この記事では、段ボールを収納グッズの代わりに使う場合に知っておきたい、ゴキブリの対策方法について解説します。
こんにちは!自身も空き箱や紙袋をリメイクして収納に使っている、カーサミアライターの春野です。北欧式整理収納プランナーの資格を活かし、一人暮らしの女性に役立つ情報を発信しています。
段ボールを収納に使っている場合、「ゴキブリが発生しないか心配」と感じますよね。暗くて狭い段ボールは、ゴキブリにとって住み着きやすい環境であるのは事実です。しかし、きちんと対策すれば、安心して収納に活用できます。
できるだけ安心して活用したい方は、ぜひチェックしてくださいね。
質問:段ボールを収納に使って大丈夫?ゴキブリが住み着きやすいって本当?
家具にお金をかけることが惜しくて、段ボールをそのまま、時にはリメイクして収納グッズの代わりにしていますが、ゴキブリが出ないか心配です。
普通なら木やプラスチックで作るものを段ボールで代用することで、デメリットや気を付けるべきことはあるでしょうか?
回答:段ボール収納はゴキブリの発生に要注意!住み着きやすい理由を押さえて対策しよう
ゴキブリの発生が気になるのであれば、段ボールではなくプラスチック製の収納グッズを使用するのがベストです。
とはいえ、実際に段ボールを収納グッズの代わりに愛用している人もいます。筆者も現在、リサイクルに出す予定の服を段ボールに入れて保管していますが、そこからゴキブリが出てきたことはありません。
段ボールを活用したい場合は、ゴキブリが住み着きやすい理由を押さえたうえで、しっかりと対策しましょう。
段ボールをゴキブリが好む理由
段ボールはゴキブリが好む環境が揃っている
段ボールには以下のような特徴があり、どの条件もゴキブリが好む環境です。
- 暗い
- 狭い
- 暖かい
- ジメジメしている
実際に、筆者が今までにゴキブリを発見した場所は、家具の裏や押し入れの奥、お風呂場の隅など、どれも上記の条件にあてはまります。
また、段ボールはジメジメしているため、カビが発生しやすい環境でもあります。ゴキブリだけでなく、カビを好むダニなど、ほかの害虫にも注意が必要です。
段ボールがエサになる可能性がある
ゴキブリは「雑食性」です。髪の毛やホコリ、紙など、何でも食べるため、段ボール自体がエサになる可能性があります。
段ボールを貼り合わせるときに「コーンスターチ」という、でんぷん成分が含まれる接着剤を使用する場合があり、このでんぷんもゴキブリのエサになるため、住み着きやすくなるのです。
また、段ボールの周りについた食べ物や油分、ホコリなどもゴキブリのエサになります。そのため、一度使用した物を収納グッズとしてリメイクするのは、避けるのが無難です。
ゴキブリが卵を産みつけやすい
段ボールの断面は、上の画像のように波状になっています。隙間や奥はゴキブリが卵を産みつけやすく、子どもを育てるのに最適な場所といえるでしょう。
段ボール収納のゴキブリ対策方法
段ボールを収納グッズとして活用する場合は、ゴキブリ対策が欠かせ