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段ボールを収納に使うとき、ゴキブリは大丈夫?対策方法を解説

収納・インテリア
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この記事では、段ボールを収納グッズの代わりに使う場合に知っておきたい、ゴキブリの対策方法について解説します。

こんにちは!自身も空き箱や紙袋をリメイクして収納に使っている、カーサミアライターの春野です。北欧式整理収納プランナーの資格を活かし、一人暮らしの女性に役立つ情報を発信しています。

段ボールを収納に使っている場合、「ゴキブリが発生しないか心配」と感じますよね。暗くて狭い段ボールは、ゴキブリにとって住み着きやすい環境であるのは事実です。しかし、きちんと対策すれば、安心して収納に活用できます。

できるだけ安心して活用したい方は、ぜひチェックしてくださいね。

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質問:段ボールを収納に使って大丈夫?ゴキブリが住み着きやすいって本当?

家具にお金をかけることが惜しくて、段ボールをそのまま、時にはリメイクして収納グッズの代わりにしていますが、ゴキブリが出ないか心配です。

普通なら木やプラスチックで作るものを段ボールで代用することで、デメリットや気を付けるべきことはあるでしょうか?

春野なほ
春野なほ
答えてくれたのは…

輸入雑貨店での販売経験をもつ、Webライター。 北欧のスローライフに興味があり、北欧式整理収納プランナーの資格を取得しました。インテリアや収納、ライフスタイルなど、心地よい空間づくりのヒントを発信しています。 現在のモットーは「背伸びしすぎない、ていねいな暮らし」です。

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回答:段ボール収納はゴキブリの発生に要注意!住み着きやすい理由を押さえて対策しよう

段ボールを収納に活用する場合は、対策をしっかりおこないましょう|イメージ画像:photoAC

ゴキブリの発生が気になるのであれば、段ボールではなくプラスチック製の収納グッズを使用するのがベストです。

とはいえ、実際に段ボールを収納グッズの代わりに愛用している人もいます。筆者も現在、リサイクルに出す予定の服を段ボールに入れて保管していますが、そこからゴキブリが出てきたことはありません。

段ボールを活用したい場合は、ゴキブリが住み着きやすい理由を押さえたうえで、しっかりと対策しましょう。

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段ボールをゴキブリが好む理由

段ボールを活用するなら、しっかりとした対策が必須です|イメージ画像:Pexels

段ボールはゴキブリが好む環境が揃っている

段ボールには以下のような特徴があり、どの条件もゴキブリが好む環境です。

  • 暗い
  • 狭い
  • 暖かい
  • ジメジメしている

実際に、筆者が今までにゴキブリを発見した場所は、家具の裏や押し入れの奥、お風呂場の隅など、どれも上記の条件にあてはまります。

また、段ボールはジメジメしているため、カビが発生しやすい環境でもあります。ゴキブリだけでなく、カビを好むダニなど、ほかの害虫にも注意が必要です。

段ボールがエサになる可能性がある

ゴキブリは「雑食性」です。髪の毛やホコリ、紙など、何でも食べるため、段ボール自体がエサになる可能性があります。

段ボールを貼り合わせるときに「コーンスターチ」という、でんぷん成分が含まれる接着剤を使用する場合があり、このでんぷんもゴキブリのエサになるため、住み着きやすくなるのです。

また、段ボールの周りについた食べ物や油分、ホコリなどもゴキブリのエサになります。そのため、一度使用した物を収納グッズとしてリメイクするのは、避けるのが無難です。

ゴキブリが卵を産みつけやすい

段ボールの断面は波状になっています|イメージ画像:Unsplash

段ボールの断面は、上の画像のように波状になっています。隙間や奥はゴキブリが卵を産みつけやすく、子どもを育てるのに最適な場所といえるでしょう。

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段ボール収納のゴキブリ対策方法

段ボールを収納グッズとして活用する場合は、ゴキブリ対策が欠かせません。ここからは、押さえておきたいポイントをご紹介します。

新品の段ボールを使う

段ボールを収納に使うなら新品を購入しましょう|イメージ画像:Unsplash

ゴキブリは外から運ばれてくる場合もあります。そのため、段ボールを収納グッズの代わりに使うのであれば、新品を購入しましょう。

新品の段ボールは、100均やホームセンターのほか、通販でも購入できます。


スーパーやドラッグストアでもらえる無料の段ボールは、荷物を送るなど、すぐに使うのであれば問題ありません。

しかし、リメイクして長期間家に置いておくのは避けるのが無難です。隙間にゴキブリがいたり、卵を産みつけられていたりする可能性があります。

また、ネットショッピングなどで送られてきた段ボールも、再利用するのは避けましょう。保管状況によっては湿気が含まれており、ゴキブリの発生につながる場合があります。

段ボールに痛みや汚れがあると、虫が住み着きやすくなるため、新品を購入した場合も、数年おきに買い替えるのがおすすめです。

置き場所を工夫する

収納に使う段ボールは風通しがよく、湿気が少ない場所に置きましょう|イメージ画像:Unsplash

収納に使う段ボールは、風通しがよく湿気が少ない場所に置きましょう。以下の例のように、ゴキブリが好む環境での使用は避けるのが基本です。

  • キッチン
  • トイレ
  • 洗面所
  • 押入れ

部屋に物が多い場合、ゴキブリの隠れ場所になる可能性があります。定期的に持ち物を見直す習慣をつけ、すっきりした空間を意識することも大切です。

また、ゴキブリは太陽光を嫌うため、日中は薄いカーテンだけにして室内を明るく保つのも対策につながりますよ。

小まめに掃除&換気をする

ゴキブリを防ぐには、部屋全体の小まめな掃除や換気も大切です|イメージ画像:photoAC

段ボールを置く場所に限らず、小まめな掃除や換気も大切です。

食べかすや油汚れ、ホコリ、フケなど、ゴキブリのエサになりそうなものを取り除き、清潔な状態をキープしましょう。

また、小まめな換気も重要です。湿度が高いときに限らず、冬場も窓を開けて空気を入れ替えましょう。梅雨や夏場など湿気が多い時季には、除湿機も活用してみてくださいね。

段ボールの中に物を詰め込みすぎないようにしたり、ふたを開けておいたりといった湿気がこもらない工夫も必要です。中に除湿剤を入れると、より安心できます。

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参考:ダンボールを使ったDIYの例を紹介!注意点とおすすめサイトも【アースダンボール】公式

家自体の対策を徹底する

ゴキブリの発生を防ぐには、家全体の対策も大切です|イメージ画像:illustAC

段ボールの置き場所や使い方に気をつけたからといって、完全にゴキブリの発生が防げるわけではありません。家全体の対策を万全にすることが大切です。

ゴキブリは、わずか数ミリでも隙間があれば、室内に入ってきてしまいます。防虫ネットや防虫キャップなどで、以下のような侵入経路をふさぎましょう。

  • 網戸
  • 排水口
  • 換気扇
  • 室外機

■Akunsz 防虫メッシュフィルター


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ゴキブリが入ってきてしまった場合に備えて、駆除剤を置いておくのもおすすめです。ただし、駆除剤は効果が切れるタイミングで買い替えてくださいね。

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■KINCHO ゴキブリがいなくなるスプレー

駆除剤でやっつけたゴキブリ、捨てるために近付くのもイヤ…という方には、こちらを是非。ノータッチで処分できるアイテムです。

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Q
段ボールを収納に使っても大丈夫?ゴキブリは出ない?
A

段ボールはゴキブリが好む環境ですから、使う条件によっては、ゴキブリが発生する可能性があります。以下のような対策をおこなえば、安心して収納に活用できます。

・新品の段ボールを使う
・置き場所を工夫する
・小まめに掃除&換気をする
・家自体の対策を徹底する

段ボールはいま、サステナブルな素材として注目を集めています。
上手に活用してくださいね。

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