品川区戸越に、コミュニティ農園「Green Park TOGOSHI by grow」がオープンしたんですって!誰もが参加できる都市型農園と、マルシェや防災訓練などが行えるイベント広場があるそうですよ。
株式会社トラスト・ファイブが運営するビル・土地の記事メディア担当の兼山杳です。業界の最新ニュースをわかりやすくお届けしています。
デジタルファーミングプラットフォーム「grow」が導入されていて、このような都市型農園はビルの屋上や街のスキマでも活用されているそうです。早速詳細をチェックしていきましょう!
プランティオ、品川区戸越に新たな交流拠点となるコミュニティ農園「Green Park TOGOSHI by grow」を開設
— 誰もが気軽に参加できるシェア型都市農園を通じて、都市での農体験創出と持続可能な地域コミュニティを駆動 —

農と食の民主化を目指し、誰もがどこでも参加できる「アグリ・フード・インフラ」の社会実装を目指すソーシャルインパクトスタートアップのプランティオ株式会社(以下「プランティオ」)が、阪急阪神不動産株式会社(以下「阪急阪神不動産」)が東京都品川区戸越6丁目に所有する土地において、コミュニティ農園「Green Park TOGOSHI by grow」を2026年4月12日(日)に共同で開設したそうです。
開設の背景と目的
このプロジェクトは、阪急阪神不動産が事業主となり、プランティオが提供するデジタルファーミングプラットフォーム「grow」を全面的に導入し、運営・管理を行うものだそうです。
そこで誕生したのが、約100坪の敷地を「農園ゾーン」と「広場ゾーン」に分け、誰もが気軽に参画できるコミュニティ農園+広場からなる「Green Park TOGOSHI by grow」だということです。
資本主義の中で遠くなってしまった人と農、そして人と人の距離を縮め、地域の文化を育む人々が集う、新しい「地域の顔」としての拠点を運営していくそうです。
施設の特徴

- みんなでシェアする共同栽培型の「農園ゾーン」(約50坪)
従来の区画割りの個人農園とは異なり、農園全体を会員でシェアする共同栽培型が採用されています。育てる作物を参加者同士で話し合って決め、共同で種まきから収穫までを行うそうです。
定期的に専門の農園スタッフが現地に滞在してサポートするため、初心者でも安心して野菜や果物づくりを楽しめるそうです。収穫期には収穫祭などを開催し、世代を超えたコミュニティ形成や食育、環境意識の向上に繋げるということです。 - 住民の自主性をはぐくむ「広場ゾーン」(約50坪)
農園イベントの拠点としてはもちろん、地域団体への貸し出しも実施。マルシェやワークショップ、防災訓練など、地域のニーズに合わせたイベントを誘致・サポートするそうです。
誰もがふらっと立ち寄れる場所にすることで、地区の活性化と生活の質の向上、持続可能なまちづくりに貢献するということです。
▼Green Park TOGOSHI by grow公式サイト

※「Green Park TOGOSHI」の新規会員募集につきましては、好評につき定員に達したため、現在受付を停止しているそうです。
テクノロジー×エンタメが駆動する「grow」プラットフォームの仕組み
コミュニティ農園「Green Park TOGOSHI by grow」には、プランティオが開発・展開するデジタルファーミングプラットフォーム「grow」が導入されているそうです。
IoTセンサーやスマートフォンアプリを活用し、野菜の生育状況や栽培のヒントを視覚的に共有。「育てるたのしさ」と「食べるよろこび」という2つの体験をシームレスに繋ぎ、ITと掛け合わせたアグリテインメントな世界を戸越の街から実装するということです。
クラウド分散型アグリ・フード・インフラ“grow”について
“⼈と農の距離を近づける”ため、テクノロジーの⼒と、エンターテインメントの⼒を掛け算し、農への参加のハードルを下げつつ、オフィスや商業施設、マンションの上や、公園の⼀画、または地下などの屋内など、あらゆるところに農に触れられるタッチポイントを創出しているそうです。
農に触れる場と機会を創出するための3つのロケーション



オフィスや商業施設、マンションの上や公園の⼀画、地下などの屋内など農に触れる場と機会を創出しているそうです。
これらのソフト(農や⾷、野菜や、⼈とのコミュニケーション、イベントなどのコンテンツ)とハード(場、プランター)を統合したシステムが誰もがどこでも気軽に参加できる⺠主的なクラウド分散型「アグリ・フード・インフラ」が”grow(グロウ)”だそうです。
この第2のインフラとも呼べるプラットフォームは、平時はコミュニティ栽培の場として、有事の際は野菜・種備蓄として、都市に於けるレジリエンスの意識を高めるインフラだということです。

grow アプリは共同・コミュニティ型栽培に特化したアプリで、MAP から近くの農園をすぐに探して、フォローしたり、メンバーになることが出来たり、参加している農園のメンバー同⼠でのコミュニケーションや、イベントへの参加、さらにはお⼿⼊れをすることでポイントが貯まったりと、コミュニティ農園での⽇々のやりとりをたのしくしてくれるそうです。
▼growアプリのスクリーンショット






IoTセンサー「grow CONNECT」とアプリ「grow」が野菜栽培をサポート
また、特許取得の独⾃技術「Crowd Farming System」と呼ばれるAI野菜栽培サポートシステムが、IoT センサー「grow CONNECT」と連携し、タイムリーに野菜栽培をサポート、grow のアプリを通じて農園のコミュニティメンバーへ通知されるそうです。
野菜栽培を教える⼈、詳しい⼈がいなくてもコミュニティ農園を誰でも気軽にたのしめるということです。


▼growアプリのスクリーンショット



さらに、grow CONNECT にはカメラが搭載されているので、栽培している野菜や⽥んぼの様⼦が画像で見られるだけでなく、「⼟壌温度」「⼟壌⽔分量」「外気温」「⽇照量」などのグラフが表⽰され、⽇々の栽培の⽬安にもなるということでし。
▼growアプリのスクリーンショット



また、栽培への参加や⽇々の取り組みを通じて⽣まれる、CO₂削減量や⽣ごみをたい肥にするなどの資源循環量などの環境への貢献や、農に触れる事、関わる事で⾃⾝の⼼のウェルビーイングなどを可視化することも視野に⼊れながら、参加者⼀⼈ひとりが、⾃⾝の⾏動がどのように環境やウェルビーイングにつながっているのかを実感できる仕組みを⽬指しているといいます。
ひいてはこれをエリアで捉えることで、都市OSとして機能し、リジェネラティブシティ(再⽣・回復型都市)のインフラになるとも考えているそうです。

grow は、テクノロジーとエンターテインメントの⼒を活⽤することで、農や⾷をより⾝近に、よりたのしく、そして継続的に関われる存在へと変えていくということです。
施設概要
・施設名称: シェア型都市農園「Green Park TOGOSHI」
・所在地: 東京都品川区戸越6丁目7-21
・敷地面積: 約100坪(約330㎡) ※農園ゾーン:約50坪、広場ゾーン:約50坪
・事業主: 阪急阪神不動産株式会社
・運営・管理: grow(プランティオ株式会社)
会社概要
・プランティオ株式会社について

- 事業所所在地:東京都渋谷区神泉町11-7
- 設立:2015年6月16日
- 資本金:2億5,532万円
- 代表者:芹澤孝悦 (せりざわたかよし)
- URL:https://plantio.co.jp/
- 概要:すべての根本原因は、資本主義経済が極限まで進んだ結果、「⽣産」と「消費」が乖離し、”⼈と農の距離が遠くなってしまった事”。わたしたちは農と⾷に触れる場と機会を創出し、デジタルテクノロジー×たのしさ!で農への参加の敷居を下げ、誰もが⾏動・参加できる、⺠主的な農と⾷、食文化の社会基盤『アグリ・フード・インフラ』(Agri-Food Infrastructure)をつくっています。Forbes JAPAN ”⾷の未来を輝かせる25⼈”の芹澤孝悦率いる経済産業省スタートアップ⽀援プログラム「J-Startup」選定のソーシャルインパクトスタートアップです。
- 主な事業内容:
─クラウド分散型アグリ・フード・インフラ「grow」の開発
─ AIoT/ ICTを活⽤した野菜栽培サポートシステム「Crowd Farming System」の開発
─ 農と⾷のあるまちづくりのコンサルティング
─ growを搭載した共同コミュニティ型農園(スマートコミュニティファーム)の企画/設置/運営
─ growを搭載したホームユース向けアーバンファーミングサービスの展開
─ 農と⾷を切り⼝にした体験コンテンツ/教育プログラム等の企画/開発/運営
─ 企業/⾃治体/⾏政向けGX(グリーン・トランスフォーメーション)の⽀援
─ 企業/⾃治体/⾏政向けTCDF/TNFDレポート作成⽀援
─ 企業/⼤学などと連携し、事業共創や、農と⾷を通じた未来の価値を創る共創研究
今回は、品川区戸越にオープンした都市型コミュニティ農園「Green Park TOGOSHI by grow」についてお伝えしました。
人と農の距離を縮め、地域のコミュニティ形成や食育、環境意識の向上にも繋がるということで、住んでいる街・働いている街にこんな場所があったらとても楽しそうですよね!
このような農園×コミュニティ形成の取り組みは都心のビルの屋上などでも導入されているそうです。自然と人と関わることができる今回のような場所が、たくさんのビルで導入されるようになればいいなと思います。



