雨の多い秋になり、水害のニュースが多く聞かれる今日このごろですね。
車の水没時に、窓を割って脱出するためのハンマーを備えている方も多いでしょう。
でも、最近は従来の脱出用ハンマーでは破砕できない「合わせガラス」が増加しているんですって。
株式会社トラスト・ファイブが運営するビル・土地の記事メディア担当の兼山杳です。不動産とは切り離せない「防災」の最新ニュースをわかりやすくお届けしています。
今回は「合わせガラス」に対応した緊急脱出ツールについてご紹介します。
“割れないガラス”に備える緊急脱出ツール『SAFE T SYL FLEX』を発売!
従来の脱出ハンマーでは破砕できない合わせガラスに対応
輸入車・自動車用品販売の株式会社ホワイトハウスの子会社である株式会社TCLが、水没・事故時の緊急脱出をサポートする新商品「SAFE T SYL FLEX(セーフ ティ シール フレックス)」を2026年9月10日より発売したそうです。
国土交通省は水没した車両に閉じ込められた際の脱出手段として脱出用ハンマーの有効性を示していますが、国民生活センターは近年増加する「合わせガラス」は従来の脱出ハンマーでは破砕できないと警告しているそうです。
SAFE T SYL FLEXは、この“割れないガラス”という盲点に応える緊急脱出ツールだということです。
「割れないガラス」に対応しているツール、ぜひ備えておきたいですね。

脱出ハンマーでは“割れないガラス”
2026年、「令和8年8月千葉豪雨」をはじめとする豪雨災害が日本各所で起こっていますよね。
国土交通省は、台風等による豪雨時には道路が冠水する前に早急に避難することが重要だとしたうえで、万一、水没した車両内に閉じ込められた場合に備え、脱出用ハンマーの備付けと正しい使用方法の確認を呼びかけています。
※出典:国土交通省 「豪雨に備えて、車に脱出用ハンマーを備えましょう!」 2021年6月24日更新
一方で、見落とされがちなのが「どの窓なら割れるのか」という点だそうです。
国民生活センターによると、強化ガラスは緊急脱出ハンマーで破砕できますが、フロントガラスなどに使われる合わせガラスは、割れても中間膜によって破片が飛び散りにくく、容易に貫通されないため、緊急脱出ハンマーでは破砕できないということです。
近年は静粛性向上を目的に、ドアガラスにも合わせガラスを採用する車種があるといいます。※2
同センターの消費者アンケートでは、所有する自動車のドアガラスの種類を知らない人が7割、緊急脱出ハンマーを車に積んでいる人のうち4割が「破砕できないガラスがある」ことを知らないという結果も示されているそうです。
※出典:国民生活センター 「自動車用緊急脱出ハンマーによるガラスの破砕」 2024年6月18日更新
自分の車にどんなガラスが使われているのか、きちんと知ったうえで備える必要があるのですね。
合わせガラス対応の『SAFE T SYL FLEX』とは

「SAF T SYL FLEX(セーフ ティ シール フレックス)」は、車両水没時などに車内からの脱出をサポートする、合わせガラス対応の緊急脱出ツールだそうです。
一般的な脱出ハンマーは強化ガラスの破砕を想定したものが多い一方、フロントガラスや一部車種のドアガラスに採用される「合わせガラス」は、割れても中間膜が残るため貫通しにくく、従来のハンマーでは脱出につながらない場合があるといいます。
SAFE T SYL FLEXは、この“割れないガラス”の盲点に着目し、合わせガラスの破砕をサポートする設計を採用。従来の脱出ハンマーと比べてエネルギー効率を340%以上高め、緊急時でも限られた力で窓ガラスに力を伝えやすい構造を実現しているそうです。
コンパクトで車内に常備しやすく、運転席のサンバイザーなど、いざという時に手が届く場所に備えられ、かつ非常に目立つオレンジカラーで存在感があるのも特徴。

秋雨・台風シーズン、線状降水帯、ゲリラ豪雨など、冠水・水没リスクが身近になる中で、ドライバー本人だけでなく家族や同乗者を守るための新しい防災備品として活用できるということです。
・商品価格 :7,000円(税別)※一部ECモールでは価格が異なります。
※商品詳細 :https://www.kk-tcl.co.jp/stsf/
※商品説明動画:https://www.kk-tcl.co.jp/stsf/redirect/to_gaiyo.php
エネルギー効率が340%以上に高いのはすごいですね。コンパクトで備えやすいのも嬉しいポイントです。
3つのシーンで活躍
窓ガラス粉砕ハンマー(合わせガラス対応)としての活用はもちろん、緊急時、脱出時のシートベルトカッターとしても使用可能。また、緊急時、事前登録された家族や友人にSMSで状況を伝えることが可能なSOS通知アプリ機能も搭載しているそうです。
シートベルトカッターに加えSOS機能もついているのは心強いですね!



会社概要
■株式会社TCL 企業概要
- 社名 :株式会社TCL
- 設立 :1979年11月1日
- 代表者 :木村 文夫
- 所在地 :愛知県名古屋市名東区本郷3-139 ホワイトハウスビル
- URL :https://www.kk-tcl.co.jp/

■ホワイトハウスグループの事業内容
ホワイトハウスグループは、名古屋をはじめ東海地区に40店舗以上広がるネットワークで、世界のクルマ・バイクを販売しているそうです。
- 輸入車正規販売店:プジョー/シトロエン/DS Automobiles/BMW/MINI/アウディ/フィアット/アルファ ロメオ/アバルト/ランドローバー/ケーターハム/ポラリスORV/Hyundai/FIAT Professional/BYD
- 本田技研工業株式会社製品の販売
- 輸入二輪車正規販売店:トライアンフ/インディアンモーターサイクル
- キャンピングカー事業、オートプラネット事業 及びこれらに付随する部品・用品の販売/修理/保険事業等
- POLARISオフロードビークル 総販売元
- ドライブレコーダー『Smart Reco』の開発/製造/販売事業
- 高性能・高機能バッテリーチャージャー『CTEK』日本販売店
- 使い道は無限大!ドーム型DIYハウス『EZDOME HOUSE』開発/製造/販売事業
- 次世代型消火器具『ファイヤーショーカスティック』日本総代理店
今回は、車の水没・事故時の緊急脱出をサポートする新商品「SAFE T SYL FLEX(セーフ ティ シール フレックス)」についてお伝えしました。
近年はフロントガラスだけでなくドアガラスにも「割れないガラス」を採用する車種があるということで、従来の脱出ハンマーでは破砕できないことがあるんですね。最近は水害が多いですし、きちんと備える必要がありそうです。
皆さんも社用車や自家用車の備えを今一度確認してみてくださいね。



