非常食といえばアルファ米やパン、缶詰、栄養バーといった「とりあえず空腹を満たすもの」が定番です。
もちろん十分に役立ちますが、避難生活が長引くほど、普段の食事に近い味やホッとできる一品が恋しくなるもの。
そんな場面で活躍するのが、火もお湯も使わずにパスタが食べられる、IZAMESHIの「そのままPASTA」です。
こんにちは、株式会社トラスト・ファイブが運営するビルと土地の記事メディア担当のあんどうです。不動産とは切り離せない「防災」の情報をお届けしています。
今回は、災害時を想定して「ボロネーゼ」を実食レビューします。
非常時でも“ちゃんと食べている”安心感を得られる長期保存食をお探しの方は、ぜひ最後までご覧ください。
IZAMESHIの「そのままPASTA」とは

IZAMESHI(イザメシ)は、おいしく食べながら備えられる、長期保存食ブランドです。
中でも「そのままPASTA」は、袋を開けてすぐ食べられる手軽さが魅力。
パスタとソースがあらかじめ混ざっており、火やお湯を使わずにそのまま食べられます。
もちろん、湯煎や電子レンジで温めてもおいしく食べられるので、非常時だけでなく普段の食事にも便利です。
食べやすいショートパスタを使用し、独自製法で麺が伸びにくいのもポイント。

保存期間は製造から3年と長く、備蓄にも向いています。
味は「カルボナーラ」「ボロネーゼ」「バジルクリーム」「ペペロンチーノ」「ポモドーロ」「きのこクリーム」「キーマカレー」「明太子」の8種類。
パッケージは中身がわかりやすく、ギフトセットも用意されています。
1袋200g・税込648円で、日常でも楽しめる“おいしい防災食”です。
非常時を想定してIZAMESHI「そのままPASTA」実食してみた
非常時を想定して、IZAMESHIの「そのままPASTA」ボロネーゼを実食してみました。
袋を開けてすぐに食べられる?

袋を開封すると、パスタとソースがすでに絡んでおり、すぐに食べ始められる状態でした。
自立するパウチなので立てたまま食べられる点はとても便利です。
ただし、短いスプーンだと底まで届かず、手や指先が袋の切り口に触れて汚れてしまいました。
非常時でもきれいに食べるためには、持ち手の長いスプーンの準備がおすすめです。
開封時の液だれはなく、扱いやすさは十分でした。
常温・湯せんそれぞれの味と食感

まずは災害直後を想定し、常温で試食。
◎ ショートパスタは柔らかすぎず硬すぎず、ちょうど良い食感です。
△ ただし、冷たい状態では脂が固まり、部分的にだんご状になることがありました。
私は問題なく食べられましたが、冷えた油の風味が苦手な方は少し気になるかもしれません。
◎ 味はトマトの酸味と塩味がほどよく、肉の存在感も想像以上。
◎ 200gでしっかり満腹感があり、むしろ「ちょっと多いかも」と感じるほどのボリュームでした。
次に湯せんで温めて実食。

◎ 脂が溶けて麺としっかり馴染むため、常温と比べて格段に食べやすく、味のまとまりが増します。
◎ 香りも少し立ち、より“日常の食事”に近づく印象です。
避難生活が長引いたとき、温かいパスタが食べられたらホッとするだろうな、と感じました。
災害時のリアルな食べやすさ
△ 手が洗えない状況では、開封時と袋の底をすくうときに少し汚れが気になりました。
〇 ショートパスタは一口で食べられるので、口の周りが汚れる心配は少ないです。
汁はねもほぼなく、赤いソースでも服を汚しにくいのは安心ポイント。
〇 匂いも控えめで、狭い避難所でも気兼ねなく食べられると思います。
△ ゴミはパウチのみで後片付けは簡単ですが、袋は閉じられない仕様のため、匂いが気になる場合はビニール袋があると安心です。
結論、非常食にパスタはあり!|IZAMESHI「そのままPASTA」
今回「ボロネーゼ」を試してみて、非常時でもここまで満足できるパスタが食べられることに驚きました。
常温でもしっかりおいしく、温めればさらに日常の食事に近づく安心感があります。
1袋で一食として十分成り立ち、匂いも控えめで後片付けも簡単。
避難所や停電時でもストレスなく食べられる保存食として、とても優秀だと感じました。
価格は税込648円とやや高めに見えますが、調理不要でこのクオリティなら納得です。
3年保存できるため備蓄のローテーションもしやすく、防災セットに加える価値は十分あります。
今回はボロネーゼを試しましたが、シリーズにはカルボナーラや明太子、バジルクリームなど8種類がラインアップされています。
気分転換や「避難生活でも少しだけ楽しみがほしい」時のためにも、他の味も揃えておきたくなりました。
普段の食事に取り入れながら、好みの味を見つけるのも楽しそうです。
気になった方は、ぜひチェックしてみてください!


