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台風や地震で電車が運休…帰れないときはどうしたら?【防災士解説】

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社会人であれば、日中は会社など自宅以外で過ごしていることが多いでしょう。そのため、自宅に居る際だけでなく、外出中に災害にあってしまう確率は十分高いですよね。

こんにちは、カーサミアライターのえなです。防災士という防災系の資格保有者である私が、防災に関する疑問を解決していきます。

今回は、「災害で自宅に帰れないときどうすればいいのか」について紹介します。とくに都心部では、災害が発生し交通機関がマヒした場合、多くの帰宅困難者が発生することが予想されます。帰宅困難者とは、自宅までの距離が遠く徒歩での帰宅が困難な人のことを指します。

外出中に予期せぬ災害にあってしまった際でも、安全に行動できるよう、自宅に帰れない場合どうすればいいのか学んでいきましょう。

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質問:災害で自宅に帰れないときどうしたら?

職場やお出かけ先にいるとき、交通機関がマヒして帰れなくなってしまったら、どうすればいいでしょうか?

交通機関の復旧までの待ち時間をどこで過ごしたらいいのか、どういう状況なら歩いて帰れるかの判断基準など、知っておくと安心だと思いました。

かさみやちゃん
かさみやちゃん

外出中に災害が発生し、なおかつ帰れなくなってしまったらとても不安ですよね。できるだけ安全に過ごせるよう、災害で自宅に帰れないときどうすればいいのか伺ってみましょう!

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回答:むやみに移動せずにまずは情報収集を

交通機関がマヒし帰れなくなったらむやみに移動せずまずは情報収集を|イメージ画像:イラストAC

災害の際、交通機関がマヒし帰れなくなってしまったとしてもむやみに移動しないように心がけることが大切です。

なぜなら、多くの人が一斉に帰宅しようとすると、駅周辺や路上などで大混雑が発生する可能性があるためです。もし、大混雑に巻き込まれた場合、集団転倒にあうなどのリスクが伴います。そのほかにも、混雑により緊急車両が通れなくなり人命救助にも支障がでる可能性も。

まずは、外出中に災害が発生した際にはまず身の安全確保を行い、スマホで正しい災害情報や交通情報を入手することから始めましょう。

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交通機関が復旧するまでの滞在場所

交通機関が復旧するまで、どこに滞在すればいいのか悩みますよね。身の安全を確保できる場所、かつ混雑を避けられる場所として次のような場所に滞在することをおすすめします。

一時滞在施設

「一時滞在施設」とは、帰宅可能になるまで帰宅困難者などに待機場所を一時提供してくれる施設のことを指します。発災から72時間程度まで設置され、食料、水、毛布またはブランケット、トイレ、休憩場所、情報等を提供してくれます。

また、集会場、庁舎やオフィスビルのエントランスホール、ホテルの宴会場、学校等が対象施設であり、詳しい該当施設は各市町村で異なるためHP等をご確認ください。

一時滞在施設と避難所の違い

一時滞在施設は「避難所」と混同されることがありますが、避難所は地域の避難住民を受け入れる施設であり、設置期間も2週間程度と長く、目的や設置時期等が異なります。

災害時帰宅支援ステーション

「災害時帰宅支援ステーション」とは、徒歩帰宅者の帰宅支援を行う場所のことを指します。地方団体からの要請により設置され協定を結んでいる、コンビニエンスストア、ファミリーレストラン、ガソリンスタンド、都立学校等が受け入れ場所として提供されます。

また、水道水、トイレ、帰宅支援情報等の支援を受けられますが、一時滞在施設とは異なり、物資(食料、毛布またはブランケット等)の提供は受けられないことが特徴です。あくまで徒歩帰宅者の帰宅支援の場所であるため、待機場所を探しているのであれば一時滞在施設のほうが適切です。

一時滞在施設同様に、各市町村で該当施設は異なるためHP等を確認してください。また、該当施設には次のステッカーが貼られていることが特徴です。ステッカーのデザインは全国統一のため、もし該当施設がわからない場合は、このステッカーを目印に災害時帰宅支援ステーションを見つけてください。

災害時帰宅支援ステーションステッカー(キタクちゃんステッカー)|引用:災害時帰宅支援ステーションステッカー

職場

もし、職場にいる最中や職場付近で災害が発生した際には、原則職場で3日程度待期しましょう。災害発生から3日程度は救助活動が優先されるため、混雑した状況が続くことが予想されるためです。

まず職場に、食料・飲料水等が備蓄されているか確認しましょう。また、家具転倒のリスクが少ない場所など、地震の際に安全な場所も確保してください。備蓄や安全な場所があるのであれば、むやみに自宅に帰ろうと移動するよりも職場で過ごすほうが安全です。

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こんな場合は歩いて帰っても大丈夫

もし、交通機関の復旧を待たず自力で自宅に帰宅するのであれば、「安全に」「自力で」「歩いて」帰れることが条件です。しかし、基本的には歩いて帰ることは推奨しません。

途中で食料・水が足りなくなること、トイレが使えないこと、女性の場合は夜のひとり歩きは危険なこと、余震の心配があることなど、さまざまな問題が考えられるためです。

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外出中の災害に備えて日頃からできること

必要なアイテムを持ち歩いたり、徒歩帰宅の訓練を行うなど外出中の災害に備え日頃から対策しよう|イメージ画像:イラストAC

外出中の災害に備えて、日頃からできることを紹介します。

外出中に持ち歩くべきアイテム

外出中の災害に備え、日頃から次のようなアイテムを持ち歩いておきましょう。また、持ち歩けないものがある方や、食料をしっかり用意しておきたいという方は職場に備えておく方法もあります。

  • 歩きやすい靴
  • ミニライト
  • 飲料水、軽食
  • 防災用ホイッスル
  • スマホの充電器
  • 小銭
  • メモ帳、ボールペン
  • 常備薬
  • 生理用品
  • 帰宅支援マップ など

徒歩帰宅の訓練を事前に行う

ペットを飼っているなど、地震の際に絶対に自宅に帰らなければならない理由がある方もいますよね。その場合は、徒歩帰宅の訓練を事前に行うことをおすすめします。

実際に、職場から自宅まで帰宅経路を歩き、沿道の様子を確認したり、帰宅支援マップ等を見て休憩場所などの確認を行ったりしましょう。また、地震の影響で通行不能になる道が出ることも考え、2通り以上のルートを用意しておくといいです。

都心部では、災害時に大勢の帰宅困難者が見込まれることから、「帰宅困難者対策訓練」を実施している場合もあるため、各自治体の情報を確認してみてください。

一人暮らしの女性の場合、1日の大半を職場などの外出先で過ごす方が多いため、必然的に外出先で災害が発生するリスクも高いでしょう。もし、外出先で地震が発生した際には「すぐに帰らなければ」と考えず、まずは「安全な場所の確保」が何よりも大切です。

地震の際には、交通機関がマヒし時には自宅にすぐに帰れなくなってしまう場合もあることを理解し、対策等を行ってください。

過去の記事では、シーン別に外出先の地震対策を紹介しているのであわせてご覧ください!

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