街・住まい・暮らしのライフスタイルマガジン「カーサミア」では、一人暮らし女性が家とお金に関する不安を減らせるよう、「生活費シミュレーション計算」と「賃貸・マンション購入 比較シミュレーション計算」の2種類の計算ツールを提供しています。
(ツールは一人暮らし女性に向けて提供しているものですが、実際の利用者には一人暮らし女性以外の方もいると考えられます)
2024年10月度の集計結果を発表いたします。
【2024年10月度集計】一人暮らし女性の手取りは22万円、家賃等は8万円
生活費シミュレーション計算ツール 利用集計
「生活費シミュレーション計算ツール」の利用状況を集計したところ、手取り月収の平均は約23.6万円、中央値は22万円でした。また、最頻値は20万円でした。
平均値は微減、中央値と平均値は横ばいです。最頻値は1年前から一貫して20万円です。
手取り月収
平均額:¥23,5685(前月比 -¥5780)
中央値:¥22,0000(前月比 変動なし)
最頻値:¥20,0000(前月比 変動なし)
利用者数:2,273人(有効入力数:1,870件)
※10万円以上~50万円未満の入力を有効数値として集計
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賃貸・マンション購入 比較シミュレーション計算ツール 利用集計
「ずっと賃貸・マンション購入 比較シミュレーション計算ツール」にて入力された現在の住居費(家賃・管理費・共益費などの合計)は、平均金額で約9.6万円、中央値は8万円でした。また、最頻値は6万円でした。
住居費(家賃・管理費・共益費などの合計)
平均額:¥95,667(前月比 -¥686)
中央値:¥80,000(前月比 変動なし)
最頻値:¥60,000(前月比 -¥10,000)
利用者数:93人(有効入力数:89件)
※1万円以上~30万円未満の入力を有効数値として集計
平均額と中央値はほぼ横ばい、最頻値は振れ幅の激しい状態が続いています。
引き続き、来月の動向も注視してまいります。
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手取りに占める住居費の割合、理想と現実
一般的に、「住居費は手取りの3割」におさめることが適正とされています。
つまり、手取りの平均額「23.6万円」から算出した適正な住居費は、「7.07万円」。
手取りの中央値「20万円」から算出したものは、「6万円」です。
一方で、実際に入力された住居費は平均額で「9.57万円」。
中央値で「8万円」です。
ちなみに、LIFFUL HOME’Sが発表している「シングル向けの人気駅・市区町村ランキング×家賃相場」は、「ワンルーム・1K・1DK」のもので、以下の通りです。
- 吉祥寺駅:8.64万円
- 池袋駅:11.4万円
- 恵比寿駅:15.33万円
「LIFULL HOME’S家賃相場」より、「シングル向けの人気駅」TOP3を引用 (2024/11/6時点)
また、政府の統計データである「令和5年(2023年) 住宅・土地統計調査」によると、東京都で「20~29㎡」のお部屋の平均家賃は「7万1916円」となっています。
これらを比較すると、以下のようになります。
適正とされる「手取りの3割」の住居費は、平均額・中央値・最頻値ともに東京都の平均家賃を下回りました。
一方、入力された住居費は、平均額・中央値で東京都の平均家賃を上回りました。人気駅の家賃相場との乖離も少なく、より現実的な数字となっていることがうかがえます。
また、『カーサミア』で公開中の「手取りと家賃シリーズ」の月間アクセス数は、
1位「手取り19万円・家賃7万~8万円で一人暮らしできる?」
2位「手取り24万円・家賃9万~10万円で一人暮らしできる?」
3位「手取り23万円・家賃9万~10万円で一人暮らしできる?」
となっています。
カーサミアでは、今後も家賃の高いエリアで一人暮らしをがんばる女性に向けて、暮らしに役立つ情報や、家とお金に関する不安を減らす情報を提供してまいります。