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シンク下、入れない方がいいものは?プロおすすめの収納アイデアも紹介

収納・インテリア
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この記事では「キッチンのシンク下を収納スペースとして活用したいけれど、湿気が気になる……」とお悩みの方に向けて、整理収納のプロである筆者が、シンク下に入れない方がいいものを解説します。

こんにちは!ストレスの少ない収納を心がけている、カーサミアライターの春野です。北欧式整理収納プランナーの資格を活かし、一人暮らしの女性に役立つ情報を発信しています。

シンク下に入れない方がいいものを理解しておけば、湿気などを気にすることなく、安心して収納できます。生活のプチストレスを減らし、一人暮らしを楽しみたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。

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質問:シンク下、湿気が気になる…入れない方がいいものを教えて!

キッチンのシンク下を収納として活用したいのですが、湿気が気になります。シンク下に入れない方がいいものを教えてください。

春野なほ
春野なほ
答えてくれたのは…

輸入雑貨店での販売経験をもつ、Webライター。 北欧のスローライフに興味があり、北欧式整理収納プランナーの資格を取得しました。インテリアや収納、ライフスタイルなど、心地よい空間づくりのヒントを発信しています。 現在のモットーは「背伸びしすぎない、ていねいな暮らし」です。

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湿気に弱いもの、水濡れNGのものを収納するのは避けよう

配管が通っているシンク下は、熱がこもりやすい特徴があります。そのため、食品や紙製品など、湿気や水濡れに弱いものを収納するのは避けましょう。

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シンク下に入れない方がいいもの

ここからは、シンク下に入れない方がいいものを、衛生面や使いやすさの視点から解説します。

食品

シンク下にストック品や調味料を入れるのは避けましょう|画像:筆者撮影

シンク下に入れない方がいいものとして、上の画像のようなストック品や調味料などの食品があります。

シンク下に収納すると、湿気によって風味が落ちる可能性があるため、シンク下以外の場所にしまいましょう。

特に開封済みのお米や粉類には、虫が発生する場合もあります。

使いかけのお米は野菜室に。小麦粉などの粉類は密閉容器に移してから冷蔵庫に。保管場所に注意することで、匂いや虫がつくのを防げます。

その他、シンク下に入れない方がいい食料品の例は以下を参考にしてくださいね。

シンク下に入れない方がいい食料品の具体例
⇒乾麺(ラーメン、パスタなど)、乾物(のり、切り干しなど)

紙製品

湿気を吸収しやすい紙製品も、シンク下に入れない方が無難です|画像:筆者撮影

キッチンペーパーや紙ナプキン、紙皿といった紙製品も湿気を吸収しやすい性質があるため、シンク下に収納するのはおすすめできません。

湿気を含んだり水に濡れたりすると、強度が落ちて使えなくなってしまいます。また、ほこりや汚れも吸収しやすく、衛生面でも不安があります。

吊戸棚など、高い場所であれば湿気の影響を受けにくく、安心して収納できるでしょう。

キッチン家電

水濡れを避けたい、ハンドブレンダーや電動泡立て器などのキッチン家電も、シンク下で保管するのは避けたいところです。

とはいえ、一人暮らしの場合「収納場所が足りない」などの理由で、どうしてもシンク下にしまいたい方もいるかもしれません。

そういった場合は、家電が入っていた箱から出して保管しましょう。段ボール箱は湿気を含みやすく、ゴキブリが卵を産み付ける可能性があるのが理由です。

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シンク下へ入れるのに向いているもの

つぎに、シンク下へ入れるのに向いているものをご紹介します。いきなりきれいに整えようとするのではなく、何を収納するか決めておくと、片付けやすくなります。

■シンク下に除湿剤を入れておくと安心です

水まわりで使う調理器具

シンク下を水まわりで使う調理器具の定位置にすると、シンクで水を入れてスムーズに作業できるので、おすすめです。

水まわりで使う調理器具の例は以下を参考にしてくださいね。

水まわりで使う調理器具の例
⇒鍋、ザル、ボウル、計量カップ、包丁、まな板など

よく使うものは手前、あまり使わないものは奥に置くと、出し入れしやすくなります。

なお、フライパンや調味料、油などは、シンク下ではなくコンロ下に収納する方が向いています。調理中にサッと取り出せるので便利です。

水に濡れても問題ないストック品

水に濡れても問題ないストック品は、シンク下に収納してもOKです|画像:筆者撮影

水に濡れても問題ない、上の画像のようなストック品もシンク下へ入れましょう。

水に濡れても問題ないストック品の例
⇒水切りネット、スポンジ、ゴミ袋、アルミホイル、ラップ、洗剤など

掃除用品や洗剤類など、種類別に分けてファイルボックスなどに入れてから収納すると、何がどこにあるか見つけやすくなります。

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【シンク下のタイプ別】100均活用!収納アイデア

ここからは、100均グッズを活用した収納アイデアを、シンク下のタイプ別にご紹介します。「シンク下にどう入れようか」具体的な方法を考えるときの参考にしてくださいね。

引き出し|立てて入れれば上から中身が確認できる

100均でも購入できるファイルボックスなどに、立てた状態で収納すれば、引き出しを開けたとき、何がどこにあるか一目で確認できます。

ふた付きのボックスには、ラベリングしておくのがおすすめです。ふたを開けなくても中に入っているものが分かります。

観音開き|ラックを活用してスペースを使い切る

観音開きタイプのシンク下の場合は、ラックでスペースを上下に分けると、空間を無駄なく活用できます。

収納するものを種類別に分けてボックスへ入れることで、奥に入っているものも簡単に取り出せます。

Q
シンク下に入れない方がいいものは?
A

食品・紙製品・キッチン家電のような、湿気や水濡れに弱いものは、シンク下に入れるのを避けましょう。

一方、シンク下収納に向いているものとしては、水まわりで使うボウルやザル、水に濡れても問題ないストック品などがあります。

何を収納するか確認してから、場合によっては100均グッズを活用して、すっきり整えてくださいね。

かさみやちゃん
かさみやちゃん

カーサミアでは、「シンク下」での収納のコツ、多数公開中です。

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今回は「シンク下に食器を収納しても大丈夫でしょうか?でも湿気がこもってゴキブリが出やすいのでは?と不安です。一人分の食器を衛生的にしまう方法を知りたいです。」という質問に、狭いワンルームでの一人暮らしの経験があり、北欧式整理収納プランナーの筆者が回答します。結論から言うと、直接料理をのせるお皿をシンク下に収納するのは、あまりおすすめできません。シンク下は湿気がこもり、カビが発生しやすい場所です。衛生的に保つためには小まめなお手入れが欠かせません。対策が不十分な場合、湿気やホコリを好んでゴキブリが出ることもあります。ゴキブリ用の駆除剤も販売されていますが、食器と同じ場所に置くのは少し抵抗がある方もいるでしょう。また駆除剤を食べて死んだゴキブリが、食器の近くに転がっているのも避けたいものです。しかし、どうしてもシンク下にしか食器をしまえない場合は、湿気や害虫対策をしっかりおこなってから収納しましょう。シンク下に食器を衛生的に収納する方法をご紹介します。まず、食器を収納する前に拭き掃除をします。アルコールをスプレーしたティッシュペーパーやキッチンペーパー、布などで拭くのがおすすめです。また、排水管にすきまがあれば、「防臭ゴム」や「すきまパテ」といったアイテムを使って埋めましょう。排水管のすきまはゴキブリの侵入だけでなく、ニオイの原因にもつながるため、注意が必要です。乾燥してもカチカチに固まらないため、原状回復が必要になっても簡単に剥がせますよ。シンク下に食器を収納する場合、湿気対策が欠かせません。除湿剤や消臭剤を置くのはもちろん、普段から、食器を乾燥させて収納する・たまにシンク下の引き出しを開けて換気する等を意識しましょう。シンク下を衛生的に使うには、月1回程度シンク下に収納しているものをすべて出して、掃除するのがベストです。なるべく手間と時間をかけずにすむよう、掃除しやすい収納を意識するのがポイント。収納アイテムは「無印良品のファイルボックス」など、プラスチック製で汚れても丸洗いできる素材を選ぶと、お手入れが簡単です。こうしたポイントを押さえれば、シンク下でも衛生的に食器を収納できますよ。
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