災害時には電力の確保が重要になってきますよね。明かりや暖房や冷房、調理など生活になくてはならないのが電力です。一般家庭はもちろん、病院や避難所などでは、災害時の電力の確保は特に大きな課題となっています。
そこで今回は、災害時に役立つ小型風力発電機についてご紹介します。こんにちは、カーサミアライターのハルカです。市街地にも設置できるコンパクトサイズ＆静音設計なんですって！ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
マクニカとチャレナジー、災害時に備え市街地にも設置できる小型風力発電機の普及加速に向けて事業提携を開始
背景
近年、自然災害の頻発は世界中で深刻な社会課題となっています。洪水、台風、地震、山火事などの自然災害が起きた際、送電線や発電所が損傷を受けることで、電力の供給が途絶えるケースが増えているそうです。
これにより、生活や経済活動に大きな影響を及ぼし、特に医療機関や避難所などの重要な施設では、電力の確保が生命線になるといいます。
電気なしでは生活できないですもんね。医療機関や避難所では特に重要なポイントであることは間違いないでしょう。
これまでの風力発電の課題を克服する「新型サボニウス式」で、市街地でも安心して設置可能
この度、株式会社チャレナジーが提供を開始した小型風力発電機は、羽根がない構造で強風に強く、音も静かな次世代型の風力発電機だそうです。そのため、従来は設置がためらわれていたような住宅地などにも設置が可能だということです。
株式会社チャレナジーは、こうしたコンパクトな風力発電機を会社、病院、コミュニティ等に設置することで、非常時の電源喪失や情報の断絶に備え、レジリエンスの強化に力を発揮することを期待しているということです。
コンパクトで静かな風力発電機が会社や病院、避難所などにあれば、非常に心強いですよね！
再生可能エネルギーや脱炭素ソリューションに取り組むマクニカとのタッグで生まれる社会実装力
マクニカは、これまでサーキュラーエコノミー事業として、ペロブスカイト太陽電池や鉛蓄電池の開発、省エネソリューションの販売等を行ってきたそうです。
より持続可能な社会を目指し、再生可能エネルギーの次なる候補として選んだのが、風力発電だということです。その中でも、イノベーティブな技術力を持つスタートアップのチャレナジーと協業することとなったそうです。
今後は、チャレナジーの風力発電機をより広く社会実装していくことに努めるほか、共同でさらなるIoT化の追加開発を行い、遠隔管理機能の実装など、サービスの高度化を目指すということです。
＜マクニカの環境ソリューション事業について＞
マクニカは、半導体の取り扱いに加え、世界中の最先端テクノロジーを活用して、様々なパートナー企業とともに環境問題の解決に取り組んでいる会社だそうです。
サーキュラーエコノミー事業では「エネルギーマネジメント」「省エネマネジメント」「資源循環マネジメント」「環境ライフマネジメント」の４つの事業を展開しており、環境問題への課題解決につながるソリューションを提供することで、CO2排出量の削減、脱炭素社会の構築に貢献し、将来のSustainable Society（持続可能な社会）の実現に取り組んでいくということです。
持続可能な社会に役立つエネルギー事業、素晴らしいですね！
マクニカのサーキュラーエコノミー事業について詳しくはこちら：
www.macnica.co.jp/business/energy/
※本文中に記載の社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。
※ニュースリリースに掲載されている情報（製品価格、仕様等を含む）は、9月18日現在の情報です。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご承知ください。
今回は、株式会社マクニカと株式会社チャレナジーの業務提携により提供された小型風力発電機についてご紹介しました。丈夫でコンパクト、市街地でも使える静かな風力発電機だから、災害時の非常用電源として使えるのがいいですね！
病院や避難所、会社などに設置できれば災害時の大きな懸念である「電力喪失」という問題の解決に近付けそう。サステナブルかつ災害時の備えにもつながる技術、素晴らしいですよね！
会社やコミュニティでぜひ検討してみてくださいね。
