備蓄している非常食は、主食やカロリー確保に偏っていませんか?
災害時は野菜が不足しやすく、栄養バランスが崩れがちです。
こんにちは、株式会社トラスト・ファイブが運営するビルと土地の記事メディア担当のあんどうです。
不動産とは切り離せない「防災」の情報をお届けしています。
今回は、手軽に野菜を補える“副菜型の備蓄食”として、カゴメの「野菜たっぷりトマトのスープ」を実食。
味や食べやすさに加え、非常時でも取り扱いやすいかという観点から、その実用性を検証しましたので、最後まで読んでくださいね。
カゴメの「野菜たっぷりトマトのスープ」とは

カゴメの「野菜たっぷりトマトのスープ」は、完熟トマトをベースに9種類の野菜を使用したレトルトスープです。
1食あたり125gの野菜が使われており、そのうちトマトやにんじんなどの緑黄色野菜が70gを占めています。

栄養面では、エネルギー67kcal、食塩相当量0.9gと控えめで、化学調味料は無添加。
さらに、白いんげん豆や大麦、小麦といった穀物も含まれており、スープでありながら食べごたえも意識された設計となっています。
また、製造から約5年の長期保存が可能で、防災備蓄としても扱いやすい点が特徴。
加熱せず常温のままでも食べられるため、停電や断水といった非常時でも調理の手間なくすぐに摂取できる点は、大きなメリットといえるでしょう。
「野菜たっぷりトマトのスープ」を実食レビュー
カゴメの「野菜たっぷりトマトのスープ」を、非常時を想定して実食してみました。
- ■開封や取り扱いで気になる点はある?

切り口から手で開封しましたが、少し失敗してしまいました|筆者撮影 開封は手だけでも可能ですが、やや力が必要で、きれいに開けるには少しコツがいります。
また、開封時にスープが少し飛び散ったので、注意書きの通り慎重に扱った方ががよさそうです。
袋は自立する仕様のため、そのままでも食べることは可能です。
ただし、スプーンは付属していないため、別途用意が必要になります。
- ■見た目や香りはどう?

常温の状態。少し油分が分離しています|筆者撮影 器に移してみると、野菜や穀類がしっかり入っており、見た目からも具材の多さが感じられます。
トマトの酸味を感じる香りも食欲をそそります。
- ■常温での味や食べやすさは?
スープは粘度が低く、比較的さらっとした口当たりです。
その分、ややこぼれやすいため注意が必要です。常温で食べると、油分がやや分離しているような舌触りがあり、最初は多少気になりましたが、冷製スープだと思えば美味しく食べられました。
温める手段がない非常時でも、重宝しそうです。
- ■食べごたえや満足感はある?
具材が多く、穀類も入っているため、単なるスープ以上の満足感はあります。
ただし、穀類の量は控えめで、これ単体で満腹になるのは難しく、主食と組み合わせる前提の「副菜」として位置づけるのがよさそうです。
- ■温めるとどう変わる?

湯せん後。油分が溶けて滑らかになっています|筆者撮影 湯煎で温めると、味の印象は大きく変わります。
トマトの酸味に加えてコクやまろやかさが増し、満足感が一気に高まりました。大麦などの具材の存在感もより感じられ、食べごたえもアップ。
常温ではやや軽く感じた量でも、温めることで十分な満足感が得られました。
非常時は加熱できる環境が限られるものの、温かいスープは食事の満足度を高めてくれます。
気分が落ち着くという効果も実感したので、湯せんが可能な状況であれば、ぜひ温めて食べてほしいと感じました。
「野菜たっぷりトマトのスープ」は野菜を補える備蓄食として優秀!
カゴメの「野菜たっぷりトマトのスープ」は、災害時に不足しやすい野菜を補える“副菜型の備蓄食”として、取り入れやすい一品です。
防災食というと、どうしても主食やカロリー確保に目が向きがちですが、その一方で野菜が不足しやすく、栄養バランスが偏りやすいという課題もあります。
農林水産省でも主食・主菜・副菜を意識した備蓄が推奨されています※が、調理不要でそのまま食べられる副菜は、それほど多くありません。
実際には野菜ジュースなどを備蓄するケースが多いと考えられますが、ジュースだけで野菜を補い続けるのは、少し物足りなさを感じる場面もありそうです。
その点、「野菜たっぷりトマトのスープ」は、スープとして食事に取り入れながら野菜を補える点が魅力です。
普段の食事にも取り入れやすく、ローリングストックにもぴったりです!
主食中心になりがちな備蓄に、「何を添えるか」という視点を持つことで、食事の満足度は変わります。
非常時に手間なく野菜を補える副菜として、「野菜たっぷりトマトのスープ」はぜひ押さえていただきたいアイテムのひとつです。
ぜひ試してみてくださいね!

