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携帯浄水器のメリットとは?防災対策で注目の【GS-2809】をレビュー

防災
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地震や台風による断水、キャンプでの水源確保など、いざという時に頼れるのが携帯浄水器です。

この記事では、携帯浄水器を導入するメリットを解説するとともに、注目の一台Greeshow「GS-2809」をレビューしていきます。

こんにちは、株式会社トラスト・ファイブが運営するビルと土地の記事メディア担当のあんどうです。
不動産とは切り離せない「防災」の情報をお届けしています。

防災グッズ選びに悩んでいる方にも、アウトドア用途で検討中の方にも役立つ内容になっていますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

この記事でわかること
  • 携帯浄水器GS-2809は5段階のろ過機能で、川の水や雨水からもきれいな飲み水を作れるため、断水時に水道が使えなくても安心です。
  • ソーラーパネルと手押しポンプの両方に対応しているので、停電していても電気を使わずに水を浄化できます。
  • ボタン一つで簡単に使えるうえ、スマホの充電もできるので、災害時の情報収集にも役立ちます。
  • ライトが付いていて、暗い場所での作業やSOS信号を送る際にも使えます。
  • 国の水質基準など複数の検査に合格していて安全性は高いものの、フィルターは使っているうちに交換が必要になる点は覚えておきたいポイントです。

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携帯浄水器とは?

携帯浄水器とは、川や雨水などの水をろ過し、飲料水として利用できる状態にする小型の浄水器です。

内部のフィルターを通すことで、水に含まれる細かなゴミや細菌などを取り除きます。

地震や台風、大雨などで断水が発生した際、特に大きな問題となるのが「水の確保」です。

あらかじめ備蓄水を用意していても、断水が長引けば、いずれ使い切ってしまう可能性があります。

携帯浄水器があれば、身近にある水を浄水し、飲み水を確保する手段を増やせます。

備蓄水だけに頼らない防災対策として、家庭用はもちろん、ビルや施設の防災備蓄品としても活用されているアイテムです。

携帯浄水器のメリット

携帯浄水器の最大のメリットは、備蓄水だけでは対応しきれない長期間の断水にも備えられることです。

川や雨水など身近にある水を浄水して飲料水として利用できるため、備蓄水を使い切った後も水を確保し続けられます。

また、電源がなくても使用できる機種が多い点も魅力です。

ソーラー充電や手押しポンプに対応した製品であれば、停電時でも浄水を続けられるため、災害時だけでなくアウトドアや車中泊などでも活躍します。

さらに、多くの製品は軽量・コンパクトに設計されており、防災リュックや非常持出袋にも収納しやすいサイズです。

モバイルバッテリー機能を搭載した機種であれば、スマートフォンの充電にも利用できます。

災害時の情報収集や家族との連絡手段を確保するうえでも役立つでしょう。

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携帯浄水器「GS-2809」の基本スペック

Greeshowの携帯浄水器「GS-2809」外箱|筆者撮影

ここからは、Greeshowの携帯浄水器「GS-2809」の特長を見ていきます。

製品使用

項目仕様
ろ過方式5段階浄水システム(PPコットン・KDF活性炭・中空糸膜など)
ろ過性能0.01μm
浄水速度約350~700mL/分
ろ材寿命約1,000L
浄水可能量約220L(満充電時)
連続浄水時間約5時間(満充電時)
バッテリー容量2,800mAh
充電方式USB Type-C、ソーラー充電
その他機能手押しポンプ、LEDライト、SOSライト、モバイルバッテリー機能

災害時に役立つ「GS-2809」の特徴

GS-2809の特徴は、携帯浄水器としての機能だけでなく、災害時に役立つ複数の機能を1台に集約している点です。

最大の特徴は、電動ポンプによる浄水機能。

ボタンを押すだけで自動的に浄水できるため、手動式のようにレバーを押し続ける必要がありません。

さらに、バッテリーが切れた場合でも手押しポンプで浄水できるため、停電時にも飲み水を確保できます。

浄水機能には、0.01μmの中空糸膜を中心とした5段階浄水システムを採用しています。

細菌や不純物を除去し、水道水だけでなく河川や湖などの水を飲料水として利用できるよう設計されている点も特徴です。

また、2,800mAhのバッテリーを搭載し、USB Type-C充電に加えてソーラー充電にも対応。

LEDライトやSOS点滅機能、スマートフォンへの給電機能も備えているため、停電時の照明や情報収集など、災害時のさまざまな場面でも活用できます。

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GS-2809を実際に使ってレビュー

ここからは、Greeshowの携帯浄水器「GS-2809」を実際に使ってレビューします。

今回は、市販の培養土を使って人工的に作った泥水を浄水し、見た目がどの程度変化するのかを確認しました。

あわせて、電動・手動それぞれの使い勝手やメンテナンス方法、LEDライト、モバイルバッテリー、ソーラー充電などの機能も検証しています。

■ 付属品は充実している?

携帯浄水器「GS-2809」の内容|筆者撮影

GS-2809には、本体(内蔵フィルター付き)のほか、外付けフィルター、吸水用・吐出用ホース、充電用USBケーブル、吐水ホース用クリップ、収納ケース、取扱説明書が付属しています。

浄水に必要なものが一式そろっているため、別途用意しなければならないものはありません。

説明書も日本語で分かりやすく書かれており、初めて携帯浄水器を使う方でも内容を理解しやすい印象でした。

収納ケースが付属しており持ち運びも便利|筆者撮影

収納ケースにはすべての付属品をまとめて収納できます。

パーツ数も多すぎないため、出し入れに不便さは感じませんでした。

ケースは比較的しっかりしたセミハードタイプで、本体を保護しながら持ち運べそうです。

■ 持ち運びやすさはどう?

本体と付属品、収納ケースを含めた重量は約766gでした。

本体を手で持ったときのサイズ感はこれくらい|筆者撮影

決して軽量とはいえませんが、防災用品として考えれば十分許容できるサイズ感です。

実際に防災リュックへ入れてみても多少の存在感はあるものの、浄水器・モバイルバッテリー・LEDライトなど複数の機能を備えていることを考えると、持ち運びやすさとのバランスは悪くないと感じました。

また、ケースの作りもしっかりしているため、自宅での備蓄だけでなく、車載用の防災用品として保管する場合にも扱いやすそうです。

■ 組み立てや準備は難しい?

結論からいうと、組み立て自体は難しくありません。

ただし、初めて使用する場合は、説明書を一度しっかり読んでおくことをおすすめします。

今回は説明書を流し読みしながら組み立てたところ、吸水ホース(黒)と吐出ホース(透明)を取り付ける場所を間違えるなどして、完成まで約10分ほどかかってしまいました。

説明書をきちんと見ながら進めれば作業自体はシンプルで、工具も必要ありません。

ホースの接続部はやや硬め。
使用中に不用意に引っ張らなければ外れてしまうような印象はありませんでした。

災害時は落ち着いて説明書を読む余裕がないことも考えられるため、いざという時に慌てないよう、一度組み立てを体験しておくと安心です。

■ どのような泥水を使って検証した?

市販の野菜用培養土を加えた水|筆者撮影

今回は、約1Lの水に市販の野菜用培養土を2つかみほど加え、かき混ぜたものを使用しました。

大小さまざまな土の粒が浮いています|筆者撮影

実際に作ってみると、想像していたような茶色く濁った泥水というより、大小さまざまな土の粒が水中に浮いている状態になりました。

そのため、「濁った水がどこまで透明になるのか」を検証するには、もう少し粒子の細かい土を使用した方が適していたかもしれません。

一方で、土や細かな浮遊物が目視できるため、「フィルターを通した後に異物が残っているか」という点は比較しやすい状態でした。

今回は、この培養土を混ぜた水を使って浄水性能と操作性を確認していきます。

携帯浄水器をセットした様子|筆者撮影

■ 電動ポンプで泥水を問題なく浄水できる?

電源ボタンを押すと、透明な水が出てきました!|筆者撮影

実際に給水ホースを泥水に入れて電源ボタンを押すと、問題なく水を吸い上げられました。

操作は非常にシンプルで、基本的にはボタンを押すだけ。
起動してから約3秒で吐水ホースから浄水された水が出てきました。

メーカー公表のろ過流量は350~700mL/分です。

この数値から計算すると、500mLを浄水する場合の目安は約43秒~1分26秒となります。

ただし、実際の流量は原水の状態やフィルターの使用状況によって変化すると思われます。

浄水中にはモーター音とわずかな振動がありますが、個人的には気になるほどの大きさではありませんでした。

水の出方も安定しており、今回使用した水では途中で詰まったり停止したりすることもありませんでした。

一方で、気になったのが本体の安定性です。

本体を置いた状態で使っていると何度か倒れてしまったため、浄水中は手で支えておいた方が安心だと感じました。

また、検証中には吐水ホースが接続部分から外れ、水をかぶってしまう場面もありました。

しっかり差し込んだつもりでしたが、水圧によって外れたのかもしれません。

使用前にはホースが奥まで接続されているか確認し、浄水中も不用意に引っ張らないよう注意した方がよさそうです。

■ 浄水すると見た目はどのくらい変わった?

土の粒は一切なく、透明な水になりました|筆者撮影

今回もっとも驚いたのが、浄水後の水の見た目です。

浄水前は大小さまざまな土や細かな浮遊物が混じっていましたが、浄水後には目視できる土やゴミは見当たりませんでした。

透明な容器に入れて確認しても濁りはなく、時間を置いても底に沈殿物は見られませんでした。

また、土のにおいやフィルター由来と思われるにおいも、今回の検証では感じませんでした。

ただし、見た目やにおいがきれいになったからといって、安全な飲料水になったことを意味するわけではありません。今回の検証では水質検査を行っていないため、飲用するには抵抗を感じてしまいました。

とはいえ災害時の生活用水(手洗い・清掃など)としては、問題なく使用できそうです。

■ 手押しポンプでも浄水できる?

手押しポンプを引き出した様子|筆者撮影

GS-2809は、バッテリーを使用する電動浄水だけでなく、手押しポンプでも浄水できます。

切り替えに特別な操作は必要なく、本体のポンプを引き出して手動で動かすだけです。

今回使用した泥水でも問題なく吸水でき、途中で詰まることもありませんでした。

もちろん電動に比べると手間はかかります。
ポンプを押すにはある程度の力が必要で、何度も繰り返していると疲れてきます。

また、本体が倒れやすいため、片手だけで安定して操作するのは難しく、片方の手で本体を押さえながらポンプを動かす必要がありました。

浄水速度についても、自動で一定量を送り続ける電動ポンプの方が速く感じます。

一方、手動の場合はポンプを動かすペースによって水量を調整できます。

災害時にはバッテリーを充電できない可能性もあります。

多少の手間はかかるものの、電源がなくても浄水できる手段が残されているのは、GS-2809のメリットだと感じました。

■ 泥水を使った後のお手入れは大変?

浄水直後の外付けフィルターの様子|筆者撮影

泥水を浄水した後は、フィルターやホースの洗浄が必要です。

GS-2809では、外付けフィルターを吐水側へ付け替え、浄水した水を逆方向から流す「逆洗」を行います。

今回も説明書に従って逆洗したところ、その後も問題なく浄水できました。

あらかた土は取れましたが、完全には取り除けませんでした|筆者撮影

ただし、使用後の外付けフィルターには目に見える土やゴミが付着しており、逆洗しても完全には取り除けませんでした。

また、吸水ホースは黒色のため、内部にどの程度汚れが残っているのか目視では確認できません。

今回の使用後には泥や土のにおいは残りませんでしたが、「内部まで完全にきれいになったか」を確認しにくい点は少し気になりました。

もう一つ手間に感じたのが乾燥です。

ホースの内部には水分が残りやすく、すぐに収納することはできません。

洗浄後は風通しのよい場所で十分に自然乾燥させる必要があります。

携帯浄水器は使って終わりではなく、使用後の洗浄と乾燥まで含めて考えておく必要がありそうです。

お手入れのためにきれいな水が必要なうえ、それなりに手間がかかるので、使用後に毎回洗浄しないといけないのは少々つらいなと感じました。

■ LEDライトは災害時に役立ちそう?

GS-2809にはLEDライトが搭載されており、専用ボタンを押すだけで点灯・消灯できます。

操作は直感的で、説明書を確認しなくても迷いにくい印象です。

真っ暗な部屋で点灯した様子|筆者撮影

実際に暗い場所で点灯してみると、説明書の細かな文字を読める程度の明るさがありました。

停電時に手元や足元を確認する補助ライトとしては、十分頼りになりそうです。

一方、浄水作業そのものを照らすライトとして使うには少し無理があります。

ライトは本体に付いているため、水源やホースの接続部分を自由な角度から照らすことはできません。

夜間に屋外で浄水する場合は、ヘッドライトや懐中電灯を別に用意しておいた方が使いやすいでしょう。

SOS点滅モードへの切り替えは、LEDライトボタンを長押しするだけです。

音による警報機能はありませんが、光量は十分あり、暗所で自分の位置を知らせる補助として活用できそうです。

■ モバイルバッテリーとしてスマートフォンを充電できる?

モバイルバッテリーとして充電に活用する場合、iPhoneの場合は、Apple社製の充電ケーブルで充電する必要があります。

私は最初、説明書の記載を見落としており、付属のケーブルで充電を試みたため、「このアクセサリは電力使用量が大きすぎます」と表示され、給電できませんでした。

しかし充電ケーブルをApple社製のものに変えたところ、問題なく充電できました。

災害時には、慌てて誤ったケーブルを繋いでしまう可能性もありますので、自分の端末での充電方法について事前に確認しておくことをおすすめします。

■ USB充電とソーラー充電は実用的?

USB Type-Cによる充電は問題なく行えました。

充電中はインジケーターランプが点灯するため、現在充電されているかどうかも確認できます。

今回はインジケーターが2つ点灯している状態からUSB充電を開始し、数時間後には満充電になっていました。

正確な充電時間は測定していませんが、日常的にはUSB充電を基本にするのが使いやすそうです。

ソーラー充電については、8月の晴れた日に屋外で検証しました。

ソーラー充電がされていることを示す赤いインジケーターが点灯中|筆者撮影

10時30分から16時30分まで約6時間、直射日光が当たる場所に設置したところ、充電中を示す赤いインジケーターが点灯し、終了時には残量表示が1目盛り増えていました。

説明書によると、夏の正午の直射日光に20~30分間さらすことで、約500mLを浄水できる程度の電力を確保できるとされています。

今回の検証だけでは、ソーラー充電だけで満充電までにどの程度かかるのかまでは確認できませんでした。

ただ、少なくとも晴天時には実際に充電されることを確認できました。

日常的な充電方法というよりは、停電が長引いた際に少しずつ電力を確保するための補助機能として考えるのが現実的でしょう。

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携帯浄水器のメリットを活かして、備えを万全に

携帯浄水器を防災目的で持っておく最大のメリットは、備蓄した水を使い切った後にも、水を確保する手段を残せることです。

災害に備えて保存水を用意していても、断水が想定以上に長引けば不足する可能性があります。

水は飲むだけでなく、手洗いや調理などにも必要です。しかし、水は重くかさばるため、家庭やオフィスに保管できる量にも限界があります。

その点、携帯浄水器があれば、災害時に確保できた水を浄水して利用するという選択肢が生まれます。

今回GS-2809で培養土を混ぜた水を浄水したところ、目に見えていた土やゴミは取り除かれ、透明な水になりました。土っぽいにおいも感じられず、使用後の外付けフィルターには取り除かれた土やゴミが付着していました。

もちろん、見た目やにおいだけで飲用の安全性を判断することはできません。今回も水質検査は行っておらず、浄水後の水は飲んでいません。

ただ、災害時には飲み水だけでなく、手洗いや清掃などさまざまな用途で水が必要になります。水源の状態や用途に応じて、携帯浄水器で処理した水を生活用水として活用できれば、限られた保存水を飲用や調理用として温存することにもつながるでしょう。

また、災害時には水だけでなく電気が止まる可能性もあります。GS-2809は普段は電動で手軽に浄水できる一方、バッテリーが切れても手押しポンプを使用できます。実際に試したところ、手動でも問題なく水を通すことができました。停電が長引いても使える手段が用意されているのは、防災用品として大きな強みです。

さらに、大量の保存水を追加で備蓄する場合と比べ、携帯浄水器は比較的コンパクトです。GS-2809はケース込みで766gあり、防災リュックに入れると多少かさばりますが、水そのものを何十リットルも追加で保管するよりは省スペースです。

とはいえ、携帯浄水器は保存水の代わりではありません。災害直後から確実に使える保存水を基本とし、携帯浄水器は断水が長引いた場合に備える「次の手段」として組み合わせるのが現実的でしょう。

保存水で「当面の水」を備え、携帯浄水器で「その先の水を確保する手段」まで備える。

実際にGS-2809を使ってみて、この二段構えにできることこそ、携帯浄水器を防災用品として持っておくメリットだと感じました。

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