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電池が液漏れ…触ると危険!どう掃除する?電池の捨て方は?【体験談】

掃除・洗濯・お手入れ
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この記事では、電池が液漏れした時の対処法や、液漏れを防ぐ方法を紹介します。

こんにちは、カーサミアライターの桐里です。時短家事を独力で追及して十数年、「もっと家事を効率良くラクにしたい!」と思い、ついに時短家事コーディネーター Basic資格を取得しました!
身につけた時短家事のスキルを皆さんに共有していきますね。

桐里もえ
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教えてくれたのは…

インテリアと読書が好きなフリーライターの桐里です。
時短家事コーディネーター Basic資格所有。

ズボラな性格ですが、最新家電やプチプラ便利グッズを活用して、無理なく実践できる時短なラク家事を模索すること10年以上。
この経験を活かして、一人暮らし女性に役立つ情報をシェアしています。

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最近、電池の液漏れを初めて体験して慌てて対処法を調べました…!

液漏れは、素手で触るととても危険です。突然に遭遇したときも慌てずに対処できるよう、是非この機会に確認していって下さいね。

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電池の液漏れってどういう状態?

実際に液漏れした電池。時間が経ち液が結晶化して、錆びた状態でした(筆者撮影)

先日、初めて電池が液漏れして溶けた状態に遭遇し、びっくりしました…!久しぶりに電子辞書を使おうとしたら、電源が入らない…。電池入れを確認すると、液漏れした電池の液が結晶化してベッタリくっつき、錆びている状態だったんです。

電池の液漏れとはどういう状態なのか、改めて調べてみました。
乾電池の中には電解液という液体が入っており、これが電池の外に漏れてしまう状態が「液漏れ」です。他にも電池が膨張したり、錆びている状態も液漏れしている可能性が高いと言えます。

アルカリ乾電池の電解液は「水酸化カリウム」を主成分とする強アルカリ性の水溶液です。液漏れした液が目に入ったり肌についた場合、そのまま放置すると失明や化学火傷になる可能性があり大変危険です。

マンガン乾電池の電解液は「塩化亜鉛」を主成分とする弱酸性の水溶液です。どちらの電池の場合も、もし目に入った場合は擦らず大量の水で洗い流して、医師の診察を受けるようにしましょう。

電池の液漏れ、怖いですよね…。原因や対処法を確認して、いざという時に慌てないようにしましょうね。

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電池の液漏れの原因は?防ぐ方法はある?

電池の液漏れの原因として、次のことが考えられます。

①電池が過放電になった場合
②電池を充電した場合
③新旧混用、容量の異なった電池を一緒に使う
④電池をショートさせた場合
⑤高温環境下で長期保管した場合

引用:液漏れは何故起こるのか? – 乾電池 – Panasonic

電池の液漏れを防ぐ方法

電池の液漏れの原因を踏まえ、液漏れを防ぐ方法を紹介します。

・電池を逆向きにセットせず、、必ず正しい向きでセットしましょう
・新品と古い電池、メーカーや種類の違う電池を混ぜて使わず、必ず同じメーカーや種類のものを使うようにしましょう
・電池を入れっぱなしにしていると劣化していきます。長期間使用しない電池は抜いておきましょう

私が使っていた電子辞書の電池が液漏れした原因は、長期間使用しないのにずっと入れっぱなしにしていて過放電を起こしてしまったからだと思います。

「防災用に用意していた懐中電灯が、液漏れして壊れかけていた」という声も耳にします。防災用の懐中電灯やラジオは長期間使わない可能性も高いので、乾電池を抜いた状態で保管した方が良いですね。いざ停電した時に慌てて電池を探さなくて済むように、すぐ近くに電池の保管場所を作っておくと良いでしょう。

防災グッズの見直しについては、下記の記事も参考にして下さいね。

災害時、なくて困ったもの【2023年アンケート結果】ランキングTOP5
今回カーサミア編集部では、実際に台風、地震、大雨といった災害に被災してしまった人にアンケートを実施。“災害時、なくて困ったものランキング トップ5”としてまとめました。実体験に基づいた生の声なので、本当に必要な防災グッズは何か、どんなものをそろえておけばよいか、考える参考になると思います。災害時、なくて困ったものランキング第5位は、「ラジオ」でした。体験談として「台風の影響で停電になりました。テレビがつきません。スマホは充電がなくなってしまい天気関連のニュースが見られませんでした。台風がどこにいるのか、いつ過ぎるのかわからず困りました」という声が寄せられました。普段ラジオは聞かないという人も、防災グッズとして小型の電池式ラジオを一つ持っておくといいでしょう。災害時、なくて困ったものランキング第4位は「飲料水」。今回のアンケートでも「地震で1日断水。でも、水を手に入れることができませんでした。大勢の人が近所のスーパーやドラッグストアに水を買いに行き、在庫切れだったからです」といった体験談がありました。備蓄用としてミネラルウオーターを買っておくことをおすすめします。一人暮らしの場合、必要な備蓄は約21リットル。大容量の水は運ぶのが大変なので、長期保存できるペットボトル入り飲料水セットを通販で買って置いておくといいでしょう。災害時、なくて困ったものランキング第3位は「モバイルバッテリー」。体験談としては「地震で停電したとき、スマホの電池がなくなりモバイルバッテリーもなくて、だれとも連絡が取れなくて困っていました」「台風で3日くらい停電。いつまで停電が続くかわからず、スマホで台風情報を調べたかったのにバッテリー残量が気になって……」「モバイルバッテリーは持っていたのですが、充電するのを忘れていました。スマホが使えなくなりそうでした」といった声がありました。モバイルバッテリーがあってもまだ不安という人には、手回し式の充電器もおすすめです。災害時、なくて困ったものランキング第2位は「非常食」。体験談としては「東日本大震災のときに計画停電がありました。スーパーなどで食料品の買い占めがあり、私が買い物に出た頃には食べるものがスーパーの棚からなくなっていました」「北海道胆振東部地震で3日間の停電。災害に何も備えていなかったので、家にある食べ物がいつまでもつか分からず不安でした。近くのスーパーやコンビニの食料品もすぐに売り切れてしまい、何も置いてませんでした」といった声があがりました。飲料水と並んで絶対に備蓄しておきたいのが食料品です。非常食としてはすぐに食べられる缶詰、カンパン、チョコレートが代表的ですが、バラエティに富んだメニューが詰め合わせになった非常食セットも販売されていますよ。災害時なくて困ったものランキング、第1位はなんと「懐中電灯」でした。「台風が直撃して夜間停電になった。実家に住んでいるときには家にあった懐中電灯だけど、引っ越し後は持っていなくて後悔」「台風で一時的に停電。懐中電灯がなかったので、家の中が真っ暗になってしまって、どうすることもできずにとても困りました。きちんと用意しておけばよかったと思いました」「自宅にいるときに東日本大震災に。停電が1週間以上続きました。懐中電灯がなくて夜に困りました。携帯の灯りでは心もとなく、バッテリーがなくなったら次にいつ充電できるかも分からないのでずっと不安でした」「台風の影響で停電になってしまい、夜まで停電が続きました。家の中が真っ暗になり、何も見えなくて困まったし、恐怖感も覚えました」といった体験談が寄せられました。災害時に停電になると夜は真っ暗。突然の暗闇は不便なだけでなく恐怖だと思います。「一応懐中電灯はあったけど、液漏れして壊れかけていた」という声もあったので、すでに持っている人は、ちゃんと使えるかどうか一度点検してみることをおすすめします。「懐中電灯はあったのですが、食事中などに周囲が照らせる置き型のランタンもあればもっとよかったです」という声もありました。予備の電池も忘れずに!飲料水と非常食が必要なのはわかりますが、普段ひんぱんには使わないであろうラジオと懐中電灯はちょっと盲点だったかもしれません。またこのほかに「カセットガスコンロ」を挙げた人も多くいました。想像していたより挙げた人が少なかったのは簡易トイレ。でも100均でも売っているので、数個だけでも備蓄しておいたほうが良いと思います!この記事で紹介したものを参考に、いま持っている防災グッズを再点検してみてくださいね。
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電池が液漏れした時の対処方法

電池の液漏れを発見したら、そのまま放置せずにすぐに処理しましょう!詳しく紹介していきますね。

電池の液漏れを安全に掃除する方法

電解液が直接肌に触れると危険なので、まずは保護のために手袋とマスク、メガネなどを着用しましょう。

電池を取り外した後。本体の電池入れ部分にも電解液の結晶やサビが残っています(筆者撮影)

次に、液漏れした電池を慎重に取り外します。液漏れのために電池がくっついていたり、膨張していたりして外れにくい場合は、無理やり外そうとせずにマイナスドライバーなどを使って外すようにしましょう。

私が処理した時も、電池と本体がくっついて外れなかったので、マイナスドライバーで「てこの原理」を使って取り外しました。

掃除する時に周りに液や粉が散らないように、新聞紙やキッチンペーパーを敷くとよいですよ(筆者撮影)

本体に付いてしまった電解液や結晶は、ティッシュや水で湿らせた布などで拭き取ります。

残った結晶やサビを綿棒で取り除いています(筆者撮影)

細かい部分は綿棒を使って丁寧に掃除しましょう。最後に水分が残らないように乾拭きしたらOKです!

液漏れした電池の廃棄方法

液漏れした電池は無理にテープを貼らず、ビニール袋に入れて廃棄しましょう(筆者撮影)

アルカリ電池、マンガン電池を捨てる際はお住いの市町村の指示に従って捨てて下さい。

通常、電池を捨てる際はショート防止のため電池の両端にテープを貼り絶縁しますが、液漏れした電池にテープを貼るのは困難なため、ビニール袋に入れて廃棄しましょう。

電池の液が、肌や衣服についてしまった時の対処法

最初の方でもお伝えしましたが、電池の液が目に入った場合は、擦らず、すぐに大量のきれいな水で洗い流してください。そしてできるだけ早く医師の診察を受けましょう。

また、手や皮膚についた場合も大量の水で洗い流してください。そのまま放置すると化学火傷になる危険性があります。

衣服についてしまった場合は、肌に触れないように慎重に脱ぎ、液がついた部分を大量の水で洗い流して下さい。その後普通に洗濯して問題ないですが、衣類の素材によっては変色や劣化する場合があります。

電池の液が、家具や床についた場合はティッシュペーパーやウェットティッシュなどでよく拭き取ってください。

拭き取った後、 水を多く含んだ雑巾または湿らせた大量のティッシュペーパーで、何度も拭き取ることで除去できる可能性がありますが、家具・床材(畳)の素材によっては表面の変色が発生する場合があるので注意しましょう。

Q
電池が液漏れした!どうしたらいい?
A

電池が液漏れした時に出てくる電解液に直接触れると危険です。手袋をしてから、液漏れした電池は製品から慎重に外し、液や結晶をティッシュなどで拭き取りましょう。

液漏れした電池はお住いの市町村の指示に従い、ビニール袋に入れて廃棄しましょう。ぜひこの機会に、液漏れを防ぐ方法についても確認しておいて下さいね。

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