床掃除に使う道具といえばクイックルワイパーや掃除機ですよね。どちらも定番アイテムですが、「よりキレイになるのはどっち?」「両方使った方がいいの?」と悩んだことはありませんか?
こんにちは、カーサミアライターのいずみです。クリンネスト1級の資格を持っており、さまざまなお掃除情報を発信しています。
今回は「クイックルワイパーがあれば掃除機はいらないのか?」というテーマでお話しします。それぞれのメリットとデメリットも紹介するので、選ぶときの参考にしてくださいね!
クイックルワイパーがあれば掃除機はいらない?
結論からいうと、生活環境や掃除の頻度によって変わります。たとえば以下のようなものです。
- 床はフローリングか畳か
- カーペットやラグがあるか
- こまめに掃除するか
- 昼間に掃除できるか
クイックルワイパーか掃除機かは、自分のライフスタイルに合ったものを選ぶといいでしょう。
ちなみに、ゴミをしっかり取りたいなら併用するのがおすすめです。クイックルワイパーと掃除機にはそれぞれメリットとデメリットがあり、両方使うことでお互いの苦手を補えます。
クイックルワイパーと掃除機のメリット・デメリット
ここからは、クイックルワイパーと掃除機のメリット・デメリットをご紹介します。
自分にはどちらの方が合っているかを考えながら読んでみてください。
クイックルワイパー
まずはクイックルワイパーです。コンパクトで軽いので、気づいたときにサッと掃除できるのが魅力。
ドラッグストアやホームセンターなどどこでも手に入るので、使っている方も多いのではないでしょうか。
メリット
- 収納場所が省スペースで済む
- 気軽に掃除できる
- 水拭きもできる
- 本体の手入れが不要
- 静か
クイックルワイパーの良さは、手軽に使えることです。さまざまなタイプのシートが販売されており、目的に合わせて選べるのも特徴でしょう。
無音な点も嬉しいポイント。掃除機は音が出るので、早朝や夜間に使いづらいですよね。クイックルワイパーなら気にせず自分のタイミングで掃除できますよ。
デメリット
- 消耗品なのでお金がかかる
- 固形のゴミは取れない
- ゴミを取りきれないことがある
シートは消耗品なので、どうしてもランニングコストが発生します。掃除すればするほどお金がかかるので、「もったいない」と感じる人もいるかもしれません。
また、ゴミを取る能力は掃除機の方が高いです。クイックルワイパーは固形のゴミを取れませんし、壁際や狭いところも苦手です。大きなゴミも含めて全体を掃除したいときは、掃除機の方が適しているでしょう。
掃除機
続いて掃除機です。ゴミを取る力が強く、多少汚れがひどくても一気にキレイにできます。
仕上がりに影響するため、吸引力が強いものを選びましょう。
メリット
- ゴミがよく取れる
- 固形物も取れる
- カーペットやラグの掃除ができる
- ノズルを付け替えられる
掃除機の最大のメリットといえば、ゴミを取る力でしょう。強い吸引力で、大小さまざまなゴミを集められます。
吸引力のおかげで、クイックルワイパーでは取れない汚れも掃除できます。たとえばお皿を割ってしまったとき、細かい破片を吸えるので安心ですよね。
他にも、カーペットやラグを敷いている人にもおすすめです。表面に乗っているゴミはコロコロでも取れますが、掃除機なら奥に入り込んだ汚れにも届きます。
用途に合わせてノズルを付け替えれば、家じゅうを掃除できますよ。
デメリット
- 重い
- 出すのが面倒
- 音が出る
- 収納場所が必要
- 本体の手入れが必要
特にキャニスター型掃除機は大きくて重いため、扱いが大変です。最近ではたくさんのスティッククリーナーが販売されていますが、やはりクイックルワイパーの方が軽くて楽でしょう。
大きい分広い収納場所が必要になるので、一人暮らしだとスペースの確保が難しいかもしれません。
また、掃除機は本体の掃除が必要です。ヘッドにゴミが絡まっていると吸引力が落ちるため、お手入れする手間がかかります。
掃除機本体のお掃除方法はこちら
クイックルワイパーか掃除機かはライフスタイルと目的から選ぼう
部屋が狭く、フローリングのみならクイックルワイパーだけでいいかもしれません。ただし、クイックルワイパーは掃除機よりゴミを集める力が弱いので、こまめな掃除を心がけてください。
休日しか掃除しないなら、掃除機の方が適しています。しかし、吸引力が弱い掃除機だとあまり意味がないので、しっかり吸い込めるものを選びましょう。畳がある場合も掃除機がほしいです。
クイックルワイパーも掃除機も、普段の掃除に問題なく使える性能を持っています。そのため、ライフスタイルや好みで選んでも問題ないでしょう。
しかし「1つで完璧にキレイ!」は難しいので、しっかり掃除したい人は併用がおすすめです。
「平日はクイックルワイパー、休日は掃除機」と使い分ければ無理なく掃除が続けられますし、「クイックルワイパーのあとに掃除機で仕上げ」という使い方なら徹底的にホコリを取れますよ。
クイックルワイパーと掃除機どちらがいいのかは、ライフスタイルや生活環境によって変わります。ご紹介したそれぞれのメリットとデメリットを参考にし、自分に合っている方を選んでください。もちろん、両方使うのもOKです!
クイックルワイパーと掃除機を上手に使い分け、楽しくお掃除しましょう!