この記事では、「ウォークインクローゼットが狭くて収納に困っている…」という方に向けて、整理収納のプロがコツと活用例をご紹介します。
こんにちは!限られた空間を有効活用するのが得意な、カーサミアライターの春野です。北欧式整理収納プランナーの資格を活かし、一人暮らしの女性に役立つ情報を発信しています
小さなウォークインクローゼットでも、コツさえ押さえればすっきり収納できます。暮らしのプチストレスを解消したい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
質問:狭いウォークインクローゼット、収納はどうすればいい?

ウォークインクローゼットの収納に困っています。
もはや「ウォークイン」できない状態で、服が取り出しにくいです。
服だけではなく、扇風機や毛布といった季節用品、バッグ、靴などを入れていることも原因だと思ってはいるものの、ほかに置き場がありません。
ウォークインクローゼットの収納方法の工夫や例を教えてください!
狭いウォークインクローゼットの収納のポイント
狭いウォークインクローゼットでも、以下のような工夫で収納力をアップさせられます。
しまうものは必要最小限にする
不要なものを手放し、ウォークインクローゼットにしまうものは必要最小限にしましょう。収納するスペースに対して、持ち物は8割程度が理想です。
収納グッズを買い足さなくても、ものの量が減るだけで使いやすくなる場合があります。
持ち物を見直すときは、「使えるか」ではなく、「今使うか」を基準に手放すかどうかを判断するのがポイントです。
使用頻度に合わせて定位置をつくる
よく使うものは手前に、たまにしか使わないものは奥に収納するのが基本です。
たとえば、普段使いの服や小物は、背伸びしたり、かがんだりする必要のない、ハンガーポールに吊るしておけば、ワンアクションで出し入れできます。
使用頻度に合わせて定位置を決めることで、狭いウォークインクローゼットでも使いやすくなります。
限られたスペースを有効活用する
ここから紹介する収納グッズを取り入れれば、限られたスペースを有効活用できます。
スリムなハンガーで省スペース収納
クローゼットの収納量を増やすには、ハンガー選びも重要です。スリムなハンガーで統一することで、同じスペースでも、より多くの服を収納できます。
ハンガーが足りなくなったタイミングで、いらない服がないかを見直すと、ものが増えすぎるのを防げます。
吊り下げ収納で小物をすっきり
バッグや帽子、ストールといった小物類は、ハンガーポールに取り付けられるアイテムで吊り下げましょう。床や棚に置く必要がなくなり、省スペースに収納できます。
デッドスペースになりがちな扉も活用
ウォークインクローゼットに扉がある場合は、裏側を収納スペースとして活用してみてください。
専用のフックやラックを取り付ければ、バッグや帽子、アクセサリー、ベルトなどがすっきり片付きます。
【タイプ別】狭いウォークインクローゼットの収納例
ここでは、狭いウォークインクローゼットでよく見られる、L字型とI型の収納例をご紹介します。
ご自身のクローゼットに合った方法を取り入れてみてくださいね。
L字型|使用頻度の低いものをコーナー部分に保管

L字型のウォークインクローゼットは、上の画像のように、デッドスペースになりやすいコーナー部分を有効活用するのがコツです。
コーナー部分は、以下のような、使用頻度の低いけれど必要なものの収納に向いています。
・季節家電(扇風機、ヒーターなど)
・オフシーズンの寝具
・年に数回しか使わないフォーマルウェア
・旅行用のスーツケース
など
キャスター付きの収納ボックスを使うと、スムーズに出し入れできます。また、何が入っているか一目で分かるように、ラベリングしておくと便利です。
I型|収納グッズで縦の空間をフル活用

I型のウォークインクローゼットは、収納グッズを取り入れて、縦の空間をフル活用するのがポイントです。
上の画像のように、衣類の長さを揃えてハンガーにかけることで、下部に空間が生まれます。そこに引き出し式の収納ケースを置けば、収納力がアップします。
- Q狭いウォークインクローゼット、収納はどうする?
- A
収納のポイントを押さえて、ご自身のクローゼットのタイプに合った方法を取り入れることで、すっきり整理できます。コツは以下の通りです。
・しまうものは必要最小限にする
・使用頻度に合わせて定位置をつくる
・限られたスペースを有効活用するこの記事の収納例も参考にしながら、ウォークインクローゼットを整えてみてくださいね。