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防災士が選ぶ”防災ギフト”8選。離れて暮らす家族へ【母の日・父の日】

防災
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自分は災害に備えてしっかり防災対策を行っているけれど、離れて暮らす両親や家族の防災対策が心配という方もいるのではないでしょうか。

こんにちは、カーサミアライターのえなです。防災士という防災系の資格保有者である私が、防災に関する疑問を解決していきます。

今回は、「おすすめの防災ギフト」に関して紹介します。誕生日や母の日・父の日など、大切な人に防災ギフトを贈り、防災意識を高めてもらえるきっかけを作りましょう。

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質問:おすすめの防災ギフトはありますか?

離れて暮らす家族にも防災意識を高めてほしいと思っています。きっかけを作るために、なにか防災グッズをプレゼントしたいのですが、おすすめの防災ギフトはありますか?

かさみやちゃん
かさみやちゃん

防災意識を高めてもらえるような、防災ギフトを伺ってみましょう!

えな
えな
教えてくれたのは…

関西でフリーランスWebライターとして活動しているえなです。大学時代は防災について学んでおり、防災士の資格を持っています。

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回答:大切な人へ贈るのにおすすめの防災ギフト8選

ギフトに最適なおしゃれな防災グッズはたくさんあります|イメージ画像:イラストAC

大切な人へ送るのにおすすめの防災ギフトを8選紹介します。防災というと堅いイメージですが、おしゃれな防災ギフトを贈ることで大切な人たちに防災を身近に感じてもらいましょう。

※ニュースアプリ・外部配信サイト等で、リンク・画像が正常に表示されない場合は、「カーサミア」にてご覧ください

※ニュースアプリ・外部配信サイト等で、リンクや画像が表示されない場合は「オリジナルサイト」よりご覧ください。

防災ギフト1 防災備蓄セットbibo

防災備蓄は、いざ利用する時間よりも自宅に置いておく時間のほうが長いですよね。そのため、リビングなど日頃から目に付く場所に置いて安心感を持てるよう、「防災備蓄セットbibo」は見せることを前提としておしゃれにデザインされた備蓄セットです。

デザインは「コンテナ」「ウッド」「デニム」「ドット」の4種類が用意されており、置きたい場所に合わせて選択が可能です。

また、さまざまな家族構成に対応できるよう、ユニットシステムが用意されています。男性用・女性用・シニア用・キッズ用・共用が用意されており、贈りたい人の家族構成に合わせたぴったりの防災備蓄をプレゼントできますよ。

防災ギフト2 THE SECOND AID

「THE SECOND AID」は”在宅避難”を考えて作られた飲食糧&防災グッズです。東日本大震災の経験をもとに宮城県仙台市の会社と、デザイン事務所の「NOSIGNER」とのコラボレーションで生み出された商品です。

救急箱をイメージしたスタイリッシュなデザインとなっており、お部屋の雰囲気を壊さず見せ置きが可能です。いつでも見える場所に置いておけば、いざという災害時にもすぐに利用できて安心ですね。

災害時は、停電が起きるなどインターネットが使えない場合があるため、情報収集が難しい場合がありますよね。

そんな場合でも情報収集ができるよう、「災害時にすぐ行うべきこと」「命の危険を感じた際に役立つ知識」「物資がない状態での生活道具の作り方」など災害時に役立つ情報が集結された「災害があったらすぐに読む本」が用意されています。

また、飲食糧セットでは乳幼児からシニアまで幅広い世代の人が食べられる食品なども用意されており、どんな方に贈っても役立つ防災グッズです。

防災ギフト3 オリジナル防災バッグ OTE

防災バッグは置き場所に困るという方も多いのではないでしょうか。また、置き場所がないため押入れの奥などすぐには手が届かない場所に入れてしまっている、という方も居るでしょう。

そんな置き場所の悩みを解決してくれるのが、玄関扉に取り付けられる新時代の防災バッグである「オリジナル防災バッグ OTE」です。

玄関扉や壁に「マグネット」または「専用フック」で取り付けられるため、邪魔にならないことや、玄関に置いておけば避難の際にすぐに持ち出せるといったメリットがあります。また、避難の際にはリュックとして持ち出しが可能です。

避難所にたどり着くまでに必要な1日分の厳選された防災グッズがセットになっており、目立つ場所においてもお部屋の雰囲気を壊さない洗礼されたデザインのため、贈り物にも最適です。

防災ギフト4 IZAMESHI

「IZAMESHI(イザメシ)」は、ごはん・粥・麺・パン・煮物・肉・魚・スイーツなど豊富なラインナップが揃った長期保存食です。

長期保存食といえば、「美味しくない」というイメージですが、普段食べている馴染みのあるおかずなどの商品も用意されており、それぞれにあった保存食を用意できるのが魅力です。

また、災害時は水や電気が使えない可能性がありますが、IZAMESHIは水やお湯なしで食べられる商品が多く、開封してそのまますぐに食べられる点もおすすめです。

災害時だけでなく、日常食やアウトドアシーンでも活躍するため、ローリングストックを用いて備蓄するのにもぴったりな商品です。

贈り物用として最適なセットボックスも用意されていますので、贈りたい相手の好きな食材や利用シーンに合わせて商品を選択するのもいいですね。

防災ギフト5 +maffs 住宅用消火器

家庭内で火事が発生した場合、消火器を設置しておけば初期消火ができて安心ですよね。しかし、消火器というと大きく重たくて家庭に置くには邪魔なイメージの方も多いのではないでしょうか。

しかし、「+maffs」の住宅用消火器は、モノトーンカラーで暮らしに溶け込むデザインになっているため、家庭内の見える場所においても違和感がありません。また、人にもやさしい安全な食品原料から作られているため、実際に利用する際にも安心です。

消火器は利用した場合、粉が飛散し後片付けなどが大変なイメージですが、液体の消火薬剤が使用されているので、周囲を汚すことなくさっと拭き取るだけで後片付けができる点もおすすめです。

防災ギフト6 MINIMAID

「MINIMAID」はすぐに取り出して使うことを考えたミニマム防災セットです。「懐中電灯」「収納ケース」「ラジオ」「ポンチョ」と、災害時に本当に必要な最低限のアイテムが直径約6cmの細長い円柱ケースに収められています。

たくさんのものを詰め込んだ非常用持ち出し袋はいざというとき持って逃げるのも大変ですし、日常生活では置き場所に困ってしまいますよね。

しかし、MINIMAIDであれば玄関の傘立てや寝室の枕元などちょっとした空間に置けて、避難の際には負担なくスグに持ち出せます。また、一見防災グッズには見えないおしゃれなデザイン性でインテリアにも馴染みやすいです。

防災ギフト7 カタログギフト LIFEGIFT

カタログギフト LIFEGIFTは、暮らしと調和するようなデザインにこだわった、厳選された防災グッズや備蓄できる食品が集められたカタログギフトです。

これまで紹介してきた、「THE SECOND AID」「OTE」「IZAMESHI」「MINIMAID」「+maffs」なども選べる商品の中に含まれており、受け取った人は全部で16のアイテムの中からどれか1つ好きな商品を選択できます。

「あなたの無事が いちばん大事」をコンセプトに掲げている商品で、贈った人に温かい気持ちを伝えられるギフトです。また、どの商品も災害時だけでなく日常でも利用できる商品のため実用的で誰が受け取っても嬉しいカタログです。

また、「LIFEGIFT Food」という美味しい備蓄食品を集めたカタログギフトも用意されています。

防災ギフト8 体験して備える防災ギフト

「体験して備える防災ギフト」は”在宅避難”をテーマとしており、「防災準備のきっかけ」を贈れるギフトです。

ギフトブックという在宅避難の重要性や、直面する問題などが掲載されたブックが付いており、防災準備の必要性を学べます。また、ギフトブックには在宅避難を疑似体験できるガイドも記されており、体験を通して自宅の備え状況などを実感できます。

また、災害時に役立つ防災グッズを1つ取り寄せでき、疑似体験などを通して各家庭に本当に必要なグッズを選べます。ギフトブックには「備えのコツ」も掲載されており、届いた防災グッズをきっかけに備えの一歩を始められるでしょう。

家族や友人が防災準備を始めるきっかけを作りたい、と考えている人におすすめのギフトです。

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災害に備えて家族で防災会議を開こう

災害時の連絡のとり方など家族で防災会議を開こう|イメージ画像:イラストAC

もし遠方に住む家族が被災してしまった場合、あなたはまずどのように行動しますか?

いざという災害時に慌てないために、「災害時の連絡方法のとり方」「実家が被災した場合どうするのか」など、事前に家族で防災会議を開き話し合っておきましょう。

実家が被災…遠方に住む私ができることは?【防災士解説】」の記事では、遠方の実家が被災した場合にどのような支援ができるのかや、家族と連絡が取れない場合どうすればいいのかを紹介しているのであわせてご覧ください。

実家が被災…遠方に住む私ができることは?【防災士解説】
実家を離れて遠方で暮らしているときに実家が被災したら、不安でたまりませんよね。今回は、防災士という防災系の資格保有者である私が、「遠方の実家が被災した場合」について解説します。遠方の実家が被災した場合、私たちにできることは何なのか、また離れた場所からでも実家を手助けできるのか、詳しく紹介していきます。遠方の実家が被災したときは、何をすれば助けになるでしょうか?質問「以前に実家のある地域で地震があったときは『帰ってこなくていい、大丈夫だから何もしなくていい』と言われてしまいました。押し切って帰るべきだったのか、支援物資などを送るべきだったのか…どうすればよかったのか知りたいです。」回答:遠方の実家が被災した場合、何よりもまずは家族の安否確認を行いましょう。しかし、災害時はスマホなどの携帯電話の回線が混雑し通じにくくなることがあります。そのため、緊急を要する人が消防や警察等へ助けを呼べなくなる可能性があるため、できるだけ電話での安否確認は避けてください。代わりに、災害時にはEメール・SNS(Twitter・Facebook・LINEなど)・通話アプリなど、パケット通信を利用したツールで連絡を取ることが推奨されています。災害時にすぐに安否確認ができるよう、平常時に家族と「災害時の連絡のとり方」を決めておくことが大切です。被災した実家へ支援物資を送る方法:災害時は、支援物資など多くの荷物が行き来することが予想されます。不要不急の荷物を家族へ届けることは避け、本当に支援物資を必要としている場合のみ届けるようにしましょう。災害時に荷物を送る場合には、郵便局のサービス(ゆうパック、レターパック等)を利用するのがおすすめです。また、災害の影響から荷物の発送に遅延が発生する可能性があるため、ナマモノや冷凍食品、賞味期限が近い食品を送るのは避けてください。また、ライフラインがストップしている場合、お米や小麦粉など調理が必要な食材も避けましょう。被災した遠方の実家へ赴いても大丈夫?:特に被害の大きい大規模な災害の場合は、被災直後に実家へ赴くことは基本的には推奨しません。被災直後の現地は多くの混乱が予想され、二次災害などの危険性も考えられるでしょう。「自分が行っても迷惑を掛けるかもしれない」「心配だけど行くのが怖い」など、不安がある場合には行かない選択をおすすめします。もちろん現地へ赴くことで手助けできることもたくさんありますが、赴かずとも遠方から手助けできることはちゃんとあります。無理はせず、自分でできる範囲で実家の手助けを行いましょう。最後に、もし遠方の実家が被災して家族と連絡が取れない場合は、災害用伝言ダイヤル・災害用伝言板を活用したり、郵便葉書等の無償交付を利用したりしましょう。まずは何よりも、家族の安否確認と現地の正しい情報を収集することが先決です。その後、本当に自分が現地に赴いても大丈夫なのかを判断してください。また、もし現地に赴けなくとも、遠方からでも家族を手助けする方法があるということも、忘れないようにしてくださいね。

「防災グッズは贈り物としては不向きなのでは?」と思っていた方もいるかもしれませんね。しかし、これまで紹介した商品のように最近では贈り物としても最適なおしゃれなデザインの商品や、災害時など限られた場面だけでなく日常使いできるような防災グッズもたくさんあります。

また、防災グッズを贈ることで相手に「大切に思っている」というメッセージがより伝わりやすいのではないでしょうか。

大切な人の誕生日や特別な日に、一般的な贈り物をするのももちろんいいですが、一度防災ギフトをプレゼントすることも検討してみてください。防災ギフトを贈ることで、受け取った側は自然と防災準備ができますし、防災を意識するきっかけを作ってもらえるでしょう。

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