寒い季節になると窓に現れる結露。ただの水だからと放置していませんか? 実は結露をそのままにすると、カビの原因になるんですよ。
こんにちは、カーサミアライターのいずみです。クリンネスト1級の資格をもっており、暮らしに役立つ情報を発信しています。
今回は、結露の対策方法をご紹介します。健康のためにも、ぜひ最後まで読んでくださいね!
結露を放置すると起こるデメリット
結露を放置すると、以下のようなデメリットが起こります。
- 健康被害
- 家具の劣化
結露によって窓枠や壁、カーテンなどが湿った状態が続くと、カビが発生しやすくなります。カビは喘息やアレルギーの原因になるため、増えると健康被害を引き起こす可能性が高まるのです。
窓際に置いてある家具も、結露によってカビが生えることがあります。その結果、収納している服やバッグにまで移ってしまうかもしれません。
このように結露はさまざまな問題につながるため、きちんと対策する必要があるのです。
結露の対策法6選
結露とは、空気中の水蒸気が水滴となったものです。室内と屋外の温度差が大きいほどできやすくなります。
対策としては、室内の湿度を調整することが重要です。40〜60%を目安にしましょう。
換気する
湿気は空気がよどむ場所にたまるので、換気して循環させることが大事です。複数の窓を開け、風の通り道をつくりましょう。
窓が1つしかない場合は、扇風機やサーキュレーターを使って空気を動かしてください。
窓に風を当てる
扇風機やサーキュレーターの風を窓に当て続けるのも結露予防になります。風で窓周辺の湿気を飛ばすことで、水滴になるのを防いでくれるからです。
温風だと結露ができやすくなってしまうので、冷風を当てましょう。
暖房器具を使い分ける
結露対策には、石油ストーブやガスファンヒーターはおすすめしません。なぜなら燃焼時に水蒸気が発生して加湿するので、結露が発生しやすくなるからです。
暖房器具はエアコンや電気ストーブ、オイルヒーターを使いましょう。
観葉植物の配置を見直す
観葉植物や花瓶からは水蒸気が出ています。
そのため、窓から離すことで結露対策になりますよ。
食器用洗剤で拭く
食器用洗剤に含まれる界面活性剤が水をはじいてくれるため、結露が発生しづらくなる方法です。やり方は以下の通り。
- 食器用洗剤を20倍に薄める
- 1にタオルを浸し、かたく絞ってから窓を拭く
- 乾拭きする
ただし、効果は1週間ほどしか続かないので気をつけてください。数日間家を空けるなど、結露の対処ができないときにおすすめですよ。
結露防止グッズを使う
市販の結露防止グッズも効果的です。たとえば以下のようなものがあります。
- 結露防止スプレー
- 結露防止シート
- 吸水テープ
結露防止スプレーは、吹きかけると結露が垂れるのを防いでくれるアイテムです。水滴が落ちないので、カビ予防になります。使用方法や効果の持続期間は商品によって違うので、事前に確認してください。
結露防止シートや吸水テープは、窓に貼ると結露を吸収してくれます。おしゃれな柄を選べば、インテリアとしても楽しめそうですね。ただし吸水量には限界があるので、貼り替えが必要になるかもしれません。
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結露したときの対処法
対策をしても、結露が発生してしまうことがあります。そんなときは、以下の2つを実践してみてください。
- こまめに拭く
- アルコールを吹きかける
結露を発見したら、カビが生える前に拭きましょう。窓枠やサッシに水滴がつくのを防ぐため、下から上に向かって拭きあげるのがポイントです。
仕上げにアルコールを吹きかければ、カビ対策になります。消毒用エタノールならそのまま使えるのでおすすめですよ。
結露対策には、室内の湿度を調整することが大切です。カビが発生しづらくなり、体や家具などを守れますよ。
少しの工夫で予防できるので、ぜひやってみてくださいね!