頭金とは、住宅購入価格のうち、現金で支払う部分です。
住宅ローンの融資手数料、仲介手数料等の諸費用も現金で支払うことが多いですが、それらは住宅価格の一部ではないため、頭金とは呼びません。
現金で支払う「頭金」と「諸費用」を合わせたものを、自己資金と呼びます。
頭金をなるべく多く支払うことで、住宅ローンの借入額を減らすことができるので、総支払額を抑えることができます。
しかし、頭金が少ない状態で買うことにもメリットはあります。
早くローンを組むことで若いときにローンを完済できますし、資産とならない賃貸の家賃支払いを抑えることが可能です。
頭金を貯めているあいだにも家賃はかかるので、「家賃+住宅ローンの総支払額」の合計で考えると、早く買ってしまった方が総支払額が少なくなる場合もあります。
自分にとってどちらがお得か、しっかり考えてみてくださいね。