カーサミアでは、一人暮らし女性が家とお金に関する不安を減らせるよう、「生活費シミュレーション計算」と「賃貸・マンション購入 比較シミュレーション計算」の2種類の計算ツールを提供しています。
2021年度(2021年4月~2022年3月)は、1万人を超える多くの方にご利用いただきました。集計結果を発表いたします。
(※ツールは一人暮らし女性に向けて提供しているものですが、実際の利用者には一人暮らし女性以外の方もいると考えられます)
【2021年度集計】一人暮らし女性の手取りは20万、住居費は7万円
生活費シミュレーション計算ツール 利用集計
「生活費シミュレーション計算ツール」の利用状況を集計したところ、手取り月収の平均は約23.4万円、中央値は20万円でした。
手取り月収
平均額:¥234,398(前年比 +¥6,319)
中央値:¥200,000(前年比 変化なし)
利用者数:11,184人(有効入力数:10,488件)
※1万円以上~100万円未満の入力を有効数値として集計
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賃貸・マンション購入 比較シミュレーション計算ツール 利用集計
「ずっと賃貸・マンション購入 シミュレーション計算ツール」にて入力された現在の住居費(家賃・管理費・共益費などの合計)は、平均金額で約8.2万円、中央値は7万円でした。
住居費(家賃・管理費・共益費などの合計)
平均額:¥82,403(前年比 +¥6,989)
中央値:¥70,000(前年比 変動なし)
利用者数:1346人(有効入力数:1307件)
※1万円以上~100万円未満の入力を有効数値として集計
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手取りに占める住居費の割合
手取りに占める住居費の割合
平均値で比較:35.15%(前年比 +2.09ポイント)
中央値で比較:35.00%(前年比 変動なし)
一般的に、「住居費は手取りの3割以内」におさめることが適正とされています。しかしカーサミアのツール利用者の入力状況を集計すると、収入に占める家賃は中央値で35%という状態です。この状況は月によって変動はあるものの、昨年より一貫して続く傾向です。
また、20年度と21年度を比較したところ、中央値には変動がないものの、平均値は手取り・家賃ともに上昇しています。
これにはいくつかの理由が考えられますが、ひとつの可能性として、今までは暮らしに余裕のあった比較的収入の多い層が、21年度になって生活費の見直しを行っているのではと考えられます。
カーサミアでは、家賃の高いエリアでも女性がのびのび暮らせるような情報発信を行っております。その一環として、電子書籍『一人暮らしをのびのび満喫できるお部屋と出会うための、 賃貸マンション・アパートの選び方~賃貸の不動産会社が教えてくれない26のこと』を発売いたしました。
また、『カーサミア』で公開中の「手取りと家賃シリーズ」も多くの方に注目されています。年間アクセス数は「手取り20万円・家賃8万円」が1位、「手取り18万円・家賃7万円」が僅差で2位となりました。
今後も家賃の高いエリアで一人暮らしをがんばる女性に向けて、暮らしに役立つ情報や、家とお金に関する不安を減らす情報を提供してまいります。