【メディア掲載】不動産専門誌にSDGs事例として掲載

防災ポーチが重い!3.11を経験した防災士が、25%軽量化を実現

防災
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執筆者
防災士・大沢しの

防災士。東日本大震災の際は宮城で被災後、避難生活を送った経験を活かし、防災情報を発信しています。

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防災ポーチを作ってはみたものの「重くて持ち歩きをやめたいなぁ」と感じたことはありませんか?

カーサミアライターで防災士の、しのです。

私は通勤時間が長いため、何かあった時のために防災ポーチを持ち歩いています。ただ、防災ポーチがあると重いなぁと感じることもありました。

そこで、日常的に持ち歩ける軽くてコンパクトな防災ポーチの軽量化のアイディアを紹介していきます。

最後まで読んでくださいね。

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3.11経験者の防災ポーチの重さは?

以前私が持ち歩いていた防災ポーチは276g | 筆者撮影

私は、3.11の経験から防災ポーチは持ち歩くべきだと実感しています。外出時に災害がおきても慌てないように少しでも備えていると安心感があります。

ただ、「防災ポーチ」にあれもこれもと詰め込んでしまいがちです。そして色々と備えた結果重くなり、持ち歩くのが億劫になってしまう方も多いのでは…。

特に夏場は日傘や汗ふきシートなど普段の荷物も多くなりがちですから、更に防災ポーチとなると結構な重さになりますよね。

そこで私が実際に持ち歩いている防災ポーチの中身をご紹介したいと思います。試行錯誤を重ねて、本当に必要なものだけに絞り込んだ結果、軽くてもいざという時に安心できるポーチです。

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防災ポーチをより軽く!アイテムを厳選して25%減

ポーチをジップ袋、羊かんをブドウ糖にした結果 | 筆者撮影

私が持ち歩いていた防災ポーチも、すでに厳選したアイテムで構成していたのですが、さらに見直しを行いました。

今回見直したポイントは2点です。

①ポーチ本体をファスナー付きのものからジップ袋に変更
②非常食を羊かんからぶどう糖に変更

たったこれだけの見直しで、なんと重さが75%に軽量化できたんです。

最終的に総重量200グラム程度に収まったため、普段の荷物にプラスしても負担を感じにくい重さになりました。

防災士が厳選したアイテム紹介

実際の中身は以下の通りです。

厳選したアイテムは11個です | 筆者撮影
  • 小銭
  • ウェットテッシュ
  • 固形タオル
  • ボールペン
  • 絆創膏と鎮痛剤
  • ペーパーソープ
  • ナプキン
  • アルミシート
  • ぶどう糖
  • アルミの袋(ゴミ袋として使用)
  • ホイッスル

防災ポーチを軽くするために、私なりに工夫したポイントがいくつかあります。

ご紹介しますね。

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防災ポーチを軽くするアイディア5選

防災ポーチを軽くするためには、ただアイテムを減らすだけでなく、ちょっとした工夫や発想の転換が効果的です。

重さを気にして持ち歩くのをやめてしまうよりも、無理なく続けられる方法を見つけることがポイントですね。

私が実際に試してみて効果があった5つのアイディアをご紹介します。

全部を取り入れる必要はありませんので、ご自身のライフスタイルに合うものを選んで試してください。

毎日必要なものはアイテムからはずす

普段から毎日持ち歩いているモバイルバッテリー、マイボトル、マスクなどは防災ポーチの中にはあえて入れる必要はありません。

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シーズンごとに中身をチェックする

夏場にカイロが入っていたり、冬に汗拭きシートが残っていたりしませんか?

季節の変わり目に中身を見て、必要なものに入れ替えるだけでスッキリします。

職場や自家用車にも備蓄する

外出の少ないお仕事なら、携帯用トイレや非常食などの重めのアイテムは、職場にもおいておくのがおすすめ。車移動が多いなら、一部を自家用車に積んでおくという方法もあります。

ライフスタイルに合わせて工夫してみてくださいね。

ポーチをジップ袋にする

ポーチ本体をファスナー付きのポーチからジップ袋に変更するだけでも、軽量化できます。見た目よりも実用性を重視する方には特におすすめする方法です。

非常食を軽いものにする

羊かんやゼリー飲料などの重い非常食を、ラムネやぶどう糖などの軽いものに変えると軽量化できます。

重い非常食は職場や自宅に備えておけば安心です。

これらの工夫を組み合わせることで、防災ポーチをぐっと軽くすることができます。毎日持ち歩くものだからこそ、無理なく続けられる重さにしておきたいですね。

Q
防災ポーチの軽量化のコツは?
A

「あれもこれも」と詰め込み過ぎないことが重要です。具体的には普段持ち歩くアイテム(モバイルバッテリー、マイボトル、マスクなど)は防災ポーチから除く、季節に合わせて中身を入れ替える、重いものは職場や自家用車にも備蓄する、ポーチ本体をジップ袋に変える、非常食を軽いものに変える。これらの工夫を組み合わせることで、毎日無理なく持ち歩ける重さにできます。

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