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ワンルームでも置ける!防災備蓄・防災リュックのアイデア商品

防災
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災害時に備えて、防災備蓄・非常用持ち出し袋(防災リュック)を用意したいけど、置き場所がない。または、用意はしているけれど邪魔になるから押入れの中にしまっているなど、置き場所に関して悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

こんにちは、カーサミアライターのえなです。防災士という防災系の資格保有者である私が、防災に関する疑問を解決していきます。

今回は、「防災備蓄・非常用持ち出し袋の収納」について紹介します。防災備蓄・非常用持ち出し袋をうまく収納し、いざという必要な際にすぐに手に取りやすいように備えましょう。

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質問:防災備蓄・非常用持ち出し袋(防災リュック)の最適な収納方法は?

防災備蓄や防災リュックがかさばるので、収納場所に困っています。防災リュックは玄関に置くべきと聞きましたが、スペースがありません。全体的に部屋が狭く、収納が少ないです。
いいアイデアはあるでしょうか?

かさみやちゃん
かさみやちゃん

防災備蓄や非常用持ち出し袋は置き場所に困りますよね…。上手に収納する方法を伺ってみましょう!

えな
えな
答えてくれたのは…

関西でフリーランスWebライターとして活動しているえなです。大学時代は防災について学んでおり、防災士の資格を持っています。

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回答:ワンルームなどの狭い部屋でも、置きやすい非常用持ち出し袋や、防災備蓄のアイデアを知ろう

玄関扉に取りつけられるタイプ・イス型タイプ・A4型タイプなど、ワンルームでも備えやすい非常用持ち出し袋がある|イメージ画像:イラストAC

非常用持ち出し袋は、やはり災害時にすぐに持ち出せなければ用意している意味がありません。そのため、非常用持ち出し袋はすぐに持ち出しやすい場所に設置することが重要であり、押し入れ・クローゼット・床下収納など、すぐに取り出せない場所に置いておくのはNGです。

しかし、ワンルームなど部屋が狭かったり収納できる場所がなかったりし、適切な場所に非常用持ち出し袋を置きたくても置けないという方もいるでしょう。そのような方には、次に紹介するワンルームでも置きやすい非常用持ち出し袋がおすすめですよ。

後半では、食料品や日用品など災害時に向けて自宅に用意している防災備蓄に関しても、様々な収納アイデアをご紹介します。

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ワンルームなどの狭い部屋でも、置きやすい非常用持ち出し袋を紹介

おすすめ商品をご紹介します。

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玄関扉に取り付けられる非常用持ち出し袋

マグネットで玄関扉に取り付けられる、新しいタイプの非常用持ち出し袋です。こちらであれば、玄関が狭くて非常用持ち出し袋が置けないという方でも、場所を取らずに設置できますね。デザインもスタイリッシュなため、お部屋の雰囲気を壊すこともありません。

また、リュック用のベルトが付属しており、持ち出す際にはリュックとして背負って持ち出すことが可能です。

裏にマグネットが付いており、これによりスチール製の玄関扉に取り付けられるようになっています。マグネットのため、いざという時間がない際にもさっと玄関扉から外して持ち出せますね。

防災グッズ入りと、バッグ単体の2種類が販売されています。

■防災グッズ入り

防災グッズ入りは、「避難所にたどり着くまでに必要な1日分の防災グッズ」13点がセットになっています。

■バッグ単体

バッグ単体であれば、現在用意している非常用持ち出し袋の中身を入れ替えて活用することも可能です。

インテリアの一部になる防災ボックス

インテリアの一部として飾れるおしゃれな防災セットもあります。こちらは、「在宅避難」を前提とした商品です。在宅避難を選択するのであれば、リュックやバッグタイプの収納場所に困る非常用持ち出し袋を選択するよりも、こちらのようにインテリアとして置いておけるものを選択するのもいいですね。

イス型の非常用持ち出し袋

イス・スツール型の非常用持ち出し袋も販売されています。「いつ使うかわからない非常用持ち出し袋を置いておくのもな…」という方もいるのではないでしょうか。しかし、こちらの商品であれば玄関やリビングなどに置いておき、普段はおしゃれなスツールとして有効活用できます。

また、ショルダーバッグになる紐が付属しているため、いざという避難時にはバッグとして持ち出しが可能です。こうしたものであれば、非常用持ち出し袋を効率的に備えられるのではないでしょうか。

棚に入るA4サイズの非常用持ち出し袋

棚に収納できるA4サイズの化粧箱に入った非常用持ち出し袋であれば、本などと一緒に棚の隙間に収納ができ、お部屋の中で邪魔にもならないですね。

化粧箱の中には、巾着リュックが入っており、いざというときには箱から取り出して背負って持ち出せます。また、A4よりもさらに小さいB5サイズもあります。

女性用に特化したセットも販売されています。

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非常用持ち出し袋の収納アイデアを紹介

では、次に非常用持ち出し袋の収納アイデアを紹介していきます。新しく収納しやすい非常用持ち出し袋を用意するのではなく、今自身で用意している非常用持ち出し袋を上手に収納したいという方はぜひ参考にしてください。

寝室やリビングなど、普段長時間過ごす場所に置いてもOK

非常用持ち出し袋は逃げる際にすぐに持ち出しやすいように、玄関に置くのが一番最適だと考える方も多いでしょう。しかし、どうしても玄関に置けない場合は、寝室・リビング・キッチンなどの普段長時間過ごす場所に置いてもいいのです。

大きな地震が発生した際には、玄関までたどり着けずベランダや窓から避難しなければならないという場合もありますよね。そんな際には逆に玄関に置いておくよりも、普段長時間過ごす場所に置いておいたほうが得策な場合も考えられます。

そのため、必ずしも玄関に設置する必要はなく、手に取りやすい場所であることを前提として寝室・リビング・キッチンなどに設置するのもよいでしょう。その際には、壁にフックなどを取り付けて、かけて置いておくのもおすすめです。

非常用持ち出し袋の中身を見直そう

ついつい非常用持ち出し袋の中に余分なものまで入れてしまっていませんか?

防災士が解説「非常用持ち出し袋、最低限の中身とは?」重すぎて持てない悩みを解決 | カーサミア」を参考に、​​本当に必要なものの優先順位を考えてみましょう。

余分なものを省くことで非常用持ち出し袋がスリムになり、これまでは入らなかったちょっとした隙間にスッキリ収納できるようになるかもしれませんよ!

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防災備蓄の収納アイデアを紹介

防災備蓄には分散収納やローリングストック法がおすすめ|イメージ画像:イラストAC

避難時に持ち出す非常用持ち出し袋だけではなく、食料品や日用品など災害時に向けて自宅に用意している防災備蓄に関しても収納アイデアを紹介していきます。

一箇所に収納しようとせず分散させて収納しよう

防災備蓄を収納する場所がないと考えている人の中には、一箇所にまとめて収納してしまおうと考えている人もいるのではないでしょうか。しかし、防災備蓄は一箇所に収納するよりも分散させて収納するのがおすすめです。

分散収納することで、災害の影響で取り出せなくなるリスクを軽減できるためです。また、まとめて一箇所に収納できる場所がないという方でも、分散収納ならちょっとしたスペースを見つけて収納ができるのではないでしょうか。

室内に場所がない場合はベランダも収納場所に活用できる

室内に収納できる場所がないという方は、ベランダに収納するという手もあります。しかし、ベランダに収納する際には地震などで落下する危険性や、避難経路を塞いでしまう可能性があるため、物を置きすぎないなどの注意が必要です。

ベランダに防災備蓄を置く場合には、屋外でも使用可能な頑丈な収納ボックスを用意して入れるのがおすすめです。

ローリングストック法を用いて備蓄しよう

防災備蓄する際にはローリングストック法を用いるのがおすすめです。ローリングストック法とは簡単に説明すると、「食材を買って、それを食べて、食べた分だけまた買い足す」サイクルのことをいいます。

食材や日用品を防災備蓄用として別途購入するのではなく、普段使いしながら備蓄が行えるため、余分な備蓄を行わずにすみますよね。また、収納場所も普段食材や日用品を収納している場所を活用すればよいため、新しく用意する必要はなく効率よく防災備蓄が行えるでしょう。

ローリングストック法に関して詳しくは、「ローリングストック法は一人暮らしにおすすめの防災備蓄」をご覧ください!

宅配型トランクルームの防災用プラン

お部屋に置ききれない場合は、宅配型トランクルームを利用する方法も!
たとえば郵便局からは、「防災ゆうストレージ」という防災用プランが登場しています。詳しくは下記記事をご覧ください。

防災士「部屋に防災グッズ置けないなら…」宅配型トランクルーム活用術

防災士「部屋に防災グッズ置けないなら…」宅配型トランクルーム活用術
「部屋が狭くて防災用品の収納場所がない」「防災用品を分散して収納したい」「災害時に大切なものをなくさないために別の場所に保管しておきたい」という場合、宅配型トランクルームなど外部へ預けて備えるという手段もあります。今回は、防災士という防災系の資格保有者である私が、「防災用品の収納におすすめの宅配型トランクルーム」に関して、おすすめの宅配型トランクルームや預ける際の注意点を紹介します。宅配型トランクルームとは、預けたい荷物を自分で宅配便で送って、サービス会社の倉庫に荷物を保管してもらえる収納サービスのことです。防災におすすめの宅配型トランクルームは「防災ゆうストレージ」。日本郵便と寺田倉庫が共同企画した防災向け宅配型トランクルームで、2022年2月1日よりサービスの申し込みが開始されています。避難先での生活が長期化した場合に必要になる物資や、アルバムなど災害時になくしたくない大切なものを預けられます。日本郵便は全国各地に配達が可能なことに加え、災害時でも郵便集配送を止めない体制づくりがなされているため、災害時でも手元に荷物を届けてもらえる可能性が高いです。また、荷物が保管される寺田倉庫についても、硬質な地盤の土地で、耐震基準を満たした倉庫に保管されるため、災害の被害を受ける可能性も低いです。このほか、「CARAETO(カラエト)」「サマリーポケット」「宅トラ」もおすすめです。宅配型トランクルームを利用する際は、運営会社が被災してしまった場合や、災害状況や道路状況により宅配自体が困難になってしまう場合もあることに注意しましょう。食品・可燃物・ワレモノ・液体・現金など、サービス会社によっては預かってもらえないものもあるため、利用する前に預かり可能な荷物の確認を行っておきましょう。すべての防災用品を宅配型トランクルームに預けようとは考えないようにしてください。「自宅に置いておくモノ」「宅配型トランクルームに預けるモノ」とうまく分散させて防災用品を収納するようにしてくださいね。

防災備蓄や非常用持ち出し袋というと、置く場所に困るイメージがあるかもしれません。しかし最近では一人暮らしでも備えやすい、おしゃれでスタイリッシュな商品が販売されています。また、非常用持ち出し袋も防災備蓄も、収納場所が少ない自宅であったとしても工夫次第で上手に収納が可能です。

今回紹介した商品やアイデアなどをもとに、ぜひ非常用持ち出し袋や防災備蓄を見直してみてくださいね。

防災グッズ、おしゃれな収納術。インテリアに馴染むアイデアを紹介
もしものときのために、用意しておきたい防災グッズ。手に取りやすい場所に収納するのがベストです。とはいえ、インテリアに馴染まず、浮いてしまうアイテムもありますよね。この記事では、北欧式整理収納プランナーの資格を活かし、一人暮らし女性に役立つ「インテリアを邪魔しない、防災グッズの目隠し収納の方法」や、「見せ置きしたくなる、おしゃれな防災グッズ」をご紹介します。生活感の出やすい防災グッズは、目立たない場所に保管するとスッキリします。とはいえ、いざというときにスムーズに取り出せるよう、意識して収納するのが大切です。たとえば「収納付きの玄関ベンチ」に入れて保管すれば、スッキリ置けます。奥行きが浅く、シンプルなデザインなら、狭い玄関でも邪魔になりません。インテリアに対するこだわりが強い方は、「ペール缶」に収納してみてはいかがでしょうか?蓋付きタイプなら、外から防災グッズが見えないので、生活感をカバーできます。丈夫なタイプを選べば、スツールとしても活躍しますよ。災害が起こったとき、すぐに避難せず、自宅待機になるケースも考えられます。リビングスペースに「収納付きスツール」を置き、中に備蓄品を用意しておくと、安心です。細々とした防災グッズは、カテゴリー別に「ファイルボックス」に入れると、スッキリします。デッドスペースになりがちなクローゼットやラックの奥行きまで使い切れるので、無駄がありません。続いて、見せる収納におすすめの、おしゃれな防災グッズをご紹介します。防災グッズは、もしものときにサッと手に取れるよう、出しっ放しにしておくと便利です。停電に備える「ソーラーランタン」なら、天気の良い日にベランダで充電できるので、手軽に取り入れられます。普段はインテリアとして、サイズ違いで並べて、間接照明として使ってもおしゃれです。コンパクトに収納できる「折り畳み防災頭巾」は、デスクや本棚などに立てれば、省スペースに収納できます。玄関扉に貼り付けられる「マグネットつき防災リュック」は、使わないときも邪魔になりません。よりスッキリ見せるなら、玄関扉と同じカラーを選ぶのがおすすめ。絵になるパッケージの「防災備蓄パン」は、キッチンでの見せ置きにぴったりです。防災グッズや防災備蓄は、サッと手に取れる場所に保管し、もしものときに備えておきましょう。
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