洗面台はいつでも清潔に保ちたいですよね。でも水垢や石けんカス、皮脂、化粧品など、さまざまな汚れが付きやすいので、場所に合わせたお掃除が必要なんですよ。
こんにちは、カーサミアライターのいずみです。クリンネスト1級の資格を持っており、役に立つお掃除情報を発信しています。
今回は洗面台のお掃除方法をご紹介します。簡単なのでぜひやってみてくださいね!
簡単なのにキレイになる洗面台の掃除方法
洗面台は場所によって汚れの種類が異なります。汚れに合わせたお手入れをしましょう。
洗面台
皮脂や化粧品には、セスキ炭酸ソーダを使います。水と混ぜてセスキスプレーをつくり、汚れに吹きかけてから拭き取ってください。
それでも落ちないときは、粉の重曹を振りかけて磨いてみましょう。研磨作用で汚れが落ちますよ。細かい溝は歯ブラシを使ってこすってくださいね。
水垢や石けんカスなどアルカリ性の汚れには、クエン酸スプレーを吹きかけて拭き掃除すればキレイになりますよ。
水栓
軽い汚れなら、水で濡らしかたく絞ったマイクロファイバークロスで拭くだけでOK! 水垢が気になるときは、クエン酸スプレーを吹きかけて布で拭きましょう。
頑固な汚れにはクエン酸パックがおすすめです。クエン酸スプレーを吹きかけたらキッチンペーパーを巻き、もう一度クエン酸スプレーをします。そのまま3分ほど放置してください。仕上げに水拭きをすれば完了です。
汚れが落ちにくいときは、放置する時間を延ばしてくださいね。
鏡
水栓と同じく、水で濡らしたマイクロファイバークロスをかたく絞って拭きます。拭きあとが残りにくいため、乾拭き不要で時短になりますよ。
頑固な水垢が付いている場合は、クエン酸スプレーを吹きかけてから拭き取ると落ちます。しっかりと水拭きし、最後は乾拭きで仕上げてくださいね。
キャビネット
洗面台の鏡裏収納(キャビネット)には、化粧品や液だれしたスキンケア用品、ホコリなどが付着しています。
物がない状態にしてから、セスキスプレーを吹きかけて拭き取りましょう。白残りしないよう、仕上げに水拭きしてくださいね。
排水口
さまざまな汚れが混ざっているので、重曹とクエン酸の両方で掃除しましょう。排水口に粉の重曹をたっぷりと振りかけ、その上から同量のクエン酸、次に水を少しずつかけて発泡させます。
反対の性質を持つ重曹とクエン酸を混ぜるため、洗浄力は高くありませんが、発泡させることで汚れが浮くので掃除が楽になるんですよ。
そのまま15分ほど放置し、最後に水を流します。汚れが残っていたらスポンジで軽くこすってくださいね。
洗面小物
歯ブラシ立てやコップ、排水口の栓などは、酸素系漂白剤を使って定期的につけ置きしましょう。
まず洗面台に40度のお湯を張ります。お湯2Lに対して大さじ1の酸素系漂白剤を入れて混ぜてください。小物を数時間つけ置きし、よくすすげば完了です。
洗面台の掃除に使うもの
今回紹介するお掃除で使ったものは、こちらです。
洗面台を掃除するときの注意点
紹介した方法なら簡単に洗面台掃除ができますが、以下の4点に注意してください。
- 最後は乾拭きで仕上げる
- メラミンスポンジを使わない
- かたいもので強くこすらない
- 酸素系洗剤やクエン酸と、塩素系洗剤を一緒に使わない
洗面台には水垢が付きやすいです。使用後や掃除後に水分を拭き取り、予防しましょう。
また、メラミンスポンジやかたいものでこすると傷がついたりコーティングが剥げたりする原因になります。掃除するときはやわらかい布を使ってください。
さまざまな汚れがつきやすい洗面台ですが、汚れに合わせたお手入れをすればあっという間にピカピカになります。
気持ちよく使うため、お掃除してみてくださいね!