インテリアが素敵な映画。自分らしいお部屋の参考になる邦画4選
今回は、圧倒的インドアフリーライターの筆者が、「片付けやすく過ごしやすい、実用性重視のインテリア」が登場する邦画を4本ご紹介します。「おしゃれで見栄えのする部屋ばかりが素敵なのではない。自分らしく暮らせるのが一番だ」と改めて考えさせられた映画たちです。ここで紹介する映画は、大好きなものに囲まれて過ごす部屋や、倹約しながらも毎日を快適に過ごすための工夫が詰まった部屋など、再現性の高いものばかりです。ぜひ参考にしてください!まずは『花束みたいな恋をした』。趣味に囲まれて過ごすインテリアが素敵な映画です。二人のサブカル趣味が詰まった本棚は、本の高さを揃えたり、文庫を出版社別に並べたり、ブックスタンドを取り入れたりと工夫がたくさん。「劇場版『きのう何食べた?』」は、シンプルで心地よいインテリアが素敵な映画。シロさんの「根っからの倹約家だけど生活の質は落としたくない!」という価値観が部屋の随所に見られ、“ほどよく”上質な家財道具が揃っています。注目はキッチンツールや家電、食材の配置。料理中にストレスを感じないよう、見やすく、取り出しやすいように工夫されています。そして『あの子は貴族』は、飾らず自分らしくいられるインテリアが素敵な映画です。作中後半に映し出される、美紀が一人暮らしをする部屋は、整頓はされているけれど生活感が溢れています。忙しい毎日、部屋の手入れが行き届かないときだって、美紀の部屋を参考に収納場所などを決めておけば、そこまで散らからないかも…!実用的なインテリアの参考にもなる作品です。最後に、番外編として『ヲタクに恋は難しい』をご紹介。オタクに限らず、人に知られたくない趣味がある方もいらっしゃることでしょう。ですがあなたの部屋は、「あなたが心地よく過ごすため」にあるのです。成海の部屋に所狭しと飾られたグッズは、どれもこだわりを持って丁寧にディスプレイされていて、作品へのリスペクトを感じます。このディスプレイの仕方、実はオタクグッズに限らず色々なものに応用できるんですよ。誰かが作った理想の部屋ではなく、あなたが自分らしくいられる部屋が一番です。成海の部屋を参考に、あなたの“ときめき”がたくさん詰まった部屋を作ってください!