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鍋の焦げを取る方法、簡単だから諦めないで!素材別の落とし方を解説

掃除・洗濯・お手入れ
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煮物にスープにと、調理には欠かせないお鍋。しかし繰り返し使ううちに焦げが付き、取れなくなってしまった経験はありませんか?

こんにちは、カーサミアライターのいずみです。暮らしに役立つ情報を発信しています。

今回は、鍋の素材別に焦げを取る方法をご紹介します。焦がさないコツもあわせて解説するので、参考にしてくださいね!

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【素材別】鍋の焦げを取る方法

焦げ付きの落とし方は、鍋の素材によって異なります。

傷をつけずにしっかり落とせるよう、正しい方法でお手入れしましょう。

ステンレス鍋

傷がつきやすいため、ゴシゴシこすらず、重曹やお酢で落としましょう│イメージ画像:写真AC

ステンレスは傷がつきやすい素材です。力任せにゴシゴシしたり金属製のたわしを使ったりするのはやめましょう。

重曹

鍋に焦げが隠れるまで水を入れ、大さじ1程度の重曹を加えてください。そのまま火にかけて沸騰させ、10分間沸騰を維持しましょう。

鍋を火から下ろし冷まします。冷めたらお湯を捨て、スポンジで焦げをこすると落ちますよ。

お酢

重曹で落ちない焦げにはお酢がおすすめです。

鍋に焦げ付きが隠れるまで水を入れ、大さじ2程度のお酢を入れます。そのまま火にかけ、10分間沸騰を維持してください。鍋を火から下ろし、冷めたらヘラで焦げをこすり落としましょう。

アルミ鍋

アルミ鍋には中性のものを使ってください│イメージ画像:写真AC

熱伝導率が高く、サビに強いアルミ。アルカリ性や酸性には弱いので、中性のものを使って焦げを取りましょう。

クレンザー

スポンジにクレンザーを付け、円を描くように焦げを磨きます。焦げ付きが頑固なときは、スチールたわしを使いましょう。焦げが取れたら水ですすぎ、中性洗剤で洗ってしっかり乾かしてくださいね。

ちなみに重曹にも研磨効果がありますが、アルミ鍋にはNGですよ。

中性洗剤

中性洗剤も効果があります。鍋に焦げが隠れるまで水を入れ、中性洗剤を加えます。そのまま火にかけて沸騰させ、10分間沸騰を維持しましょう。火から下ろし、冷めたらヘラで焦げをこすり落としてください。

それでも焦げが落ちないときは、時間を置くのがポイント。水と中性洗剤を入れて10分沸騰させたあと、一晩放置してみましょう。

ホーロー鍋

おしゃれなホーロー鍋。キレイな状態で使ってくださいね│イメージ画像:写真AC

デザイン性に優れたホーロー鍋。おしゃれなので、使っている人も多いのではないでしょうか。キレイな状態で使い続けられるよう、正しくお手入れしてください。

重曹

鍋に焦げが隠れるまで水を入れ、大さじ1程度の重曹を加えます。中火にかけ、沸騰したら火を止めましょう。

そのまま1時間ほど放置したら、水を捨ててスポンジでこすってくださいね。

お酢

鍋に焦げが隠れるまで水を入れ、大さじ4~5程度のお酢を加えます。そのまま火にかけて沸騰させ、10分間沸騰を維持しましょう。

鍋を火から下ろし冷まします。冷めたらお湯を捨て、スポンジでこすってください。

テフロン加工鍋

テフロン鍋は焦げにくい。基本は水で落とせます。│イメージ画像:写真AC

表面がコーティングされているので焦げにくいですが、テフロン加工が剝がれると焦げ付きやすくなります。扱うときは傷をつけないよう注意してください。

鍋に焦げが隠れるまで水を入れ、火にかけます。沸騰したらそのまま10分間維持しましょう。強火にしないよう気を付けてくださいね。10分経ったら火から下ろし、一晩置いたあとヘラでこすりましょう。

それでも落ちないときは、ごく少量の重曹やお酢を加えて同じように沸騰・冷却させてからこすってみてください。

土鍋

土鍋に洗剤の漬けおきはNG。ガンコな焦げは、卵の殻でこすってみて。│イメージ画像:写真AC

土鍋の表面には小さい穴がたくさん空いています。洗剤が入った水に浸けおきすると穴に入り込み、次に使用するときに出てきてしまうことが。洗剤を使った浸けおきは避けましょう。

重曹orお酢

土鍋は表面がザラついているので焦げが落ちにくいうえに、金属製たわしなどでこすることができません。そのため焦げ付きの原因となった食材に合わせて重曹とお酢を使い分け、洗浄力をアップさせましょう。以下の表を参考にしてみてください。

汚れの種類使うもの
肉や魚介類、穀類、卵など
(酸性の焦げ)
重曹
(アルカリ性)
野菜や豆類、きのこ、海藻など
(アルカリ性の焦げ)
お酢
(酸性)

卵の殻

土鍋に水を入れて沸騰させ、少し冷まします。卵の殻を砕いてスポンジに付け、焦げをこすってみてください。卵の殻が研磨剤となって焦げが落ちますよ。

クレンザーや金属製たわしなどでは傷がついてしまうので、使わないように気をつけましょう。

鉄鍋

鉄鍋は空焚きしてからお湯で。洗剤は重曹はNG│イメージ画像:写真AC

鉄製鍋は焦げが付きやすいです。取れなくなる前にお手入れしましょう。

空焚き

基本的に鍋にはよくないとされる空焚き。でも、鉄鍋には空焚きが効果的です。鍋が丸ごと入る大きさの容器を用意し、お湯を入れておきましょう。容器がない場合は、シンクに栓をしてお湯を張ってもOKですよ。

鍋をそのまま火にかけ、空焚きを続けます。鍋から煙が出てきたらお湯に浸し、ヘラやたわしを使って焦げを落としましょう。

焦げ落としに重曹や洗剤を使うのはおすすめしません。せっかく馴染んだ油まで落としてしまう可能性があるので注意してくださいね。

銅鍋

銅鍋はとてもデリケート。優しく洗いましょう│イメージ画像:写真AC

熱伝導性に優れて耐久性もある銅鍋は、料理のプロが使うアイテムです。高性能ですがデリケートなため、重曹やクレンザー、金属製たわし、ヘラの使用は避けましょう。

変形する可能性があるので、空焚きもやめてくださいね。

鍋に焦げが隠れる量の水を入れ、沸騰させます。火から下ろして水が冷めたら、スポンジで焦げをこすり落としましょう。

どうしても落ちないときは、お酢を少し加えてみてください。

ガラス鍋

ガラス鍋は中が見えるので、丁寧にお手入れしましょう│イメージ画像:Adobe stock

耐熱性に優れているだけでなく、おしゃれな見た目も魅力なガラス鍋。便利ですが、中が見えるので丁寧にお手入れしましょう。

重曹

鍋に焦げ付きが隠れる量の水を入れ、重曹を大さじ1程度溶かします。そのまま火にかけ沸騰させ、弱火で10分ほど沸騰を維持しましょう。火から下ろして半日放置し、お湯を捨てたらスポンジでこすってください。

お酢

手順は重曹の場合と同じです。お酢を使うときは大さじ2杯入れてくださいね。

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鍋を焦がさないコツ

鍋を焦がさないためには、鍋に傷をつけたり負担をかけたりしないようにすることが大切です。以下の5点を心がけましょう。

  • 火力を強くしすぎない
  • 空焚きしない
  • 油を全体に引く
  • ヘラを使う
  • 調味料は最後に入れる

鍋の素材によって焦げの落とし方は異なります。正しいお手入れをして、長く使ってくださいね!

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