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メガネのカラーレンズ、選び方は?色別に特徴や効果を眼鏡士が解説

暮らしその他
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最近、ライトカラーのサングラスをかけている人をよく見かけませんか?カラーレンズはオシャレなだけではなく、視認性を高めたり、見た目の印象を変えたり、色々な効果があるんですよ!

こんにちは!カーサミアライターで認定眼鏡士のあんどうです。女性の眼鏡ライフに役立つ情報を発信しています。

今回は、メガネのカラーレンズの特徴や効果を色別に紹介して、濃度を選ぶ時のポイントを解説します。用途に応じて使い分けてみてくださいね♪

あんどう
あんどう
教えてくれたのは…

インドアフリーライター。
眼鏡作製技能士1級(旧・認定眼鏡士SS級)です。眼鏡ショップ・コンタクトレンズショップに勤務経験あり。
読書、映画鑑賞、手芸が趣味。

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メガネのカラーレンズのメリットと注意点

カラーレンズにはファッション性を高める以外にも効果がある|イメージ画像:写真AC

カラーレンズの色別の特徴について解説する前に、メリットと注意点についてお話ししますね。

カラーレンズのメリット

カラーレンズのメリットは、なんといっても眩しさを軽減できて、視界をクリアに保てるため、疲れ目対策になることです。

さらに、シチュエーションに合わせてカラーを選べば、視認性をより高めることができます。

オシャレも楽しめますし、カラーによっては顔色を明るく見せたり、肌の黄ばみや赤みを目立たなくさせることもできるんですよ。

カラーレンズの注意点

カラーレンズには、使用する場面や目的によってNGな条件があります。ここではカラーレンズを選ぶ時に注意すべきポイントを解説します。

紫外線をカットしたいときの注意点

目に入った紫外線が原因で目の病気を引き起こしたり、メラニンが生成されて肌も日焼けしたようになってしまったり。

目からの日焼け対策に、UVカット目的でサングラスをかける人も多いですよね。

レンズの色が薄いものより、濃いものの方が紫外線をよくカットできるように感じませんか?でも、実は色濃度が高くても眩しさが軽減されるだけで、紫外線のカット率が高まるわけではありません。

むしろ視界が暗いと瞳孔が開いて、紫外線を吸収しやすくなる恐れがあります。

紫外線カットが目的ならレンズの色を濃くするよりも、UVカット率99%以上のレンズを選ぶようにしてください。

運転で使いたい時

サングラスのタグなどに表示されている可視光線透過率とは、「レンズが目に見える光をどの程度通すか」という割合を表しています。

数値が小さいほど光を通さないという意味になり、眩しさを抑えます。

そのため、可視光線透過率が75%未満のカラーレンズは、暗くなると視界不良を起こすため、夜間運転では使えません。

可視光線透過率が8%以下のレンズは、視界が暗くなりすぎるので日中の運転であっても使用不可です。

色によっても多少異なるので、カラーレンズの濃度に困ったら眼鏡店で相談してくださいね。

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カラーレンズの特徴と効果を色別に解説

レンズの色によって見え方などの効果が変わる|イメージ画像:写真AC

見え方や顔写りなどに変化をもたらすカラーレンズ。その特徴や効果を色別に解説します!

グレー系

眩しさを抑える効果が一番高いグレーのレンズ。光の波長を均一にカットするため、自然な見え方が特徴です。

合わせる服も選ばない万能カラーなので、最初の一本で迷ったらグレーを選んで正解です。

ブルー系

ファッション性の高さから大ブレイク中のブルーのレンズ。黄色の補色効果で目元のくすみを抑え、透明感を演出します。

また、黄色の光を抑えるので、強い日差しの眩しさを軽減しやすいといった特徴も。

ごく薄いカラー(濃度10〜15%程度)を選べば、夜間の対向車のヘッドライトの眩しさ対策にも使えます。

ブラウン系

やわらかくてナチュラルな印象のブラウンのレンズ。肌馴染みもいいので、カラーレンズ初心者さんにもおすすめです。

青の補色である黄色味が強いブラウンのレンズには、ブルーライトの一部をカットする効果も。

コントラストを強めてくっきりとした見え方になるので、パソコン作業が多い人は、薄いブラウンのレンズを入れたメガネを試してみて。

グリーン系

フレッシュで爽やかな印象のグリーンのレンズ。見え方が一番裸眼に近いと言われ、目が疲れにくいのが特徴です。

眩しさは抑えたいけど、風景はできるだけそのままの色合いで楽しみたいという人におすすめです。

ピンク系

ファッション要素が高いピンクのレンズは、眩しさはそこまで抑えられません。

ですが女性にうれしい、肌を明るく、血色をよく見せる効果に特化しています!

最近では、JINSが販売している「チークカラー®︎レンズ」が話題です。絶妙なグラデーションで、すっぴんでもほんのりメイクしているように見えるんですよ。

今日はメイクするの、面倒だな…という日のお出かけなどに、1本あると便利です。

イエロー系

イエローレンズはブラウンレンズよりもコントラストを強める効果があります。曇りや雨の日など、薄暗いところでの視認性を高めます。

悪天候時の運転での使用に最適です。

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カラーレンズの濃度の選び方

カラーレンズは濃度にもこだわって|イメージ画像:写真AC

カラーレンズの濃度を選ぶ時のポイントを紹介します。

ビジネスシーンでもOK|濃度10〜15%

レンズの色の濃さが10〜15%だと、傍から見て色が入っているかほとんどわからないため、ビジネスシーンでも使用できます。

色濃度が25%以上になると夜間運転不適合となるので、対向車のライト対策など夜間に使いたい場合は15%までにしてくださいね。

人気のライトカラー|濃度25%

濃度が25%程度になると、客観的に見てレンズに色がついていることがわかります。今人気のライトカラーのサングラスには、濃度25%程度のものが多いです。

目は完全に透けて見えるので、マスクと同時に着用しても不審に見えません。

屋内外でほどほどに眩しさを抑えられるので、普段使いに1本持っておくと重宝しますよ。

しっかり眩しさを抑える|濃度50%以上

濃度50%以上のカラーレンズだと、少し目は透けて見えますが、サングラスの印象が強まります。

普段使いである程度眩しさを抑えつつ、紫外線カットを目的とするなら、可視光線濃度50%程度で十分です。

UVカットサングラスでシミ・ソバカスを防ぐ! 眼鏡のプロが選び方を解説
紫外線が気になる季節。日焼けはお肌が黒くなるだけではなく、シミやソバカス、肌老化の原因になるので絶対に避けたいところです。また、顔や体のUV対策はばっちりでも、目から入った紫外線が原因で肌が日焼けしたり、目のトラブルを引き起こしたりすることがあります。今回は、認定眼鏡士の私が、UVカットサングラスの選び方を紹介します。目も長時間強い紫外線を浴び続けると影響を受けます。角膜の表面に傷がついて炎症を起こすことで「雪目(電気性眼炎)」や、「結膜炎」などといった病気や、影響が水晶体にまで及ぶと「白内障」になることも。白内障は、加齢や遺伝によるものが大半ですが紫外線が影響を及ぼすこともあります。さらに、光の一種である紫外線が目に入ると、脳は「体が日差しにさらされている!」と判断して、肌を守るためにメラニン色素を出そうとします。すると、肌が直接紫外線を浴びた時と同様に皮膚に日焼けの症状があらわれ、ひいてはシミやそばかす、肌老化の原因となってしまうのです。紫外線から目を守り、目からの日焼けを防ぐにはUVカットサングラスが有効です。眼鏡のプロがUVカットサングラスの選び方のポイントを解説します。一番重要なのは、紫外線カット率が99%以上のレンズを使用しているサングラスを選ぶことです。徹底するなら、レンズの裏面にもUVカットコートが施されているものを選ぶとよいでしょう。普段使いのサングラスであれば、レンズの色は目が透けて見えるくらいで十分です。ある程度眩しさも抑えたいなら、可視光線透過率が40〜70%程度のものを選ぶとよいでしょう。クリアレンズでも紫外線対策になります。トレンドは色が薄めのカラーレンズです。レンズの色の効果で肌色が明るく見えるなど、女性に嬉しいお化粧効果も期待できるんですよ!レンズが大きくて、目の周辺をすっぽり覆うようにカーブがかかっているデザインであれば、サングラスと顔の隙間から、紫外線が入り込みにくいようにカバーできます。レンズの色や機能、フレームデザインに悩んだら、眼鏡店の店員さんに相談しましょう!UVカットサングラス選びのポイントをしっかりおさえて、今年の夏は目も日焼け知らずで快適にすごしてください♪

海などの日差しが強いレジャーシーンなら、濃度85%程度のレンズを選べば眩しさをしっかり抑えられます。偏光レンズなど反射光を抑える効果があるレンズなどを検討してもいいですね。

カラーレンズは眩しさを抑えられて、視界もクリアになって、疲れ目対策にもなって、しかもオシャレ♪

色が濃いサングラスもいいですが、ライトカラーレンズ入りのメガネなら気負わず使えますし、紫外線対策にもなるので、この夏1本は押さえておきたいところ。

使いたいシーンや目的、フレームのデザインに合わせて、レンズの色や濃度の組み合わせを楽しんでくださいね!

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