この記事では、コンタクトレンズをつけて自転車に乗ると目が痛くなる!どうすればいい?という疑問にお答えします。
こんにちは。眼鏡作製技能士で、元眼鏡店&コンタクトレンズショップ店員のあんどうです。
コンタクトレンズで自転車に乗ると、目が乾燥したり埃が入ったりして痛いし、ひどくなるとレンズが外れたり、困り物ですよね。
コンタクトレンズユーザーが可能な限り快適に自転車に乗れるよう、対処法や対策をご紹介しますので、最後までお見逃しなく。
コンタクトレンズをつけて自転車に乗ると目が痛くなる理由
自転車に乗ると風や埃が目に直接当たりやすいため、コンタクトレンズが乾燥したり、目に異物が入ったりして痛みが生じます。
乗車中はまばたきの回数が減ることも要因の一つです。
乾燥がひどくなるとレンズが眼球に吸着できなくなり、ポロッと外れてしまうこともあります。
自転車に乗っていて目が痛くなった時の対処法
自転車に乗っていて目の痛みを感じたら、すぐに運転をやめ、安全な場所に移動してください。
乾燥が原因の場合は、コンタクトレンズ専用の目薬をさし、目を潤わせて痛みを軽減させます。
異物が入ってしまった場合は、コンタクトレンズを外してから目を洗浄するのが理想。
ですが、すぐに外せる状況ではないことがほとんどだと思いますので、目薬をさして異物を洗い流せるか試してみてください。
また、異物でコンタクトレンズが傷つくこともあります。
装用していて違和感を感じたら、新しいものに付け替えましょう。
これらの対処をしても違和感や痛みが長引く場合は、必ず眼科を受診してください。
コンタクトレンズユーザーが自転車に乗る時の対策
コンタクトレンズをつけたまま、安心して自転車に乗るための対策をご紹介します。
度無しメガネやサングラス、ゴーグルを着用する
度無しメガネやサングラス、ゴーグルを着用すれば、目に直接風や埃が当たるのを防げます。
紫外線カット効果のあるレンズが使用されていれば、目の保護にもなって一石二鳥。
サイクリング用のサングラスやゴーグルは、視界をクリアにする高機能レンズが使用されていたり、フィット感が高くズレにくかったりするので、通勤で頻繁に自転車に乗る方にもおすすめです。
目的地についてからコンタクトレンズをつける
自転車に乗るときはコンタクトレンズではなくメガネにして、目的地に着いてからコンタクトレンズをつけるのも手。
帰る時にまたメガネに掛け替えればいいですし、予備メガネも常に携帯できて防災面でも安心です。
そもそもコンタクトレンズの装用時間の目安は約12時間で、カラコンは酸素透過率が低い分、さらに短くなります。
コンタクトレンズの装用時間は、短ければ短いほど目にかかる負担を減らせます。
余談ですが、以前私がコンタクトレンズショップで働いていた時、コンタクトレンズをつけての通勤途中に目に羽虫が入り、痛くて悶絶したことがあります。
それからはずっと職場についてからコンタクトレンズをつけるようにしていました。
目も楽なので、おすすめです。
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自転車に乗ると風や埃が目に直接当たりやすくなるため、コンタクトレンズが乾燥したり、目に異物が入ったりして痛みが生じます。
乗車中に目の痛みを感じたらすぐに運転をやめ、安全な場所に移動し、目を洗浄するなど対処してください。
対策としては、サングラスやゴーグル等で目を保護したり、目的地に着いてからコンタクトレンズをつけるのもおすすめです。