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防災グッズの置き場所は?一人暮らしの収納アイデア【防災士解説】

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ワンルームなど狭い部屋での一人暮らしの場合、防災グッズの置き場所に困っているという方も多いと思います。また、クローゼットに入れることが必ずしも悪いわけではありませんが、邪魔になるためすぐには手の届かないクローゼットの奥や床下収納などに入れてしまっているという方もいるのではないでしょうか。

こんにちは、カーサミアライターのえなです。防災士という防災系の資格保有者である私が、防災に関する疑問を解決していきます。

今回は、「一人暮らしの防災グッズの置き場所」に関して紹介します。防災グッズは適切な場所に置いていないと、いざという時に全く役に立たなかったということになりかねません。防災グッズを正しい場所に置き、災害時にしっかり役立てられるようにしましょう。

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質問:一人暮らしの防災グッズの置き場所は?

防災グッズをどこに置こうか迷っています。一人暮らしなので部屋が狭いのですが、できるだけすっきり暮らしたいです。良いアイデアがあれば教えてください。

かさみやちゃん
かさみやちゃん

部屋が狭い一人暮らしだと収納場所に困りますよね。一人暮らしにおすすめな防災グッズの置き場所を伺ってみましょう!

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回答:一人暮らしにおすすめな防災グッズの置き場所を紹介

防災グッズの置き場所は「玄関・寝室・リビング・キッチン・クローゼット」など|イメージ画像:イラストAC

一人暮らしに最適な防災グッズの置き場所や収納アイデアと、それぞれ具体的にどのような防災グッズを置いておくべきかを紹介していきます。

防災グッズの置き場所1 玄関

玄関は避難経路として避難の際に必ず通るため、防災グッズを置いておくことで逃げる際にすぐに持ち出せるメリットがあります。

また、避難したあとから取りに帰るという際にも、玄関に置いておけば危険も少なくすぐに取り出せますよね。

玄関に備えておくべき防災グッズ

主に、避難時に持ち出す必要のあるもの身につけて避難したい防災グッズを玄関に置いておきましょう。

また、一度避難してから自宅に戻って来た際に、すぐに取り出しやすいよう二次避難用の非常用持ち出し袋を置いておくこともおすすめです。

  • 一次避難用の非常用持ち出し袋
  • ヘルメット
  • 懐中電灯
  • 避難用の運動靴
  • カッパ(風水害の場合)
  • 二次避難用の非常用持ち出し袋

玄関の防災グッズ収納アイデア

玄関が狭く防災グッズの置き場所がない場合には、以下のような収納アイデアがあります。

  • 靴箱の中に収納する(古い靴やいらない靴を処分してスペースを作る)
  • 靴箱下のデッドスペースを活用する
  • スツールを置いてその中に収納する
  • 扉や壁面にフックを取り付け、かけておく

防災グッズの置き場所2 寝室

起きている日中だけでなく、時には無防備な就寝時にも災害が発生する可能性もあるため、寝室にも防災グッズを置いておくことをおすすめします。

寝室に備えておくべき防災グッズ(一例)

災害の影響で停電が発生する恐れもありますよね。暗闇の中でも安全に動けるよう、「懐中電灯」や「メガネ」を枕元など手の届く範囲に置いておきましょう。

また、家具が転倒したり窓ガラスが飛散して、室内を歩き回るのが危険な場合もあるため、「スリッパ」もベッド脇に置いておきましょう。

万が一、転倒した家具などの下敷きになってしまった際に助けを呼べるよう「防災ホイッスル」など音が出せるアイテムや、閉じ込められた場合にドアをこじ開けられるよう「バール」などの準備も必要です。(バールの使い方は「地震でドアが開かない!?非常時の対処方法と、閉じ込め予防策【防災士が解説】」を参照)

時には、玄関までたどり着けず寝室の窓(窓やベランダがあるご自宅の場合)から避難しなければならないという場合もあるため、寝室も玄関同様に避難用の防災グッズも置いておきましょう。日中は玄関に置いて、就寝時に寝室に移動させるというのもいいですね。

  • ヘルメット
  • 懐中電灯
  • メガネ(必要な人)
  • スリッパ
  • 軍手
  • 防災ホイッスル、防犯ブザーなど音が出て助けを呼べるもの
  • バール
  • 避難用の運動靴
  • 一次避難用の非常用持ち出し袋

寝室の防災グッズ収納アイデア

寝室に防災グッズを置く場合、以下のような収納アイデアがあります。

  • ベッド下のデッドスペースや引き出しを活用する
    (※ただしすぐに取り出せるよう手が届く範囲に)
  • 懐中電灯などの小物はポーチにまとめて、サイドテーブルや枕元などに置いておく
  • 一次避難用の非常用持ち出し袋は、ベッド横の壁面にフックを取り付けてかけておく
  • スツールを置いてその中に収納する

防災グッズの置き場所3 リビング

一日の大半を過ごすリビングに防災グッズを置いておくこともおすすめします。

リビングに備えておくべき防災グッズ(一例)

寝室同様に、避難の際に必要なものや停電・家具転倒などを想定した防災グッズをリビングに置いておきましょう。

また、災害時に必ずしも避難所などへ「立ち退き避難」するとは限らず、自宅が安全なら「在宅避難」することになる場合もありますよね。そのため、リビングには備蓄品二次の備えを置いておき、在宅避難しやすい環境を作っておきましょう。

  • ヘルメット
  • 懐中電灯
  • スリッパ
  • 軍手
  • 防災ホイッスル、防犯ブザーなど音が出て助けを呼べるもの
  • 避難用の運動靴
  • 一次避難用の非常用持ち出し袋
  • 二次避難用の非常用持ち出し袋
  • 食料や日用品の備蓄

リビングの防災グッズ収納アイデア

リビングに防災グッズを置く場合、以下のような収納アイデアがあります。

  • スツールを置いてその中に収納する
  • 一次避難用の非常用持ち出し袋は、壁面にフックを取り付けてかけておく
  • バスケットなどかごに収納する

防災グッズの置き場所4 キッチン

食材や日用品の備蓄については、「食材を買って、それを食べて、食べた分だけまた買い足す」というローリングストック法を用いるのがおすすめです。ローリングストックしながら備蓄することで、特別な収納場所を用意せずともいつも利用しているキッチンで自然と防災備蓄が行えますよね。

キッチンに置くべき防災グッズを紹介(一例)

キッチンには在宅避難や長期避難を想定し、備蓄品や二次避難用の非常用持ち出し袋を置いておきましょう。

  • 食料や日用品の備蓄品
  • 二次避難用の非常用持ち出し袋

キッチンに防災グッズを置く際のアイデア

キッチンに防災グッズを置く場合、以下のような収納アイデアがあります。

  • シンク下の収納やキッチン棚を活用
  • キッチンワゴンを活用
  • 賞味期限がわかりやすいよう、期限が近い食材を入れるボックスを用意

防災グッズの置き場所5 押入れ・クローゼット

災害時に在宅避難を考えているなら、寝室・リビング・廊下などの押し入れやクローゼットを防災グッズの置き場所として活用するのもおすすめです。

備蓄品や二次の備えは、一箇所に収納するよりもキッチンや押入れ・クローゼットなどに分散収納するといいですよ。分散収納であれば、災害の影響で取り出せなくなったときにも対応できます。

押入れ・クローゼットに置くべき防災グッズを紹介(一例)

キッチン同様に在宅避難や長期避難を想定した、備蓄品や二次避難用の非常用持ち出し袋を置いておきましょう。また、取り出しやすいようできるだけ手前に置いておきましょう。

・食料や日用品の備蓄品
・二次避難用の非常用持ち出し袋

押入れ・クローゼットに防災グッズを置く際のアイデア

押入れ・クローゼットに置く場合、以下のような収納アイデアがあります。

・備蓄品がなくなった際にすぐに分かるようアイテム別に透明なボックスケースに収納する
・無印良品の「ポリプロピレン頑丈収納ボックス」など、頑丈な収納ボックスを活用し、地震等で潰れるリスクを軽減する

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こんな場所に防災グッズを置くなら注意が必要!

防災グッズを置く場合、注意が必要なのは「ベランダ・車」|イメージ画像:イラストAC

室内に、防災グッズを置く場所が確保できないという人は、次のような場所に収納する手もあります。しかし、これらの場所に置く場合には注意点があるため、あわせて紹介していきます。

ベランダ

室内に防災グッズを置く場所がどうしてもないという場合は、ベランダを活用するのも一つの手です。しかし、ベランダに防災グッズを置く場合には次のような点に注意しましょう。

  • 地震の影響で落下する危険性があるため物を置きすぎない
  • ベランダに避難経路がある場合は塞がないように
  • 屋外でも使用可能な頑丈な収納ボックスを活用する

また、ベランダには備蓄品や二次の備えを置いておくといいです。

もし車を持っているのであれば、室内にもベランダにも置き場所がないという場合、車のトランクに乗せておくという手もあります。しかし、車に防災グッズを置く場合には次のような点に注意しましょう。

  • 夏場など車内が高温になる可能性があるため、食料品や水などが劣化したり痛みが発生したりする場合がある
  • 室内と違い、いつでも目に触れる場所ではないため、賞味期限切れなどに気が付きにくい

また、車には一次避難の際に必要なアイテムや、車載充電器、車内保管が可能な非常食などを備えておきましょう。

様々な防災グッズの収納場所を紹介しましたが、ご自宅で「ここなら収納できそう!」という場所は見つかったでしょうか。

一次避難用の防災グッズは、できるだけいつでも手の届く範囲に置いておくことをおすすめします。ポーチやリュックなどに一つにまとめておきましょう。

しかし、備蓄品や二次避難用の防災グッズは、一箇所に収納するよりもリスク軽減のために分散収納することがおすすめです。そのため、ご自宅がワンルームなどで狭いという人でも、ちょっとした隙間を見つけて収納できるのではないでしょうか。

いざという時に「取り出せない」「持ち出せない」なんてことがないように、防災グッズをご自宅の最適な場所に収納してくださいね。

過去の記事では、ワンルームでも置きやすい防災グッズのアイデア商品を紹介しているのであせてご覧ください!
ワンルームでも置ける!防災備蓄・非常用持ち出し袋のアイデア商品

ワンルームでも置ける!防災備蓄・非常用持ち出し袋のアイデア商品
災害時に備えて、防災備蓄・非常用持ち出し袋を用意したいけど、置き場所がない。または、用意はしているけれど邪魔になるから押入れの中にしまっているなど、置き場所に関して悩んでいる方も多いのではないでしょうか。今回は、防災士という防災系の資格保有者である私が、「防災備蓄・非常用持ち出し袋の置き場所・収納」について紹介します。防災備蓄や非常用持ち出し袋をうまく収納し、いざという必要な際にすぐに手に取りやすいように備えましょう。非常用持ち出し袋は、やはり災害時にすぐに持ち出せなければ用意している意味がありません。そのため、非常用持ち出し袋はすぐに持ち出しやすい場所に設置することが重要であり、押し入れ・クローゼット・床下収納など、すぐに取り出せない場所に置いておくのはNGです。しかし、ワンルームのため部屋が狭かったり収納できる場所がなかったりし、適切な場所に非常用持ち出し袋を置きたくても置けないという方もいるでしょう。そのような方には、次に紹介するワンルームでも置きやすい非常用持ち出し袋がおすすめですよ。おすすめ商品をご紹介します。・玄関扉に取り付けられる非常用持ち出し袋・インテリアの一部になる防災ボックス・イス型の非常用持ち出し袋・棚に入るA4サイズの非常用持ち出し袋また、避難時に持ち出す非常用持ち出し袋だけではなく、食料品や日用品など災害時に向けて自宅に用意している防災備蓄に関しても収納アイデアを紹介していきます。防災備蓄を収納する場所がないと考えている人の中には、一箇所にまとめて収納してしまおうと考えている人もいるのではないでしょうか。しかし、防災備蓄は一箇所に収納するよりも分散させて収納するのがおすすめです。分散収納することで、災害の影響で取り出せなくなるリスクを軽減できるためです。また、まとめて一箇所に収納できる場所がないという方でも、分散収納ならちょっとしたスペースを見つけて収納ができるのではないでしょうか。防災備蓄する際にはローリングストック法を用いるのがおすすめです。ローリングストック法とは簡単に説明すると、「食材を買って、それを食べて、食べた分だけまた買い足す」サイクルのことをいいます。食材や日用品を防災備蓄用として別途購入するのではなく、普段使いしながら備蓄が行えるため、余分な備蓄を行わずにすみますよね。また、収納場所も普段食材や日用品を収納している場所を活用すればよいため、新しく用意する必要はなく効率よく防災備蓄が行えるでしょう。

お部屋に置ききれない場合は、宅配型トランクルームを利用する方法も!
たとえば郵便局からは、「防災ゆうストレージ」という防災用プランが登場しています。

防災士「部屋に防災グッズ置けないなら…」宅配型トランクルーム活用術

防災士「部屋に防災グッズ置けないなら…」宅配型トランクルーム活用術
「部屋が狭くて防災用品の収納場所がない」「防災用品を分散して収納したい」「災害時に大切なものをなくさないために別の場所に保管しておきたい」という場合、宅配型トランクルームなど外部へ預けて備えるという手段もあります。今回は、防災士という防災系の資格保有者である私が、「防災用品の収納におすすめの宅配型トランクルーム」に関して、おすすめの宅配型トランクルームや預ける際の注意点を紹介します。宅配型トランクルームとは、預けたい荷物を自分で宅配便で送って、サービス会社の倉庫に荷物を保管してもらえる収納サービスのことです。防災におすすめの宅配型トランクルームは「防災ゆうストレージ」。日本郵便と寺田倉庫が共同企画した防災向け宅配型トランクルームで、2022年2月1日よりサービスの申し込みが開始されています。避難先での生活が長期化した場合に必要になる物資や、アルバムなど災害時になくしたくない大切なものを預けられます。日本郵便は全国各地に配達が可能なことに加え、災害時でも郵便集配送を止めない体制づくりがなされているため、災害時でも手元に荷物を届けてもらえる可能性が高いです。また、荷物が保管される寺田倉庫についても、硬質な地盤の土地で、耐震基準を満たした倉庫に保管されるため、災害の被害を受ける可能性も低いです。このほか、「CARAETO(カラエト)」「サマリーポケット」「宅トラ」もおすすめです。宅配型トランクルームを利用する際は、運営会社が被災してしまった場合や、災害状況や道路状況により宅配自体が困難になってしまう場合もあることに注意しましょう。食品・可燃物・ワレモノ・液体・現金など、サービス会社によっては預かってもらえないものもあるため、利用する前に預かり可能な荷物の確認を行っておきましょう。すべての防災用品を宅配型トランクルームに預けようとは考えないようにしてください。「自宅に置いておくモノ」「宅配型トランクルームに預けるモノ」とうまく分散させて防災用品を収納するようにしてくださいね。
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