【メディア掲載】不動産専門誌にSDGs事例として掲載

CLT×鉄骨造のハイブリッドビル 環境や防災などに対応しつつ開放的な空間を実現

環境対策
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 近藤建設(埼玉県ふじみ野市)が施工を担当したCLT×鉄骨造のハイブリッド構造による5階建てテナントビルが、9月29日に竣工した。工事名称は「(仮称)大宮区大門町テナントビル5階建てプロジェクト新築工事」で、建築主はポルト企画(さいたま市大宮区)。

 建設地はさいたま市大宮区大門町。建物は建築面積255・77㎡、延床面積1272・31㎡、構造は鉄骨造+CLT耐震壁で、地上5階建て。

 施主は先祖代々大宮に所有していた既存ビルを建替えるにあたり、「大宮駅東口の歴史に新しい風を吹かせたい」との思いがあったという。様々なビル建築についてリサーチを重ねるなか木造のCLT構造が目に留まり、興味を持ったことからプロジェクトがスタート。近藤建設のCLT構造の3階建モデルハウス「ライフフィットスタジオ浦和」で実物を見学するなど検討を重ね、CLT構造の採用決定に至った。

 CLTは木目を直交させて重ねた集成板で、CO2排出量削減をはじめとするサステナビリティへの効果が期待されているという。あらかじめ工場で製造加工されるため現場作業が少なく、騒音や廃棄物も減らすことができる。また火災時の燃焼スピードもゆっくりのため避難時間も確保しやすい。

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