定する:天井と家具の間に伸縮可能な突っ張り棒を設置して転倒を防止する器具です。タンスや棚など大きめの家具や、冷蔵庫など奥行きがあり天井との距離が近いものの転倒防止に最適です。2.ベルト式で家具を固定する:賃貸で使うなら、家具と壁を粘着テープのついたベルトで固定し、連結して転倒を防止するタイプのものがよいでしょう。本棚などの家具や、テレビ・冷蔵庫・洗濯機など穴を開けられない電化製品などの固定に適しています。また、天井の強度が弱いなどの事情でポール式が利用できない場合にも最適です。3.壁に吸着させて家具を固定する:壁と家具の間に貼ることで地震の揺れを吸収し、転倒を防止する器具です。家具の上部に設置するだけでなく、側面にも取り付けが可能です。家具の高さが足りずポール式が利用できない場合や、テレビ台のように背面が空いている家具にも利用でき、便利です。4.耐震ストッパー・耐震マットを家具の下に敷く:耐震ストッパーは、家具の前下部に挟み込み、家具を壁側に傾斜させて転倒を防止する器具です。背の高い家具の場合、単体で使用しても効果が小さいため、突っ張りポールなど他の器具とあわせて利用しましょう。耐震マットは、家具の底面と床面を粘着性のゲル状のマットで接着させて転倒を防止する器具です。大きな家具の固定には向いておらず、小さい家具や家電の固定に適しています。5.突っ張り式の収納ボックスを設置する:天井と家具の間を埋めてくれる、突っ張り式の収納ボックスというものもあります。地震対策と収納が同時に行えるため大変便利です。より広い面で固定できるため、高い効果が期待できます。家具の転倒防止対策を行うだけでなく、落下防止や移動防止も行うことでより地震対策が行なえます。賃貸で壁を傷つけられないからといって、地震対策ができないわけではありません。壁を傷つけずに、一人暮らしの女性でも簡単に取り付けられる家具転倒防止器具がありますので、ぜひまだ対策ができていない人は始めてみてください。
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犬の防災対策4:備えておくべき、必要なグッズ

写真提供:筆者

防災グッズ1.キャリーバッグやリード、ハーネス

愛犬を安全に避難させるため、身体のサイズに合ったキャリーバッグやしっかりしたリードとハーネスが必要です。特に大型犬の場合は、キャリーバッグよりもハーネスが実用的です。

防災グッズ2.屋根付きケージまたはハードタイプのクレート

抱き抱えるよりも、ケージやクレートに入れる方が、周囲からの衝撃や落下物から愛犬の身を守ることができます。耐衝撃性があるものを用意しましょう。

防災グッズ3.非常食(ドライフードやウエットフード)と水:

愛犬用の非常食・水を最低1週間分用意します。パニックで食欲が落ちた時のために食いつきのよいおやつやウエットフードもあるといいでしょう。

また、缶詰は長持ちするので常備しておくことをおすすめします。

防災グッズ4. お皿

簡易的な折りたたみ式の器などを用意しておくと、嵩張らず、狭い避難所でも便利です。

防災グッズ5.トイレシートやマナーウェア(オムツ)

猫と違い、犬は外での排泄が一般的ですが、震災時には外出が難しい場合があるため、トイレシートが役立ちます。

粗相をしてしまう可能性がある場合は、マナーウェアがあると便利です。

男の子用

女の子用

防災グッズ6. 散歩用品

写真提供:筆者

避難所や安全な場所で愛犬を散歩させるために、リードやペーパーバッグ(紙袋)、排泄物用の袋などを用意します。

防災グッズ7. 健康管理用品

愛犬が現在治療中または持病がある場合は、必要な薬や療法食(ある特定の病気や症状、健康状態に対応するために作られたフード)、けがをした時のための応急処置キットも準備しておくといいでしょう。

防災グッズ8. ストレス軽減用品

愛犬のお気に入りのおもちゃやブランケットを用意して、避難時のストレスを軽減しましょう。

防災グッズ9. 名札とマイクロチップ

愛犬が迷子になった場合を考慮して、名札やマイクロチップを今から装着しておきましょう。

防災グッズ10. ペットサークル

折りたたみのものがあると便利です。

防災グッズセット

さまざまな防災グッズがセットになっているものもあります。

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災害時の対応について

ここでは、実際に災害が起こった際にどう動けばよいのかを解説していきます。

<同行避難のフロー図>を確認

引用:環境省 災害、あなたとペットは大丈夫?人とペットの災害対策ガイドライン<一般飼い主編> P6,7「同行避難のフロー図」(平成30年10月3日更新), 2024/1/29閲覧

上の図は環境省が出している、実際に災害に遭った時、どのように動けば良いのかをまとめたフロー図です。ぜひ参考にしてみてください。

避難中のペットの飼育環境


引用:環境省 人とペットの災害対策ガイドライン P49「様々な避難中のペット飼養環境(参考)」, 2024/1/29閲覧

避難先での過ごし方はいくつかあるので、図をもとに自分の住むエリアの避難経路や、ペット受け入れ可能な避難所の有無などを事前に調べておき、どのように過ごすかイメージしておきましょう。

災害時の愛犬との接し方

1. 落ち着かせるには

  • 身を隠せるようなものを用意して周囲の状況が気にならないように暗くしてあげる。
  • できるだけ静かな場所を選ぶ。
  • 身体を撫でてあげる。
  • ご褒美で気分を上げてあげる。

2. 運動について

避難所の限られたスペースで十分な運動をさせるのは難しいです。

長期間にわたる避難所生活になる場合は、可能なら知人もしくはボランティア団体に預けることも視野に入れましょう。

犬とはぐれてしまった場合

すぐに自治体の動物担当部署や警察に届け出るようにしましょう。

また、今はSNSも普及しているので、SNSに愛犬の写真や情報をアップして情報提供を求めるのも一つの策かもしれません。

もっと詳しいことが知りたいという方は、環境省のホームページに「人とペットの災害対策ガイドライン」や、特に重要な点をまとめた「人とペットの災害対策ガイドライン<一般飼い主編>」が掲載されているので、ぜひ読んでみてください。

Q
災害時に愛犬がパニックになったり、迷子になったりしないためには?
A

普段からクレート(ハウス)に入ることに慣れさせたり、飼い主さん以外の人も触れたりするようにしておく。また、呼び戻し訓練などを日頃からしておきましょう。

Q
災害時に備えて備蓄しておくべきものは?
A

食料と水を7日分。ケージ、トイレグッズ、首輪とリード(ハーネス)、ワクチン接種や即往症がわかる書類を用意しておきましょう。

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