【メディア掲載】不動産専門誌にSDGs事例として掲載

【浅草】築古ビルをブティックホテルにリノベ!街の歴史を引き継ぐデザイン|BNS Inc.

価値創出
この記事は約9分で読めます。
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

浅草に、築古ビルをフルリノベーションしたブティックホテル『illi Haku Asakusa』がオープンしましたよ!株式会社トラスト・ファイブが運営するビル・土地の記事メディア担当の兼山杳です。業界の最新ニュースをわかりやすくお届けしています。

一棟まるごとを再生する取り組みで、グループでの中長期滞在を前提にしたホテルなんですって。歴史ある浅草・花川戸の趣を室内のデザインにも活かすなど、街の文脈を引き継ぐリノベーションが素敵です。ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

スポンサーリンク

築古オフィスビルをブティックホテルへ再生。『illi Haku Asakusa』

【一棟再生で収益最大化】年間平均稼働率90%超の『illi Stays』

グループ滞在に特化したホテル「illi Stays(イリー ステイズ)」の企画・開発・運営を手掛ける、株式会社BARE NOTE STUDIOが、2026年3月、ブランド初の一棟フルリノベーション拠点となる『illi Haku Asakusa(イリー ハク アサクサ)』を台東区・浅草に開業したんですって!

このプロジェクトは、全拠点で年間平均稼働率90%超、平均宿泊日数3日以上の『illi Stays』の高い運営実績を基盤に、流動性の低下した築古ビルを一棟丸ごと高収益な宿泊アセットへと再生する取り組みなんだそうです。

『illi Haku Asakusa』は、1968年から事業を紡いできた建物オーナーの「歴史を大切に残しながら再生させたい」という想いと、BNSが掲げる「人生が変わるほどの空間をデザインする」というビジョンが重なり誕生したということです。

従来の『illi Stays』の空中階・フロア単位での無人運営モデルから一歩踏み出し、24時間対応のフロントデスクやラウンジを備えた一棟有人体制が実現。

ホスピタリティをさらに拡充し、幅広い宿泊ニーズを網羅的に捉えることで、周辺のオフィス賃料相場に依存しない安定したバリューアップモデルを確立するということです。

今後、BNSはファンド関連企業やデベロッパーとの取り組みをさらに強化し、大規模なプロジェクトへの参画を本格化させていくということです。

502号室

プロジェクト背景|築古ビルを「高収益アセット」へ変える再生モデルの確立

2025年度、BNSが展開するホテルブランド『illi Stays』は新たに13拠点を開業し、2026年3月末時点で合計23拠点へと急速に事業規模が拡大したそうです。

全拠点で年間平均稼働率90%超を維持し、平均宿泊日数は3日以上をマークするなど、安定した運営実績を記録しているということです。

この実績を基盤に、BNSは従来の「フロア単位」のホテル展開に加え、建物全体の資産価値を抜本的に向上させる「一棟丸ごと」の不動産再生へと事業領域を拡大したそうです。

プロジェクトの核心は、都心の築古ビルが抱える構造的な課題の解消にあるということです。一般的に、フロア面積が小さいビルはレイアウトの効率性が低く、現代のニーズとの乖離からリーシングが困難となるケースも少なくないそうです。

BNSは、洗練されたデザインにキッチンや洗濯乾燥機などの機能を融合させることで、この物理的な制約を「オフィスとしては手狭でも、宿泊施設としては贅沢なプライベート空間」へと再定義するということです。

ブランド初の一棟フルリノベーションとなる『illi Haku Asakusa』では、従来の空中階・フロア単位での無人運営モデルから一歩踏み出し、24時間対応のフロントデスクやラウンジを併設することで、これまで以上に細やかなホスピタリティを提供していくそうです。

インバウンド需要の極めて高い浅草エリアにおいて、グループでの中長期滞在に最適化した空間と、一人ひとりに寄り添うサービスを掛け合わせることで、高い顧客満足度を実現するということです。

BNSの不動産再生スキームは、周辺のオフィス賃料相場に左右されない安定した収益モデルを確立するとともに、日本の不動産課題の解決や街の活性化に寄与する、本質的なバリューアップの形であるとBNSは考えているそうです。

スポンサーリンク

内装ビフォーアフター

まずはリノベーションの、ビフォーアフターの写真をご覧ください!

501号室

[Before]
[After:501号室]

501号室

[Before]
[After:501号室]

502号室

[Before]
[After:502号室]

502号室

[Before]
[After:502号室]
スポンサーリンク

プロジェクト詳細

それでは、このすてきなリノベーションが実現した背景をチェックしていきましょう!

(1)街・建物のストーリー|1968年から続く企業の「履物の街」への想いを次世代へ

今回の物件は、1968年の創業以来、半世紀以上にわたり靴の企画・卸売を手掛けてきた企業の旧自社オフィスビルだそうです。

浅草・花川戸は江戸時代から「履物の街」として栄え、歌舞伎十八番「助六」ゆかりの地としても知られる、商いの活気と職人文化が息づくエリアです。

オーナーには、長年事業を支えてきたこのビルと、花川戸という街への深い愛着があったそうです。

オフィス移転にあたり「建物を単に手放すのではなく、この場所にある歴史を大切に残しながら再生させたい」という想いを持っており、そのパートナーとして『illi Stays』が選ばれたということです。

(2)BNS創業の原点|人生を動かす「Sleepover(お泊まり会)」という体験

BNSの創業背景には、下北沢のシェアハウスで仲間と出会い、毎日のように顔を合わせ、時には朝まで語り明かした「お泊まり会(Sleepover)」のような原体験があるそうです。

『illi Stays』の根幹には、「人生が変わるほどの空間をデザインする」という、BNSが目指している想いがあるということです。

■ 『illi Stays』が大切にしている3つの軸

  • 信頼性:ホテルクオリティの清潔さと、整えられたアメニティ・ホスピタリティ
  • 独自性:建物や地域、時代のストーリーやスピリッツを捉えた空間美
  • 機能性:キッチン・洗濯乾燥機を完備し、グループでの中長期滞在にも適した、我が家のような快適さ

(3)初のフラッグシップ拠点|歴史と想いが重なり合う『illi Stays』の集大成

オーナーが大切にしてきた花川戸の街への記憶と、BNSが掲げる想いが重なり『illi Haku Asakusa』が誕生したそうです。

ブランドの価値を体現するブランド初のフラッグシップホテルとして、有人運営によるさらなるホスピタリティの向上を目指すということです。

『illi Haku Asakusa』のコンセプトは、まさに「Sleepover」。ホテル名の由来である「箔」の品格と、旅の疲れを解きほぐす「余白」をテーマにデザインされたそうです。

全室約50㎡の広さを確保した客室は、1室最大6名までが同じ空間でゆったりと過ごせる設計だということです。

内装は、落ち着いた木目や色彩を基調としたシックな設えだそうです。リビングには、浅草らしさを象徴する朱色や深みのある緑色がアクセントに配され、印象的なインテリアで遊び心が添えられています。

501号室

また、キッチンの壁面には墨絵を思わせる格子パターンのタイルがあしらわれるなど、随所に伝統的な趣を感じる意匠が散りばめられています。

キッチン
客室サイン
室内アート:「履物の街」の文脈と隅田川の情景から着想を得たデザイン(全4種のオリジナルアートを各客室に1点ずつ設置)

2026年夏頃にはさらに1室を追加し、自然と人が集まりリラックスできるラウンジ空間も誕生予定だそうです。

浅草の粋な空気に触れた後は、あの日のお泊まり会のように、大切な人との時間を心ゆくまで愉しむ。この場所に刻まれた歴史と、滞在されるお客様の物語が重なり合う、安らぎに満ちたひとときを紡ぐホテルだということです。

(4)施設概要

  • 施設名称:illi Haku Asakusa
  • 所在地 :東京都台東区花川戸2丁目8-11
  • アクセス:浅草駅徒歩6分
  • 開業  :2026年3月末
  • 客室数 :9室(2026年3月オープン開業時点では8室)
  • 収容人数:1室最大6名
  • 建物構造:鉄骨造6階建
  • 敷地面積:176.76㎡(53.47坪)
  • 延床面積:645.28㎡(195.19坪)
スポンサーリンク

ブランド概要・会社概要

illi Staysとは

『illi Stays』は、物件の選定から設計デザインや施工の管理、そして開業後の運営までをBNSがワンストップで手掛けるホテルブランドです。

全ての施設で旅館業ライセンスを取得し「家よりも快適に、ホテルよりも特別に」をコンセプトに運営しているそうです。

観光拠点としての利便性を重視し、全室にリビング・ダイニング・キッチンを完備。4名以上のグループや中長期滞在に最適化した空間設計が特徴だそうです。

画一的なデザインではなく、建物のポテンシャルやその街の特徴を反映させたコンセプトを大切にし、ホテルのホスピタリティとデザイン性、自宅のような安らぎと機能性を両立しているということです。

今後の展開

BNSは、今回開業する『illi Haku Asakusa』をブランドのフラッグシップホテルと位置づけ、有人体制の導入によるサービス拡充や一棟再生モデルの確立を軸に、さらなる事業拡大を推進していくということです。

今後はファンド関連企業との連携も深め『illi Stays』の拠点拡大に加え、将来的な海外展開も見据えたブランド構築に取り組んでいくといいます。

BNSが目指すのは、日本の観光資源を活かして観光産業の成長に寄与すると同時に、稼働率や収益性が低下した不動産を再生し、新たな価値を生み出すことだそうです。

この実現に向け、不動産活用や事業運営において共に歩んでいけるパートナーを幅広く募集しているということです。

会社概要|株式会社 BARE NOTE STUDIO

「人生が変わるほどの空間をデザインする」というビジョンのもと、ホテル開発・運営事業、不動産再生事業、クリエイティブ事業を手がけているそうです。

創業のきっかけとなったシェアハウスでの出会いと体験から、空間には人の心を動かし、人生を変える力があると確信し、誰かの人生を少しでも前へ動かすような空間づくりに取り組んでいるということです。

周辺地域の魅力とホスピタリティを編み込み、ホテルブランド「illi Stays」の展開を加速させることで、“Japan as No.1”をもう一度、自分たちの手で実現することを目指しているそうです。

また、遊休化した不動産に新たな価値を与えることも、大切な役割の一つと考えているそうです。

時代や社会ニーズの変化によって活躍しきれていない不動産をホテルへと再生し、高収益物件へ転換することで、日本が抱える不動産課題の解決にも取り組んでいるということです。

人々の暮らしや未来が持続的に豊かになる「社会的価値」と、事業としての成長を支える「経済的価値」の両立を追求し、価値ある空間を創出し続けるということです。

  • 設立:2017年12月25日
  • 代表:黒木 郁己
  • 本社:〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-22-9
    AD-O渋谷道玄坂5F 
  • 事業内容:「illi Stays」の企画・開発・運営企業
  • 企業HP:https://barenotestudio.com/

今回は、浅草・花川戸にオープンしたブティックホテル『illi Haku Asakusa』についてお伝えしました。

築古ビルを一棟まるごとフルリノベーションし高収益な宿泊アセットへと再生させる取り組みで、街の趣をデザインに昇華して取り入れた浅草らしい内装です。インバウンド需要が高い浅草にぴったりのリノベーションですよね。

築古ビルの活用方法は様々ですが、今回のように歴史を尊重し、引き継ぐ想いを体現するリノベーションはとても素敵だと感じました。今後のプロジェクトにも期待です!

タイトルとURLをコピーしました