非常食のおにぎりと聞くと、アルファ米のように水やお湯で戻すタイプを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
こんにちは、株式会社トラスト・ファイブが運営するビルと土地の記事メディア担当のあんどうです。
不動産とは切り離せない「防災」の情報をお届けしています。
今回レビューする「ハートフード5年常温保存おにぎり」は、なんと開封後すぐに食べられる長期保存食です!
水も調理も食器も不要で、災害時はもちろん、普段の朝食や軽食にも活用できる便利な一品です。
この記事では、実食した感想をもとに、味や食感、使い勝手、防災食としての魅力を詳しくレビューします。
最後までチェックしてくださいね。
「ハートフード5年常温保存おにぎり」とは?

ハートフード5年常温保存おにぎりは、ロート製薬が開発した長期保存可能なおにぎりです。

災害時のために保管するだけでなく、普段の食事や軽食としても取り入れやすい「循環備蓄(ローリングストック)」をコンセプトに開発されています。
非常食は、いざという時のために保管したままになりやすく、気づいたら賞味期限が近づいていたり、期限切れになっていたりすることも少なくありません。
その点、本商品は日常でも食べやすい味や手軽さを重視しているため、普段から消費しながら備蓄を続けやすいのが特徴です。
ここでは、ハートフード5年常温保存おにぎりの主な特徴を紹介します。
特徴①:水も調理も不要で食べられる非常食
ハートフード5年常温保存おにぎりは、袋を開けるだけでそのまま食べられます。
アルファ米のように水やお湯を注いで戻す必要がなく、火や電気も使用しません。
災害発生直後は断水や停電によって調理環境が整わないこともあります。
そのような状況でも、すぐに食べられる点は大きなメリットです。
また、食器を用意する必要がなく、手で持って食べられるため、後片付けの手間やゴミを抑えられるのも魅力です。
特徴②:アレルギー特定原材料等28品目不使用
ハートフード5年常温保存おにぎりは、アレルギー特定原材料等28品目を使用していません。
災害時は普段と同じ食事を確保することが難しく、食物アレルギーがある方にとっては備蓄食品選びが重要になります。
本商品は幅広い人が食べやすいよう配慮されているため、家族で共有する備蓄品としても活用しやすいでしょう。
家庭の防災備蓄だけでなく、企業やマンション管理組合など、多くの人が利用する場面での備蓄にも向いています。
特徴③:特許製法によるもちもち食感を実現
ハートフード5年常温保存おにぎりは、うるち米を使用しながらも、もちっとした食感を楽しめるように作られています。
一般的な非常食は保存性を優先するため、食感が犠牲になりやすい傾向があります。
しかし本商品は、パウチ加工やレトルト殺菌などの独自製法を採用することで、長期保存と食べやすさの両立を目指しているそうです。
実際の味や食感については後ほど詳しくレビューしますが、「非常食だから仕方ない」と感じにくい点は、本商品の大きな特徴といえるでしょう。
「ハートフード5年常温保存おにぎり」を実際に食べてみた
「ハートフード5年常温保存おにぎり」のおかか味を、非常時を想定して実際に食べてみました。
■パッケージは持ち運びやすい?
パッケージはおにぎり本体に対してやや大きめに感じましたが、おにぎり自体が薄型のため、備蓄時や持ち運びで負担になる印象はありませんでした。
非常用持ち出し袋や防災リュックにも収納しやすく、長期備蓄用として扱いやすいサイズ感です。
■開封は簡単?
開封は非常にスムーズでした。ハサミを使わなくても手で簡単に開けられ、強い力も必要ありません。

また、おにぎりはフィルムと紙で包まれており、開封時に形が崩れることもありませんでした。
■手を汚さずに食べられる?

フィルムの剥がし口がやや分かりにくく、開封時に少し戸惑いました。
おにぎりの表面には粘り気があり、直接持つと手がややべたつきます。
付属の紙を活用すれば手への付着をある程度抑えながら食べられそうです。
おにぎり自体はしっかり圧縮されているため、食べ進めても崩れにくく、片手でも食べやすいと感じました。
■見た目は普通のおにぎりに近い?
一般的なおにぎりと比べると平たく圧縮されており、ご飯粒がぎゅっと固まった印象です。

表面にはツヤというよりも粘り気が感じられ、独特の質感がありました。
■香りはどう?
開封した瞬間から、おかかの香りがしっかり感じられました。
レトルト食品特有のにおいはなく、保存食らしさを感じさせない点は好印象です。
具材の風味がしっかりしているため、ご飯の香りよりもおかかの香りが前面に出ているように感じました。
■食感はどう?
食感は本商品の評価が分かれそうなポイントです。
ご飯はしっかり圧縮されており、硬めで粘りがあります。噛むともっちり感はありますが、ふっくらとしたおにぎりとは異なり、保存食らしい独特の食感も感じました。
過去にレビューした尾西食品の「携帯おにぎり」は、水で作る手間はあるものの、実際に握ったおにぎりに近い自然な食感でした。

また、尾西のアルファ米も保存食とは思えないほどご飯らしさがあり、完成度の高さに驚かされた記憶があります。

そのため、純粋な食感の再現度だけで比較すると、ハートフード5年常温保存おにぎりは一歩譲る印象です。
とはいえ、本商品は水もお湯も使わず、そのまま食べられることが最大の特徴です。
調理不要という条件を踏まえると、長期保存と利便性を両立させるための工夫が感じられました。
■味はおいしい?
味付けは比較的甘めで、おかかの風味が強く感じられます。
濃い味付けではないため、人によっては塩気が物足りないと感じるかもしれません。
普段のおにぎりと同じ基準で評価すると好みが分かれる味ですが、非常食として考えると食べやすさは十分確保されています。
■満腹感はある?
軽食としては十分な満足感があります。
ただし、これ1個だけで1食を完全に置き換えるとなると、人によってはやや物足りなく感じるかもしれません。
スープや保存食のおかずなどと組み合わせると、より満足感のある食事になりそうです。
「ハートフード5年常温保存おにぎり」はそのまま食べられる安心感が魅力
これまでにアルファ米を使った非常食をいくつか試してきましたが、いずれも水やお湯を使って戻す必要がありました。
その点、ハートフード5年常温保存おにぎりは、開封するだけでそのままお米を食べられるという点が最大の特徴です。
実際に食べてみると、味や食感は普段のおにぎりとまったく同じというわけではありません。
しかし、水もお湯も食器も使わず、袋を開けてすぐ食べられる利便性は大きな魅力だと感じました。
災害発生直後や断水時など、調理や後片付けに手間をかけられない状況では、この手軽さが大きな安心につながるでしょう。
また、ゴミがかさばりにくく、朝食や軽食、アウトドアなど日常でも取り入れやすい点は、ローリングストックを続けやすいポイントです。
食味だけで比較すれば、水やお湯で戻すタイプの非常食に軍配が上がる場面もあります。
しかし、「何も準備せずにすぐ食べられる」という価値はハートフードならではです。
非常時の選択肢を増やすという意味でも、一度試しておきたい備蓄食だと感じました。










