街・住まい・暮らしのライフスタイルマガジン「カーサミア」では、一人暮らし女性が家とお金に関する不安を減らせるよう、「生活費シミュレーション計算」と「賃貸・マンション購入 比較シミュレーション計算」の2種類の計算ツールを提供しています。
(ツールは一人暮らし女性に向けて提供しているものですが、実際の利用者には一人暮らし女性以外の方もいると考えられます)
2024年9月度の集計結果を発表いたします。
【2024年9月度集計】一人暮らし女性の手取りは22万円、家賃等は8万円
生活費シミュレーション計算ツール 利用集計
「生活費シミュレーション計算ツール」の利用状況を集計したところ、手取り月収の平均は約24.1万円、中央値は22万円でした。また、最頻値は20万円でした。
平均・中央値は今年6月以降ほぼ横ばい、最頻値は1年前から一貫して20万円です。
手取り月収
平均額:¥241,465(前月比 -¥3,177)
中央値:¥220,000(前月比 -¥3,000)
最頻値:¥200,000(前月比 変動なし)
利用者数:2,211人(有効入力数:1,841件)
※10万円以上~50万円未満の入力を有効数値として集計
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賃貸・マンション購入 比較シミュレーション計算ツール 利用集計
「ずっと賃貸・マンション購入 比較シミュレーション計算ツール」にて入力された現在の住居費(家賃・管理費・共益費などの合計)は、平均金額で約9.6万円、中央値は8万円でした。また、最頻値は7万円でした。
住居費(家賃・管理費・共益費などの合計)
平均額:¥96,353(前月比 +¥12,716)
中央値:¥80,000(前月比 +¥8,050)
最頻値:¥70,000(前月比 -¥10,000)
利用者数:97人(有効入力数:88件)
※1万円以上~30万円未満の入力を有効数値として集計
平均額と中央値は前月比で増加、最頻値は減少しました。
引き続き、来月の動向も注視してまいります。
ツールはこちら
手取りに占める住居費の割合、理想と現実
一般的に、「住居費は手取りの3割」におさめることが適正とされています。
つまり、手取りの平均額「24.1万円」から算出した適正な住居費は、「7.24万円」。
手取りの中央値「20万円」から算出したものは、「6万円」です。
一方で、実際に入力された住居費は平均額で「9.64万円」。
中央値で「8万円」です。
ちなみに、LIFFUL HOME’Sが発表している「シングル向けの人気駅・市区町村ランキング×家賃相場」は、「ワンルーム・1K・1DK」のもので、以下の通りです。
- 吉祥寺駅:8.42万円
- 池袋駅:11.48万円
- 恵比寿駅:14.58万円
「LIFULL HOME’S家賃相場」より、「シングル向けの人気駅」TOP3を引用 (2024/10/1時点)
また、政府の統計データである「令和5年(2023年) 住宅・土地統計調査」によると、東京都で「20~29㎡」のお部屋の平均家賃は「7万1916円」となっています。
(令和5年度の調査結果が、2024年9月25日に発表されたため、今月より引用しております)
これらを比較すると、以下のようになります。
適正とされる「手取りの3割」の住居費は、平均額では東京都の平均家賃にかろうじて届いたものの、中央値・最頻値では平均家賃を下回りました。
一方、入力された住居費は、平均額・中央値で東京都の平均家賃を上回りました。人気駅の家賃相場との乖離も少ない、より現実的な数字となっています。
また、『カーサミア』で公開中の「手取りと家賃シリーズ」の月間アクセス数は、
「手取り19万円・家賃7万~8万円で一人暮らしできる?」が1位
「手取り23万円・家賃9万~10万円で一人暮らしできる?」が2位
「手取り25万円・家賃10万~11万円で一人暮らしできる?」が3位
となっています。1位と2位は先月からひとつずつ順位を上げた形です。
カーサミアでは、今後も家賃の高いエリアで一人暮らしをがんばる女性に向けて、暮らしに役立つ情報や、家とお金に関する不安を減らす情報を提供してまいります。