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モバイルバッテリーが熱い…発火する前兆?気づいたらすぐやるべきこと

暮らしその他
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外出先や災害時に便利なモバイルバッテリーですが、誤った使い方をしていると発煙や発火など思わぬ事故に繋がることがあり注意が必要ですよ

この記事では、モバイルバッテリーが発火する原因や熱くなった時の対処法、安全に扱うためのポイントを紹介していきます。

こんにちは、カーサミアライターの桐里です。ズボラな性格ですが、無理なく実践できる時短なラク家事を模索して10年目!

桐里もえ
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教えてくれたのは…

インテリアと読書が好きなフリーライターの桐里です。
時短家事コーディネーター Basic資格所有。

ズボラな性格ですが、最新家電やプチプラ便利グッズを活用して、無理なく実践できる時短なラク家事を模索すること10年以上。
この経験を活かして、一人暮らし女性に役立つ情報をシェアしています。

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モバイルバッテリーを安全に扱うために是非知っておいて欲しい内容です。最後までチェックしていって下さいね。

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モバイルバッテリーが発火する原因は?

モバイルバッテリーが発火する主な原因はバッテリーの劣化と品質の問題です(筆者撮影)

モバイルバッテリーの発火の原因となっているのは、モバイルバッテリーに内蔵されたリチウムイオン電池です。

充電することで繰り返し使用できるリチウムイオン電池は、高容量化・小型化が進み、スマートフォンやタブレット、モバイルバッテリー、モバイルルーターなど様々な精密機器に使用されています。

このリチウムイオン電池に何らかの問題があると、発熱し発煙・発火に繋がる可能性があるのです。

近年「電車内でカバンに入れていたモバイルバッテリーから発煙・発火した」などの事故が増えており、それは機器に内蔵されたリチウムイオン電池が出火元とされています。

発火の原因① モバイルバッテリーの劣化

モバイルバッテリー内のリチウムイオン電池が劣化すると「電解質の酸化」が起こることが原因のひとつとされています。電解質が酸化するとガスが発生するので、バッテリーが内部から膨張します。

膨張だけでは発火や発煙には至らないとされていますが、膨張したモバイルバッテリーに、落とす・ぶつける等の衝撃が加わると事故に繋がる危険性があるので、注意が必要です。

発火の原因② モバイルバッテリーの品質の問題

モバイルバッテリーは精密機器なので、品質の低い部品が使われている安価な製品では不具合が起こる可能性も高くなってしまいます。

電気を送る部分に配置された安全装置が特に重要ですが、安価なモバイルバッテリーはその安全装置がきちんと機能しないケースや、最悪の場合安全装置そのものが搭載されていない場合もあります。

そのため、品質に問題のないモバイルバッテリーを選ぶことが大切です。選び方のポイントは後程紹介していきますね。

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モバイルバッテリーが発火する前に…熱くなった時の対処方法

モバイルバッテリーが熱を帯びたまま使い続けると危険です(筆者撮影)

モバイルバッテリーが発火する前には、バッテリー自体が異常に熱くなる症状が出ているはずです。バッテリーが熱いことに気づいたら、速やかに以下の対処方法をとりましょう。

直ちに使用を中止する

モバイルバッテリーが熱を持ちやすいのは、スマートフォンへの充電時です。モバイルバッテリーが熱くなっていることに気づいたら、直ちに充電をやめて使用を中止しましょう。

特にスマホを充電しながら、動画やゲームなど負荷がかかるアプリを使っていると熱を持ちやすくなります。
モバイルバッテリーでスマホを充電している時は、発熱・発火を防ぐ為に出来るだけスマホに負荷のかかる操作は避けた方が良いでしょう。

熱対策を万全にする

モバイルバッテリーが熱くなっている事に気づいたら、バッグやポーチの中など熱がこもりやすい環境を避けて、放熱しやすい環境にして十分に熱が冷めるのを待ちましょう。

また、モバイルバッテリーを使っていない時でも、真夏の車内や直射日光が当たる所など高温になる場所に放置するのは危険なので、絶対にしないようにしましょう。

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モバイルバッテリーを安全に扱うためのポイント

モバイルバッテリーの取り扱いには注意が必要なことが分かりましたが、購入や取り扱いの際にはどのようなことに気を付けたらよいのでしょうか。

モバイルバッテリーを安全に扱うためのポイントを以下にまとめました。

購入時はPSEマークが付いている製品を選ぶ

マークが小さく分かりにくいですが、箱にPSEマークが記載されています(筆者撮影)

モバイルバッテリーを購入する際は、PSEマーク」が付いている製品を選びましょう。「PSEマーク」とは、電気用品安全法により安全基準を満たしている製品に付けられるマークです。

現在は「PSEマーク」の付いていないモバイルバッテリーは販売禁止ですが、古い製品や人から貰った製品などはマークが付いていない可能性もあるので、念のために確認した方が良いでしょう。

リコール対象製品でないか、リコール情報を確認する

異物混入や組み立ての不具合など、製造上の不良によって事故が起こる可能性があります。

何か不具合がない限り自分で気付くことは難しいので、使っている製品が「リコール製品でないか」を確認することが大切です。

消費者庁のリコール情報サイトにリコール製品の情報が掲載されていますので、定期的にチェックすると良いですよ。

リコール情報サイトトップページ|消費者庁
このサイトは、商品に関する何らかの欠陥、不具合、または品質上の理由等により、消費者が保有する商品に関して、事業者がその回収や無償修理など、または注意喚起を行っている情報を提供しています。

強い衝撃、圧力を加えない

モバイルバッテリーは精密機器ですので、出来るだけ強い衝撃や圧力を加えないように気を付けましょう。

落下させる、ぶつける、ポケットに入れたまま勢いよく座る、などの衝撃を与えると、内蔵のリチウムイオン電池が変形・破損して、発火に繋がる危険性があります。

充電中は周囲に可燃物を置かない

万が一、モバイルバッテリーによる発火や発煙などの事故が発生した場合、周囲に燃えやすいものがあると火災に発展する可能性があります。

もしモバイルバッテリーで充電しながら寝落ちして、発火してしまった場合、気付かないうちに火災が拡大する可能性もあります。布団など燃えやすいものがある場所では充電しないよう、注意しましょう。

充電コネクタの破損や水濡れに注意する

スマホに接続する充電コネクタ部分はまっすぐ抜き差しし、折れ曲がったり変形させたりしないように気を付けましょう。

内部の端子部がショートする危険性があるので、濡れた手で触ることも避けて下さい。お風呂場や水回りでの使用も避けましょう。

劣化したモバイルバッテリーを無理に使い続けない

モバイルバッテリーが膨らんでいる、変な臭いがするなどの異常を感じたら、直ちに使用をやめましょう。

その他にも充電スピードが遅くなる、異常に熱くなる、といったときはバッテリーが劣化しているサインなので、早めに買い替えた方が良いでしょう。

使用済みのモバイルバッテリーはリサイクルへ

モバイルバッテリーを誤って家庭ごみ(プラスチックごみなど)として廃棄すると、収集される際に清掃車で押しつぶされて発火する危険性があります。

モバイルバッテリーを処分する際は、製造メーカーや販売業者、家電量販店などへリサイクルに出すようにしましょう。

参考サイト:
リチウムイオン電池及び充電器の使用に関する注意(発表情報)_国民生活センター (kokusen.go.jp)
発火・発熱など、モバイルバッテリーのトラブルの原因と対策を紹介 – エレコム株式会社 (elecom.co.jp)
モバイルバッテリーの事故に注意しましょう! | 消費者庁 (caa.go.jp)

Q
モバイルバッテリーが熱くなったら、どうすればいい?
A

モバイルバッテリーが異常に熱くなった時は、直ちに使用を中止し、カバンの中など熱がこもりやすい場所から取り出して、十分に熱が冷めるまで待ちましょう。

発熱した状態のモバイルバッテリーを使い続けると、発火や発煙などの事故に繋がる可能性があり危険です。

また、バッテリーの劣化を感じたら無理に使い続けずに買い替えるようにしましょう。

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