ナマステ~!
秋がやって参りました
今年はめっきり食欲の秋のわたくしです
夏の終わりを茹で落花生で感じ、栗ご飯で秋を味わいます
裏庭では秋茗荷がぷっくりと生えてきていました
美味しいものはいいなぁ・・
なんてのほほんとして場合じゃありませんね
世界60カ国行ってみて、また行きたいのはこの国です①、②を書いてなお書き終わっていないアルメニア!
前回、前々回記事はこちら↓
アルメニアの美味しいものたち~
こちらはアルメニア人大虐殺について知ってほしくて書きました
そう、改めて言います
タイトルの「また行きたい国」は
アルメニアです!!
①②を読んでもらうとわかるんですが、
美味しいものもお値打ちなものも居心地のいい場所も
もっと知りたいな、と思うことも色々あるんです、この国は
さて今回はそんなアルメニアにある美しい宗教的観光地に注目してみます
アルメニアは世界で初めてキリスト教を国教とした国で、
多くの歴史のある美しい教会や関連施設、遺跡が現存しています
色んな国で教会や関連施設に訪れましたが、
アルメニアほど祈りが美しいと思った国はありません
なぜかはわかりませんが、一人一人の祈りが本当に美しかったです
ここでは「アルメニア正教会」を信仰する国民が大多数のようです
多数あるアルメニアのキリスト教関連施設の中でも有名なのが
世界遺産にも登録されている
「ゲガルト修道院」
標高1700メートルにもなる渓谷の絶壁の上に4世紀ごろに建てられました
岩山を掘って作った修道院で、イエス・キリストの脇腹を突いた槍が発見されたことで知られています(真偽不明)
みんなここで写真撮ってました
因みにゲガルト行きの直行バスはなく、
行きはガルニという町からミニバスで行きました
帰りは近くの「ガルニ神殿」に行くためぶらっと歩いて山を下っていたんです
そしたら・・野犬!!まさかの野犬が数匹!!!
「やばい!!!!!!」
心底ビビッて引き返し、通りかかった車に無理やり停まってもらい
通じるわけもないジェスチャーと「BOW!BOW!!」で危機を察してもらい
無事にガルニ神殿までヒッチハイクで辿り着けたという思い出の地・・
野犬にビビり過ぎてあまり記憶に残ってないガルニ神殿がこちらです
紀元前3世紀に建てられた神殿ですが、
現存の神殿は20世紀になって修復したものです
そしてお次は「エチミアジン大聖堂」
こちらはエレバンの街中にあります
アルメニア正教の総本山で、世界遺産にも登録されている世界最古の公式教会です
(当時エチミアジンが首都だったため)
301年当時は木造、7世紀に石造となりました
前述のゲガルトで見つかった「槍」は「ロンギヌスの槍」と呼ばれ、
大聖堂内の宝物館に展示されています
この宝物館には他に「ノアの箱舟の一部」や「イエスが磔にされた十字架の一部」と言われる聖遺物が展示されています(真偽不明)
エレバンから行きやすい場所なので、気軽に行けるのはとってもいい!
さて「ノアの箱舟」と言えば・・
アルメニアとトルコの国境にある「アララト山」にたどり着いたと信じられています
(アララト山は正確にはトルコ内に位置している)
キリスト教を世界で初めて国教にした国なだけあって、色んな伝説があるなぁ・・とぼやんと思うだけなのですが
そのアララト山はとーってもキレイな山なんです
じゃーん!
小アララト山は富士山に似ている
美しい!
そしてその手前に見えるのが、ホル・ヴィラップ修道院です
エレバンから40キロ程の距離にあるこの修道院ですが、アララト山を背景にした構図が最高なんです、晴れてよかった
首都エレバン周辺にはまだ多数のキリスト教関連施設がありますので
自分のお気に入りを探すのも楽しいかもしれません~^^
そしてエレバンから離れてジョージア近くのアラベルディという町へ
ここはキルギスの南旅館で会ったF氏にお勧めされた町です
なだらかな山の上に作られた「ハフパット修道院」
隣接するサナイン修道院と共に世界遺産に登録されています
アラベルディにはロープウェイがあり、谷底と山を結んでいます
乗ってみるとこんな景色が見える
炭鉱街なのでこんな景色も
もう一つ有名なのはこちら「オズン教会」
アラベルディはジョージアに行く途中に立ち寄ったんですが
エレバンとはまた違ったアルメニアを見ることができました
アルメニアには本当にたくさんの教会や修道院があります
どこも祈りに包まれていて、なんだか気持ちが浄化される、そんな場所ばかりでした
こうして思い返すと、やっぱりアルメニアが好きだなぁ
また行きたいなぁと改めて思う国なわけです
今はまだ妄想世界旅行しかできませんが
また行きたい場所へ行けるように頭の中でたくさんイメトレしておきましょう!
それではまた書きます~