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飯テロ注意!“美味しいは幸せ”を実感する、食欲の秋にみたい映画3選

暮らしその他
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美味しい食べ物が目白押しの、秋がやってきました!
何かと忙しない日々の中でも、美味しいごはんがあれば幸せを感じることができますよね。

こんにちは!カーサミアライターのあんどうです。

今回は、食欲の秋にみたい映画を3作品厳選してご紹介します。

食を通じて紡がれる物語は、“食べることは生きること”、そして“自分をつくること”であることを改めて教えてくれます。

どの作品も【飯テロ注意】です!空腹時のご視聴には気をつけつつも、最後までお見逃しなく!

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飯テロ注意!食欲の秋に見たい、おすすめ映画3選

食べる女(2018)

ストーリー

とある東京の古びた日本家屋の一軒家、通称“モチの家“。 家の主は雑文筆家であり、古書店を営む・敦子(トン子)。女主人はおいしい料理を作って、迷える女性たちを迎え入れる。今日も、人生に貪欲で食欲旺盛な女たちの心と体を満たす、おいしくて、楽しい宴が始まる・・・。

監督:生野慈朗

出典:https://filmarks.com/movies/77900

なんと言ってもキャストが豪華!そして出てくる料理がどれも美味しそう。

登場人物もれなく全員魅力的なのですが、中でも小泉今日子さん演じる敦子(トン子)のスタイルが素敵。

トン子が営むのは、食べ物に関係する美味しい本ばかりを扱う古書店。
なんと“食べることが商い”なのだとか!現実にこんなお店があるなら、ぜひ行ってみたいものです。

文豪・森鴎外の実子であり、独特な食エッセイで知られる森茉莉さんの著書が作中に登場するなど、グルメ本好きがときめく場面も。

そして人生に迷える女性たちの食エピソードを見ていると、“美味しい”とは、自分の心と体が何を求めているのかちゃんと感じることなのかも、と気付かされます。

鑑賞後には、「美味しいものを妥協しないでちゃんと食べるぞ!」と決意を新たにしていることでしょう。

リトル・フォレスト 夏・秋(2014)/リトル・フォレスト 冬・春(2015)

ストーリー

“小森”は東北のとある村の中の小さな集落。いち子は一度都会に出たけれど、自分の居所をみつけることができず、ここに帰ってきた。
近くにスーパーやコンビニもない小森の生活は自給自足に近い暮らし。稲を育て、畑仕事をし、周りの野山で採った季節の食材から、毎日の食事をつくる。
夏は畑でとれたトマトを使ったパスタや麹から作った米サワー、秋には山で採ったくるみの炊き込みごはん、栗の渋皮煮、冬は温かいひっつみや小豆を入れて焼いたマフィン、春はふきのとうを使ったばっけ味噌、春キャベツのかき揚げ。
四季折々に様々の恵みを与える一方で、厳しさも見せる東北の大自然。時に立ち入りながら、自分と向き合う日々の中で、いち子は美味しいものをもりもり食べて明日へ踏み出す元気を充電していく・・・。(夏・秋)

監督:森淳一

出典:https://filmarks.com/movies/57088

原作は五十嵐大介による同名の漫画作品。
本作は春夏秋冬の4部作で、「夏秋」「冬春」の二本立てで劇場公開されました。

食の春夏秋冬を、これでもかというほど味わうことができる作品です。
四季がある日本に生まれて本当によかったと、つくづく思います。

とにかく調理シーンからして目に美味しい!そして橋本愛さん演じるいち子の手際の良さと言ったら!

手間暇かかる料理でも、事もなげに仕上げていく様が気持ちいいです。

作中ではじゃがいもの保存方法や、大量に収穫して処理に困っているキャベツの活用方法を模索するシーンがあり、食材の取り扱いの勉強にもなります。

大変な事もあるけれど、こんな生活もいいなと憧れます。
家庭菜園をしている人が見ると、より一層楽しめますよ。

川っぺりムコリッタ(2022)

ストーリー

築50年のハイツムコリッタで暮らし始めた孤独な青年・山田。底抜けに明るい住人たちに出会い、ささやかな幸せに包まれていく。山田(松山ケンイチ)は、北陸の小さな街で、小さな塩辛工場で働き口を見つけ、社長から紹介された「ハイツムコリッタ」という古い安アパートで暮らし始める。
無一文に近い状態でやってきた山田のささやかな楽しみは、風呂上がりの良く冷えた牛乳。そして、お米が買える給料日を心から待ち望んでいた…

監督:荻上直子

出典:https://filmarks.com/movies/93238

飯テロ映画といえば、荻上直子監督の『かもめ食堂』や『めがね』は外せません。
そこに今回は、2022年公開の『川っぺりムコリッタ』も加えたいと思います。

いわゆる“映える”料理は登場しません。

炊きたての白いご飯に、イカの塩辛。そして採れたてのトマトやきゅうり。
それらをガツガツとかっこむ姿に思わずお腹が鳴る!

すき焼きのシーンも外せません。
筆者がこの映画を見た日の夕飯はすき焼きになりました。

登場人物はそれぞれが違う孤独を抱えて生きています。
でもごはんの前では、自然とみんなの距離が縮まります。ごはんの力はやっぱりすごい!

「死と生」をテーマとしながらも、鑑賞後には心がじんわりあたたかくなる、不思議な作品です。

パスカルズの音楽に身を委ねながら、秋の夜長にのんびりご覧ください。

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“美味しい”は幸せ。“美味しい”は自分で作れる!

今回ご紹介した『食べる女』の中に、印象的なシーンがあります。

ネタバレを避けつつお伝えすると、

「辛いことから逃れようと他人の温もりを求めても、相手がいなければどうしようもない。でも美味しいものは自分で作れる。だから手を抜いてはいけない」

といったことが語られていました。
「その通りだ!!!」と、筆者は思わず膝を打ちました。

忙しい毎日を送っていると、食に時間と労力を割いていられないこともありますよね。
でもそんなときだからこそ、美味しいものを食べてほしい。

「“美味しい”とは、自分の心と体が何を求めているのかちゃんと感じること」

そのことを思い出させてくれる3作品、お楽しみいただければ幸いです。

「食べることは生命をいただくこと」
「自分をつくること」
「つまり生きること」

そんなテーマが伝わる、食欲の秋にふさわしい3作品をご紹介しました。

日々の忙しさで忘れがちな、美味しい食事の大切さ。
食を通じて感じる幸福と満足感は、自分を愛することにもつながります。

食の持つ魔法と心温まる物語を楽しみながら、素敵な秋をお過ごしください♪

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