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非常食「一汁ご膳」を実食レビュー!豚汁で戻すアルファ米の味は?

防災
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アルファ米の非常食を備蓄していても、いざというときに調理用の水が確保できるとは限りません。

そんな場面で活躍しそうな尾西食品の「一汁ご膳 豚汁」をレビューします。

こんにちは、株式会社トラスト・ファイブが運営するビルと土地の記事メディア担当のあんどうです。
不動産とは切り離せない「防災」の情報をお届けしています。

この記事では実際に開封から調理、実食まで行い、味や食べ応え、使い勝手、防災食としての使い勝手をレビューします。

ぜひ最後までご覧ください。

この記事でわかること

・尾西食品の「一汁ご膳 豚汁」は、アルファ米の白飯と具だくさんの豚汁がセットになった長期保存食。断水時など水がない場合でも、豚汁でアルファ米を戻して食べられます。

・実際に豚汁でアルファ米を戻してみると、豚汁の旨みや具材がご飯によく馴染み、非常食でありながら炊き込みご飯のような満足感のある味わいでした。

・調理用の水が不要な点や食器なしで食べられる点は非常時に大きなメリットです。一方で、通常のアルファ米よりかさばるため、備蓄スペースや用途に合わせて選ぶとよいでしょう。

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尾西食品「一汁ご膳 豚汁」とは?

尾西食品「一汁ご膳 豚汁」|筆者撮影

尾西食品の「一汁ご膳 豚汁」は、アルファ米の白飯とレトルトタイプの豚汁がセットになった、5年保存対応の長期保存食です。

一汁ご膳の作り方や商品概要など|筆者撮影

1食あたりの内容量は、アルファ米80g、豚汁190gで、熱量は386kcal。

豚汁には国産の大根、にんじん、じゃがいも、ごぼう、豚肉が使われており、調理済みなので常温でもそのまま食べることが可能です。

そして、この商品の一番の特徴は、水がなくてもアルファ米を調理できること。

通常、アルファ米は水またはお湯で戻しますが、「一汁ご膳 豚汁」は付属の豚汁をそのまま注いで調理できます。

つまり、断水時でもセット内容だけで一食が完成するのです。

さらに、外箱は組み立てると簡易的なお膳になり、アルファ米と豚汁を立てて置ける仕様になっています。

スプーンが付属しているため、食器の用意も不要。

避難所や車中泊など、食事をするスペースが限られる場面でも使いやすいよう工夫されているのも、本商品ならではのポイントです。

また、「一汁ご膳」シリーズには、豚汁以外に「けんちん汁」もラインナップされています。

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「一汁ご膳 豚汁」を実際に作って食べてみた

今回は災害時の利用シーンを想定し、付属の豚汁をそのままアルファ米に注いで調理する、「炊き込みご飯風」の方法で実食レビューします。

■ パッケージのサイズ感や持ち運びやすさは?

「一汁ご膳 豚汁」は、アルファ米と豚汁がセットになって箱に入っているため、一般的なアルファ米単体の非常食よりも嵩張ります。

備蓄用として棚に保管するには問題ありませんが、非常用持ち出しリュックに複数入れるのは難しそうだと感じました。

一方で、箱型なので積み重ねて保管しやすく、自宅やオフィスなどでの備蓄には向いています。

また、賞味期限の表示も見やすく、期限管理がしやすい点は好印象でした。

セット内容は?これだけで食事できる?

レトルトタイプの豚汁、アルファ米、スプーンの3点セット|筆者撮影

箱の中には、レトルトタイプの豚汁、アルファ米、スプーンの3点が入っていました。

通常、アルファ米は水やお湯が必要ですが、本商品は付属の豚汁で戻すことができます。

そのため、豚汁で調理する方法であれば、追加で食器やカトラリー、水を用意する必要はなく、セット内容だけで食事を完結できます。

外箱は本当に「お膳」になる?

実際に組み立ててみたところ、外箱裏面の説明を見ながら1分もかからずに完成しました。

箱側面から切り取り線に沿って開いた様子|筆者撮影

組み立て方は、箱側面の切り取り線に沿って開き、

中央で折り返してポケットを2つ作ります|筆者撮影

折り返して2つのポケットを作るだけなので、それほど難しくありません。

2つのポケットには、アルファ米と豚汁をパウチのまま立てて置くことができます|筆者撮影

完成したお膳には、アルファ米と豚汁をそれぞれ立ててセットできます。

アルファ米も豚汁もパウチのまま安定した状態で置けるため、テーブルを使いにくい避難所や車中泊などでも使いやすそうです。

また、ポケットの間には持ち手ができるため、そのまま持ち運ぶこともできます。

箱の上部と下部にある半円を押し込むと、片手で持って食べられるようになります|筆者撮影

さらに、箱の上部と下部にある計4か所の半円を押し込むと、片手でも持ちやすくなります。

細かな工夫ですが、非常時の食べやすさをしっかり考えて設計されていると感じました。

豚汁の味は?具材は本当に「ごろっと」入っている?

具材感を確認するため、豚汁をお椀に移しました|筆者撮影

まずは豚汁だけをそのまま試食してみました。

器に移してみると野菜と豚肉がたっぷりで、「具材がごろっと入っている」という商品説明どおりの見た目です。

香りは味噌と出汁がしっかり感じられます。
一方、常温で食べるためか、豚肉の脂の香りはやや気になりました。

実際に食べてみると、味付けは濃すぎず薄すぎず、ご飯と合わせる汁物としてちょうど良いバランスです。

塩味は控えめで、出汁の旨みがしっかり感じられました。
常温で食べると味噌や野菜の甘みも比較的強く感じます。

具材はどれも食感がしっかり残っており、大根やにんじん、ごぼう、じゃがいも、豚肉のそれぞれに味がよく染み込んでいました。

豚汁でアルファ米を戻す方法は簡単?

アルファ米は、脱酸素剤を取り出してから調理します|筆者撮影

まずアルファ米の袋を開封し、中に入っている脱酸素剤を取り出します。

アルファ米に豚汁を注ぎ入れます|筆者撮影

続いて、レトルトパウチの豚汁をすべてアルファ米の袋へ注ぎ、付属のスプーンで全体をよく混ぜます。

豚汁はちょうど一袋分がきれいに入り、混ぜにくさも感じませんでした。

チャックもしっかり閉まり、普通に扱う分には汁漏れの心配もありません。

あとはチャックを閉じて待つだけ。
今回は豚汁を温めずに使用したため、完成まで約80分待ちました。

豚汁で戻したアルファ米は本当に炊き込みご飯風になる?

80分後に開封してみると、炊き込みご飯が仕上がっていました|筆者撮影

80分後に開封してみると、アルファ米は芯が残ることなくしっかり戻っていました。

水分量もちょうど良く、ご飯の硬さも一般的な炊き込みご飯とほとんど変わりません。

全体を軽く混ぜてもダマになることはなく、具材も均一に混ざりました。

見た目も香りも炊き込みご飯らしく、想像以上に自然な仕上がりです。

実際に食べてみた感想は?

具沢山の炊き込みご飯風の仕上がり|筆者撮影

一口食べてみると、まさに炊き込みご飯です!

豚汁の旨みがご飯全体によく染み込み、味付けも薄すぎず濃すぎず絶妙なバランス。

ご飯の硬さもちょうど良く、アルファ米とは思えない自然な食感でした。

また、豚汁を単体で食べたときには少し気になった豚肉の脂っぽさも、炊き込みご飯にするとほとんど気になりません。

ご飯と具材が一体となることで味のまとまりが増し、最後まで飽きることなく食べ切ることができました。

常温でここまで完成度の高い炊き込みご飯が食べられるとは、予想以上でした。

個人的には、そのまま豚汁と白飯として食べるよりも、この商品の特徴である「炊き込みご飯風」の食べ方を、ぜひ試してほしいと思います。

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「一汁ご膳 豚汁」は水がなくても食べられる、実用性の高い非常食だった

今回レビューしてみて、最も印象に残ったのは「非常時で水がなくても満足感のある一食が完成する」という発想でした。

これまでアルファ米はいくつも試してきましたが、「調理には水やお湯が必要」という前提を当たり前のように受け入れていました。

しかし、「一汁ご膳 豚汁」は、その常識を少し変えてくれる商品です。

付属の豚汁をそのままアルファ米に注ぐだけで調理が完結し、出来上がった炊き込みご飯も、非常食とは思えないほど満足感のある味わいでした。

もちろん、常温で調理する場合は完成まで80分待つ必要があり、お腹が空いているときには少々つらいものがあります。

一般的なアルファ米の非常食より、保管スペースもやや必要というデメリットもあります。

それでも調理用の水を使わずに一食を完成させられるメリットは、その手間を十分に補ってくれると感じます。

災害時は、食料だけでなく水も限られた貴重な資源になります。

飲み水を調理に回さず、一食を用意できるという発想は、実際に試したからこそ価値を理解できました。

「一汁ご膳 豚汁」は、単にアルファ米と豚汁を組み合わせた商品ではなく、断水時の食事まで考えて設計された非常食です。

今回のレビューを通して、その魅力は味だけでなく、非常時を見据えた工夫にもあることを実感しました。

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